私が帰省している間にnamがスレを2つ立てたようですが、失笑すらしかねるお粗末なものだったので、さくっと刈っておきましょう。 一. 刻下の一問題たる国債報償金整理に付ては世上一般に注意を惹きつゝあれは同会に於ても啻に傍觀する能はす会の意見を提出し飽迄も干渉し人民に疑惑の念を懐かしめさる様なさんと而して其要は此際該金全部を緻密に調査を遂け「ベツセル」一派より現に保管中のもの幷に支出不明のものをも全部回收したる上該金を政府へ献金するか将た統監府へ預け置き他日の用に為さんとの意見に決定此決議を国債報償会へ提出して各団体の意見を徴し同意の上委員を設け調査すること 二. 咸鏡北道観察使尹甲炳は今回郡守任命に付多額の金員を収賄したるとの噂あるを以て同会は之を調査し若し事実なれは断然同会を除名し公平なる処置に出てしむる事
まず1つ目のスレ。
梁起鐸逮捕方法で見る日本の意図
1.
統監府文書 1908年 3月11日
大韓毎日新報社で募集した国債補償金 42.535ウォン余りを 天一銀行に預金中なのに
今月 6日この会社社長ベセルさんと 主事 梁起鐸バックヨングギュ尹雄烈 4人がお互いに議論してその中 3万ウォンを
引き出して秘密裡に仁川 港英涯豊 銀行に預金したと言いますこれと関して該当の銀行は
清国 上海本店を持っているし仁川はその地点でかつて補償金を預入した仕事がないです
つまりこの事は後日に紛争をもたらす要素になると言います
（中略）
...........
1908年 3月11日文書を見れば統監府は大韓毎日新報社で募金した 42.535ウォンの中に 30.000ウォンを
紛争の原因で扱って後日国債補償金横領疑いの操作事件を予告しています
ここで挙げられている史料は警秘第977号の1「国債報償金の件」（『統監府文書2』p266収録）というものです。
ではさっそく原文を確認しましょう。
大韓毎日申報社に於て募集したる国債報償金四万二千五百三拾五円余を天一銀行へ預金中の処本月六日同社長「ベツセル」氏及同社主事梁起鐸、朴容圭、前軍部大臣たりし尹雄烈の四名相議り内金三万円を引出し密かに仁川港英涯豊銀行に預金したりと云ふ
因に該銀行は淸国上海に本店を有し仁川は其支店にして曽て報償金を預入したることなし畢竟此事たる他日紛議を来す素因ならんと云ふ右及報告候也 隆煕二年三月十一日 警視総監 丸山 重俊 統監代理 副統監 子爵 曾禰 荒助 殿
赤字部分は「これまで仁川淮豊銀行へ報償金を預け入れたことはなかったので、この処置は結局いずれ紛議を起こす原因になるだろう」という意味であり、また文末に「云ふ」とあることから、丸山が聞きこんできた情報・予想です。
つまり、この史料はnamのいうような「操作事件の予告」でも何でもなく、従って「紛争の原因で扱って後日国債補償金横領疑いの操作事件を予告しています」というnamの主張は成立しないということです。
これ、翻訳機のせいとかじゃなくnamの読解能力に著しい欠陥があるせいだわなと。
次は2つ目のスレ。
お粗末な言い訳は必要ないです
現在問題になっている国債補償金整理問題に対しては世の中一般で警告を催して
あるので 同会でも傍観だけできない
会に意見を提出して最後まで干渉して国民の疑惑を持たないようにしなければならない
そして要点はこの機会にその金額全部を緻密に調査してベセル一派から現在保管中のことと
支出不明の物まで全部回収した後その金額を政府に献金していたかまたは統監府に任せて
置いてから後日のために書くことに意見を決めてこの決意を国債補償回に提出して
各団体の意見を集めて同意を得た後委員を置いて調査すること
http://db.history.go.kr/url.jsp?ID=jh_tg_005_0090_0850
え？この史料が「namgaya33 08-17 12:58:13 統監府が義捐金を元々の主旨と行き違うように処理する計画を立てていたことです国債補償運動を助けるのではなく邪魔するのに目的があったという証拠です」なんて言うの？まさか、▲ベセルの起訴に関する問題についてで、「namgaya33 07-27 09:14:01 補償金を日製総監部が横領したと言うこと統監府文書にある」と発言した『統監府文書』ってこのことですか？
はっきり言いましょう。バカだと。
では、史料原文を見て、なぜバカと断言したのかを説明しましょう。史料の正式名称は憲機第522号「一進会評議員会決議案報告」（『統監府文書p259収録）です……はーい、この時点でオチが分かった人、オチはばらさないでしばらくお付き合いくださーいｗ
八月二十八日金曜日一進会本部に於ては例会なる評議員会を開会したるか其決議したる要領は左の二件なりしと 以上 明治四十一年八月二十九日
そうです。史料名見た時点で出オチでしたｗ これは史料名通り一進会の行動についての憲兵報告です。
つまり、本文にある費消事件の調査や、報償金を回収し、政府に献金するとか統監府に預けるとかいう話は全部一進会が討論決議したことであって、統監府は全く関係ないのです。
ゆえに、この史料を以て「統監府が義捐金を元々の主旨と行き違うように処理する計画を立てていたことです国債補償運動を助けるのではなく邪魔するのに目的があった」なんて解釈するnamはバカだと断定したのです。
自分の提示する史料くらいきちんと読めよと（嘲笑） つか自爆じゃねーかｗｗｗ
…まぁ、NAVERのころはこんな自爆がけっこうあったと聞きますがネ。
そういうわけで、今回もnamの行動は全く無意味でした♪
しゃおこー★嘲笑中
▲사료는 분명하게 읽자↓
▲史料はちゃんと読もう↓