( ・ิω・ิ)ノ ども。umibozeですよ。
3月末から4月頭にかけて、ちょろっと旅に出てきましたよ。
まずは新千歳空港から仙台空港へLCCで。ここで、機材繰りの影響なのか、新千歳の発が15分ほど遅れるとのこと。結構ぎりぎりな行程を組んでいたので少し焦ってみる。
仙台空港に到着して、飛行機のドアが開いたら・・・目的の列車まであと10分しかない。慌てて早足で(走ったら疲れるから)空港を出て駅に入って自動券売機で切符を買って自動改札を通って・・・何とか間に合った。
そしてやって来たのは仙台駅。
空港からの列車が仙台駅に着いたら、改札階までのエスカレータに長い行列が。2両編成(?)の乗客全員が、一箇所のエスカレータに集中するのね。それは混んで当たり前だわ。何とか改善出来ないのかね。
良い天気だ。これで飛行機が遅れなければ良い旅なんだけど。
駅舎の中には、同じ宮城県内出身な石ノ森章太郎「サイボーグ009」柄のコインロッカー。
その横には石ノ森萬画館の宣伝と・・・おさかなくん?何故だ?
さて、仙台駅にやって来たけれども、この旅の目的地は仙台ではありません。もっと南の方です。そこで、常磐線の列車に乗って、ひたすら南へ向かいますよ。
以前、2016年の10月に、石巻から東京へ向かうのに常磐線に乗ったけど、そのときは浜吉田~相馬間が不通だったので、亘理~相馬間を代行バスで移動。今回は既に浜吉田~相馬間が復旧していたので、仙台から原ノ町まで一本の列車で移動。やっぱり乗り換えが無いのは便利ですな。
亘理の辺りから山側を見ると、田んぼと思われる平地が広がる。こんなひたすら広い平地で津波が来たら、どこに逃げれば良いんだろ。
新線に付け替えられた高架上の坂元駅から海の方を見ると、遠くで何やら工事中の様子。常磐線の旧線跡で道路を作っているんだろうか。
新線区間は高架化されて踏切が全く無いのかと思ったら、地べたを走る区間に幾つかあるのね。踏切の新設は認められないはずだけど、移設扱いで設置してるのかしら。
原ノ町に到着すると、隣のホームに浪江行きの列車がスタンバイ。急いで乗り移ると、運転士が見習いなのか、運転席に乗務員が2人。あずましくないな。というわけで、一本後の列車に乗ることにして、原ノ町の駅を出てみる。
まぁ、駅を出ても何も無いのですぐに駅の中に戻ったんだけれども。駅舎の中には「原ノ町駅陣屋」の看板が掲げられたスペースが。中を覗いてみると、相馬野馬追いの衣装や道具が展示されている様子。
更に奥を見ると、「試着中」の札と、中途半端に開いたカーテンの向こうに見える更衣室の中の甲冑。
「甲冑の試着方法」なんてパネルがあるけど、セルフサービスなのか?
コンビニで買った菓子パンで空腹を凌ぎながら時間を潰し、お次の浪江行きの列車に乗る。
浪江駅では、駅舎から3本目の線路に到着。駅舎側の2本の線路は上下主本線なのか仮設通路で塞がれ、跨線橋を通らなくても行き来出来るようになっていますよ。
駅舎の壁にはお約束の線量計が。浪江駅の空間線量率は、0.317µ㏜/hだそうですよ。
駅前にも線量計があり、こちらは0.229µ㏜/hだそうで。
10分ほど待っていると、代行バスがやって来ましたよ。
「JR代行バス ご一行様」ですか。
左右の一列目は乗務員スペース(?)になっていて、「現地点における車内の空間線量率」なんて画面を開いたパソコンが置かれていましたよ。以前乗ったときは、バスの天井からディスプレイが降りてきて、この画面を乗客に常時見せていたんだけど、今回はバスがショボいのかそんなディスプレイは無かったの。
(参考)前回のバスのディスプレイ
バスは定刻に浪江駅前を発車。国道6号を通って、富岡駅へ向かいます。
明るい時間にここを通るのは初めてだな。「注意 この先帰還困難区域(高線量区間を含む)」「注意 自動二輪車 原動機付自転車 軽車両 歩行者は通行出来ません」なんて看板が立てられてたんだな。
「猪と衝突」って、人が住まなくなってから野生動物が大繁殖してるんだっけか。衝突事故も多いのかね。
沿道の私有地や脇道へ出入り出来ないように、無数のフェンスで遮られていますね。
道路にも線量計がありましたか。0.913µ㏜/hですか。これはこれは。
しばらく進むと、左側に座ってた白人のおっさんが外にカメラを向けてシャッターを切り出す。
見ると遠くに無数のクレーンが。あれが福島第一原発か?あの木の向こうに白い壁のように見えるのが原子炉建屋なのか?
(;´・д・)こんな近くを走って、本当に大丈夫なのかね。
(;´・д・)2.422µ㏜/hですか。
富岡町の看板が見えてきましたよ。そろそろ終点のようです。
国道から左に折れ、真新しい住宅が並ぶ中を通り抜けて到着した富岡駅。この辺りも一帯が津波にさらわれたのかしら。
ここにもお約束の線量計。0.064µ㏜/hですと。
運賃表。富岡~浪江間の線が途切れてますよ。あと2年だっけ。
駅名標は、下り方の隣接駅名がシールで隠されていますよ。
富岡からは、こんな単線の田舎線区(失礼)に似つかわしくない車両で運転。全線復旧したら、原ノ町~浪江間で乗った車両でいわきまで運転することになるのかしら。その方が良いな。前面展望撮りやすいから。
この後は、常磐線沿線の街で一泊。
~ 続く ~
( ・ิω・ิ)ノ ども。umibozeですよ。
3月末から4月頭にかけて、ちょろっと旅に出てきましたよ。
まずは新千歳空港から仙台空港へLCCで。ここで、機材繰りの影響なのか、新千歳の発が15分ほど遅れるとのこと。結構ぎりぎりな行程を組んでいたので少し焦ってみる。
仙台空港に到着して、飛行機のドアが開いたら・・・目的の列車まであと10分しかない。慌てて早足で(走ったら疲れるから)空港を出て駅に入って自動券売機で切符を買って自動改札を通って・・・何とか間に合った。
そしてやって来たのは仙台駅。
空港からの列車が仙台駅に着いたら、改札階までのエスカレータに長い行列が。2両編成(?)の乗客全員が、一箇所のエスカレータに集中するのね。それは混んで当たり前だわ。何とか改善出来ないのかね。
良い天気だ。これで飛行機が遅れなければ良い旅なんだけど。
駅舎の中には、同じ宮城県内出身な石ノ森章太郎「サイボーグ009」柄のコインロッカー。
その横には石ノ森萬画館の宣伝と・・・おさかなくん?何故だ?
さて、仙台駅にやって来たけれども、この旅の目的地は仙台ではありません。もっと南の方です。そこで、常磐線の列車に乗って、ひたすら南へ向かいますよ。
<iframe src="//www.youtube.com/embed/q4rHPac0jwQ" class="note-video-clip" width="640" height="360" frameborder="0"></iframe>
以前、2016年の10月に、石巻から東京へ向かうのに常磐線に乗ったけど、そのときは浜吉田~相馬間が不通だったので、亘理~相馬間を代行バスで移動。今回は既に浜吉田~相馬間が復旧していたので、仙台から原ノ町まで一本の列車で移動。やっぱり乗り換えが無いのは便利ですな。
亘理の辺りから山側を見ると、田んぼと思われる平地が広がる。こんなひたすら広い平地で津波が来たら、どこに逃げれば良いんだろ。
新線に付け替えられた高架上の坂元駅から海の方を見ると、遠くで何やら工事中の様子。常磐線の旧線跡で道路を作っているんだろうか。
新線区間は高架化されて踏切が全く無いのかと思ったら、地べたを走る区間に幾つかあるのね。踏切の新設は認められないはずだけど、移設扱いで設置してるのかしら。
原ノ町に到着すると、隣のホームに浪江行きの列車がスタンバイ。急いで乗り移ると、運転士が見習いなのか、運転席に乗務員が2人。あずましくないな。というわけで、一本後の列車に乗ることにして、原ノ町の駅を出てみる。
まぁ、駅を出ても何も無いのですぐに駅の中に戻ったんだけれども。駅舎の中には「原ノ町駅陣屋」の看板が掲げられたスペースが。中を覗いてみると、相馬野馬追いの衣装や道具が展示されている様子。
更に奥を見ると、「試着中」の札と、中途半端に開いたカーテンの向こうに見える更衣室の中の甲冑。
「甲冑の試着方法」なんてパネルがあるけど、セルフサービスなのか?
コンビニで買った菓子パンで空腹を凌ぎながら時間を潰し、お次の浪江行きの列車に乗る。
<iframe src="//www.youtube.com/embed/lb7lhpTw8xA" class="note-video-clip" width="640" height="360" frameborder="0"></iframe>
浪江駅では、駅舎から3本目の線路に到着。駅舎側の2本の線路は上下主本線なのか仮設通路で塞がれ、跨線橋を通らなくても行き来出来るようになっていますよ。
駅舎の壁にはお約束の線量計が。浪江駅の空間線量率は、0.317µ㏜/hだそうですよ。
駅前にも線量計があり、こちらは0.229µ㏜/hだそうで。
10分ほど待っていると、代行バスがやって来ましたよ。
「JR代行バス ご一行様」ですか。
左右の一列目は乗務員スペース(?)になっていて、「現地点における車内の空間線量率」なんて画面を開いたパソコンが置かれていましたよ。以前乗ったときは、バスの天井からディスプレイが降りてきて、この画面を乗客に常時見せていたんだけど、今回はバスがショボいのかそんなディスプレイは無かったの。
(参考)前回のバスのディスプレイ
バスは定刻に浪江駅前を発車。国道6号を通って、富岡駅へ向かいます。
明るい時間にここを通るのは初めてだな。「注意 この先帰還困難区域(高線量区間を含む)」「注意 自動二輪車 原動機付自転車 軽車両 歩行者は通行出来ません」なんて看板が立てられてたんだな。
「猪と衝突」って、人が住まなくなってから野生動物が大繁殖してるんだっけか。衝突事故も多いのかね。
沿道の私有地や脇道へ出入り出来ないように、無数のフェンスで遮られていますね。
道路にも線量計がありましたか。0.913µ㏜/hですか。これはこれは。
しばらく進むと、左側に座ってた白人のおっさんが外にカメラを向けてシャッターを切り出す。
見ると遠くに無数のクレーンが。あれが福島第一原発か?あの木の向こうに白い壁のように見えるのが原子炉建屋なのか?
(;´・д・)こんな近くを走って、本当に大丈夫なのかね。
(;´・д・)2.422µ㏜/hですか。
富岡町の看板が見えてきましたよ。そろそろ終点のようです。
<iframe src="//www.youtube.com/embed/SAb8Ar_lJ44" class="note-video-clip" width="640" height="360" frameborder="0"></iframe>
国道から左に折れ、真新しい住宅が並ぶ中を通り抜けて到着した富岡駅。この辺りも一帯が津波にさらわれたのかしら。
ここにもお約束の線量計。0.064µ㏜/hですと。
運賃表。富岡~浪江間の線が途切れてますよ。あと2年だっけ。
駅名標は、下り方の隣接駅名がシールで隠されていますよ。
富岡からは、こんな単線の田舎線区(失礼)に似つかわしくない車両で運転。全線復旧したら、原ノ町~浪江間で乗った車両でいわきまで運転することになるのかしら。その方が良いな。前面展望撮りやすいから。
この後は、常磐線沿線の街で一泊。
~ 続く ~