자동차

PRIUS、細かい燃費はどうでもいい

 日本自動車販売協会連合会・全国軽自動車協会連合会・日本自動車輸入組合は8日、2015年12月の車名別販売台数を発表した。これによると、TOYOTAのハイブリッド車(HV)「PRIUS」が30か月ぶりに首位を獲得したことがわかった。販売台数は1年前より55%増の16,406台だった。それまで首位だったTOYOTA「AQUA」が2位、3位はDAIHATSU「TANTO」だった。


【画像:東京モーターショーに出展された新型「PRIUS」】
 12月の4代目「PRIUS」発売が首位獲得に繋がったことは明らかだ。しかし、この新型「PRIUS」は、燃費の良さだけで選ばれているのだろうか。


【画像:嵐山(京都府京都市)で見かけた個人タクシーの「PRIUS」】
 初代「PRIUS」が発売されたのが何年だったか、覚えているだろうか。京都議定書が採択された1997年である。
 当然のことながら、「PRIUS」の製品開発はそれよりも前に始まったわけだが、これが大急ぎだった。わずか2年強で製品化にこぎつけたのだ。TOYOTA社内でも、あまりの早さに「特急プロジェクト」と呼ばれた。1995年に新社長に就任した奥田碩(現・相談役)が、「燃費2倍の車を、1997年の京都COP3(第3回国連気候変動枠組条約締結国会議)に間に合わせろ」と命じたのだ。
 燃費2倍の実現は、エンジン性能の追求だけでは不可能だった。それでも、特急で開発できたのは、0スタートでは無かったからだ。それまで、電気自動車(EV)を研究する部署、ガソリン車の燃費を1.5倍向上を目指す「G21」部署などがバラバラに開発を進めていた。それまでバラバラに開発していたものを1つにまとめたのが、「PRIUS」だった。
 世界でも初めての高性能HV「PRIUS」の発売に、消費者から大きな注目が集まった。国内外の自動車メーカーにはショックが走った。エンジンと強力な電気モーターを組み合わせて走行し、巨大なバッテリーとインバーターを搭載するHVは、他のメーカーの常識をはるかに超えていたのだ。その後、TOYOTAのHV技術がNISSANやFordに供給されたのは、言うまでもない。


【画像:嵐山のお寺に駐車されたHVの数々(PRIUS、FREED、VELLFIRE、CROWN)】
 あれから、20年近い月日がたった。4代目「PRIUS」を開発するにあたり、TOYOTAの開発チームは、「PRIUS」の在り方を考えた。そして、「『PRIUS』は、TOYOTAの先進的な機能を持ち合わせた車」であり、単純に燃費だけを追求した車は「PRIUS」ではないという結論に至った。
 東京や大阪はもちろん、New YorkでもParisでもBangkokでも、街中を見てほしい。今ではHVが腐るほど走っている。TOYOTAだけでない。GMもFordもHondaもNISSANもBMWもHVを販売している。


【映像:新型「PRIUS」のCM】
 もはや、細かい燃費なんてどうでもいいという姿勢は、昨年末から放映されている「PRIUS」の製品CMにも表れている。
 CMには、福山雅治と大泉洋(犬)が登場するのだが、2人は次のようなやり取りをしている。

大泉(犬)「さらに燃費なんだけどね。あ、ここからが大事なとこr・・・」
福山「うん。また、今度でいいよ。
犬(大泉)「・・・」


【画像:京都の街では、PHVやEVもゴロゴロ走っている】
 もう一度言おう。燃費のいい車など腐るほど走っているのだ。それでは、新型「PRIUS」は燃費に加え、何に重点を置いているのか。
 2009年11月、「第1回交通安全に関する世界閣僚会議」がモスクワで開催された。この会議で、2011年から2020年を「交通安全のための行動の10年」とするよう国連総会に要請する「モスクワ宣言」が採択された。これを受けて、国連総会では2011年から2020年を「交通安全のための行動の10年」とすることが決議され、正式に宣言された。
 新型「PRIUS」は、まさにモスクワ宣言を意識して、安全性能の強化を図っていると言える。サイドカーテンエアバッグが付いているとか、横滑り防止装置(ESC)が付いているとか、その程度の安全装備は、廉価グレード(E)を含め、全車標準装備になっている。




 量販グレード(A)以上では、「TOYOTA Safety Sense P」が標準装備されている。廉価グレードにも、税込86,400円でTOYOTA Safety Sense Pが追加できる。TOYOTA Safety Sense Pは、カメラ、レーダー、自動ブレーキ・アクセル・ステアリング制御によって、適切な車間距離の維持、逸脱事故を防ぐ車線回復、前方車両および歩行者との 衝突防止を自動で支援するシステムだ。なお、量販グレードには、TOYOTA Safety Sense Pに加え、自動ステアリング制御によって駐車を支援する「シンプル・インテリジェントパーキングアシスト」も標準装備されている。
 「PRIUS」のHV技術がFCV技術の礎であるならば、TOYOTA Safety Sense Pは自動運転車技術の礎と言える。


 さらに、新型「PRIUS」は、路車間通信・車車間通信システム「ITS CONNECT」にも対応している。全車オプション(税込27000円)ではあるが、TOYOTA Safety Sense Pとシンプル・インテリジェントパーキングアシストに、ITS CONNECTを足すことで、ほぼ「自動運転」の環境を作ることが可能になる。
 次世代車両の基礎技術を携えている4代目「PRIUS」。低重心化でスポーツカーのような安定した走りも、人気の秘訣となっている。単に低燃費を追い求める車から卒業したのは、明らかだ。


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