壁のようにそびえる燕三条駅舎。上越新幹線の完成とともに開業した比較的新しい駅だ。続いて下の画像をご覧いただきたい。
同じく燕三条駅舎。時計塔の位置まで同じで区別がつかないが、上の画像が「三条口」、下が「燕口」となる。実は、この駅は「三条市」と「燕市」という2市にまたがって建っているのだ。そのため、普通なら東口・西口などとなる出口の名が、それぞれの市名を冠したものになっている。
両市の境に駅がつくられたから当然、駅名をどうするか問題になるが、ここで登場するのは、かの田中角栄である。彼は駅名を「燕三条」とし、「燕」を先にした。そのかわりに駅長室を三条市部分につくり、駅の所在地を三条市にした。こうして両市の顔を立てたのだという。そもそも上越新幹線は田中角栄が敷いた鉄道だ。
両市の境に駅がつくられたから当然、駅名をどうするか問題になるが、ここで登場するのは、かの田中角栄である。彼は駅名を「燕三条」とし、「燕」を先にした。そのかわりに駅長室を三条市部分につくり、駅の所在地を三条市にした。こうして両市の顔を立てたのだという。そもそも上越新幹線は田中角栄が敷いた鉄道だ。
燕口側の正面に見えるのは、北陸自動車道の高架橋である。この駅のすぐそばにインターチェンジがあるが、これも両市にまたがっており、名前は「三条燕」。駅名が燕三条だから、インターチェンジは三条燕にしたのだという。よそ者には「何だかなあ」であるが、地元住民にとっては重大な問題なのだろう。
燕口には、子どもと遊ぶ良寛の像がある。良寛が後半生を過ごした「五合庵」が燕市内にあるのだそうだ。
以前からここを通っていた弥彦線にしてみれば、降って湧いたように新幹線接続駅となったわけである。だが、弥彦線としては無人駅で、扱いはやや寂しい。駅舎のはずれに業務用のような薄暗い通路があって、その先にホームがある。
新幹線高架の真下にある、簡素な弥彦線ホーム。件の経緯から駅の所在地は新潟県三条市になっているが、この駅名標が立っている位置は燕市なのである。しつこいようであるが、そうなのだ。
駅舎内に突如現れる鳥居。これはミニチュアで、実物は弥彦村役場の近くの道路にそびえる、高さが30mあるという日本一の大鳥居。弥彦線の車窓からも見える。上越新幹線の開業を記念して造られたという。
燕市は金属製洋食器に代表される金属加工業、三条市は包丁や作業工具などの金属加工業が盛ん。そんな両市の特産品が、これまた平等に展示されていた。
소재지 | 일본 니가타 현 산조 시 |
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좌표 | 37°38′52″N 138°56′19″E |
개업일 | 1982년 11월 15일 |
승강장 구조 | 혼합식 승강장 2면 3선 (신칸센) 단선 승강장 1면 1선 (야히코 선) |
동일본 여객철도 조에쓰 신칸센 | |
동일본 여객철도 야히코 선 | |
야히코 기점 12.9 km |
ニキータ県 - スバメサンゾ役 (燕三