スーパーGT韓国戦は延期が決定。

　なんかね、もう。
時事板でも既に扱われているのですが....
ネタとしてこれはもう、自動車板に「永久保存」しておかねばならないのではないかと思います(--;


今年５月、ＫＩＣ(韓国ＧＰの開催地であるあそこです)で、エキシビション扱いとは言え、開催されることになっていたスーパーＧＴレース（詳細は dkool氏が作ったスレッドを参照のこと）....

(dkool氏　＜　図版、お借りしました。深謝)

スーパーGT　韓国大会　5/17～.19
/jp/exchange/photo/read.php?uid=17409&fid=17409&thread=1000000&idx=1&page=2&tname=exc_board_20&number=10276


　ある意味、予定どおりとも言えるかもしれませんが....




以下引用開始
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スーパーGT韓国戦は延期が決定。開催時期は未定
http://as-web.jp/news/info.php?c_id=2&no=47796

　GTアソシエイションは18日、5月17日〜18日にコリア・インターナショナル・サーキットで予定されていたエキジビション戦『SUPER GT All Star IN KOREA』を"諸般の事情により"延期すると発表した。

　今季初開催が予定されていた韓国でのスーパーGT。昨年12月に開催に向けた仮調印がされてから、GT500クラスが15台、GT300クラスが15台参加する予定で計画が進められ、日本からトランスポーターを陸路で輸送する予定を立てるなど、開催に向けてさまざまな計画が立てられていた。

　しかし、GTAでは大会を主催するウ・ミョン・ホールディングスと協議を重ねた結果、「諸般の事情により、同大会の開催を延期することを決定するとともに、今後の開催に向けて継続して協力することで合意した」と発表。5月の開催は延期すると明らかにした。

　オートスポーツwebがGTAに取材したところによれば、開催までちょうど一ヶ月というこのタイミングでの延期決定については、「開催に向けて双方でギリギリまで調整してきた結果」だという。また、延期後の開催時期については「現在韓国側と調整している」とのことだった。
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以上引用終了


　なんかね、もうｗ
既視感ありまくりというか予定調和というかｗ
昨年１２月に、開催のための「契約書」に対して、仮調印が行われていた事は、記事にもあります。
ところが、そもそも１ヶ月前になっても「本調印が行われていなかった」ということが何かを匂わせていますw
考えてみれば「正式に調印、確定事項になりました」という情報が皆無だったんですよね....


　仮調印した際に交わした契約書は、ほぼ「本調印」の際に使用されるものと同一のものです。　強いて違いがあるとすれば、文字通りの些末な部分だけ。　仮調印の際に取りこぼした部分の条件について記述された部分だけ、というのが通例です。

ところが、ウ・ミョン・ホールディングス、そしてＧＴＡのいずれもが「了承できない」部分があり、且つその点について議論を交わしたが、合意を得ることが出来なかった。
つまり、「些末」とは言えない部分で合意を得ることが出来ず、既に販売していたチケットの払い戻し費用を支払ってでも、延期という手法を取らなければならなかった。
ここまでは誰でも想像できる部分です。

　では、その「些末」とは言えない部分とはなんなのか？
先に書いたように、「大枠」について合意し、仮調印までは行っているわけです。
そして「絶対に了承できない」という部分は、なくなっているはずなのです。
にもかかわらず「延期」(それも期限を切っていない)という事になったとすれば、考えられることは１つしかありません。




「ロジスティック（運送）」に関わる費用の分担比率、「興行収益」の分配比率、運営にかかる費用の分担比率など、考え出せばきりがありません。
そして、間違いなく言えることは「契約」の根幹に関わる部分に変更を求められるようなことを提案されなければ、ＧＴＡは「ＮＯ」とは言わない、ということです。


なぜそういいきれるのか？
ＧＴＡは、「契約」を遵守する企業であり、そのような部分の管理については、自分に対しても、あるいは他者に対しても厳しい企業です。　そして、「契約」を遵守することだけが、「ＦＩＡ管轄の、公認ＧＴレースを主催する」企業としての信頼を担保する、客観的に再検証可能な証拠になると知っているからです。
これを根拠としてとらえるなら、「合意しているはずの内容」を反故にするようなことを言い始めたのは、ＫＩＣ側になるはずですが(--;

　まぁ、今のところ、「延期」に至ることになった本質的な理由は、明かされていません。
「延期になった」という事実だけが、公表されています。
この後、事実が公表されることになるのかもしれませんが、１つ、言いたいことは、あります。


ＧＴＡの、代表取締役社長である板東正明氏は、例の「WEDS SPORTS」のロゴと、車両のカラーリングを剽窃された、板東レーシングのオーナー監督だった人なんですよね。
これを考慮するなら、板東さんは、「韓国人」のやり口を、最もよく知る人物の一人と言ってよい人のはず。
韓国が「なにを言い出すか判らない」民族の国だということを、忘れていたのかな(--;

　個人的な想像を書くとすれば....
板東氏の性格を考えると、「絶対にそれは許容できない」と言った最大の原因は、金銭面ではなく、「ドライバーの安全」を確保するという部分での条件を、韓国側が満たすための努力を怠っていたことが判明した....あたりが本命のような気がしますが。


　さて。
記事の中では「、今後の開催に向けて継続して協力することで合意した」となっていますが、たぶん２０１３年は、無理w

スケジュール

Rd.	Date		場所
第1戦	4月6日・7日		岡山国際サーキット
第2戦	4月28日・29日		富士スピードウェイ
エキシビション	5月18日・19日		韓国インターナショナルサーキット
第3戦	6月15日・16日		セパンサーキット
第4戦	7月27日・28日		スポーツランドSUGO
第5戦	8月17日・18日		鈴鹿サーキット
第6戦	9月7日・8日		富士スピードウェイ
第7戦	10月5日・6日		オートポリス
第8戦	11月2日・3日		ツインリンクもてぎ
FSC	11月15日～17日		富士スピードウェイ

　前後１ヶ月の準備期間を空けて設定していたレースを、いったいどこに「延期」する余裕があるのか？w
どこぞの馬鹿な国の感性の持ち主なら「日本国内で行うレースを延期してでも、韓国国内でレースを行えるようにリスケジュールすべきだ」とか言い出すのでしょうがw

ま、ある意味、スーパーＧＴレースの韓国戦は、実質的に「中止」と考えた方がよさそうな気もしますけどね。
少なくとも、韓国の輸送業者は「サーキットまで、きちんと車両を運送することが出来ない」という事例が残っている以上、やらない方が全てのチームのためだと思いますがね。

(p.s.　Ｆ１は、ＦＩＡが抱えている輸送専門のチームがあるので、韓国国内の"輸送業者"は、ほぼノータッチです)




2013/04/20追記
　別スレ立てるかもしれませんが、一応フォロー。
東亜日報から、以下の記事が出ました。

北朝鮮の威嚇がとばっちり？ スーパーＧＴ韓国大会延期
http://japan.donga.com/srv/service.php3?bicode=040000&biid=2013042089018

記事によれば、「北朝鮮からの攻撃による危険性」を危惧した一部チームからの抗議が、延期の原因になっているということですが....これが原因なら、普通に発表できる理由だと思うのですがねー。
実際には、GTA側は敢えて理由を伏せているわけで。

韓国側からの一方的な情報なので、GTA側からの広報からの発表待ちかな。
沈黙を守るとしたら、「それじゃない」な可能性は大きいと思いますけどね。