USAF “2017年でF-4戦闘機の運用を全廃へ！”
USAF
2017年でF-4ファントム戦闘機の運用を全廃へ・初飛行から59年で幕！
U.S. Air Forceが2017年でF-4 Phantom戦闘機の運用を全廃させる方針であることが9日までにFlightglobalの報道で明らかとなった。
USAFは現在、F-4の派生機となるQF-4、22機を無人の演習用の標的機として運用しているが、QF-4の後継としてF-16の派生機となるQF-16の無人化改修のメドが付き、今後はQF-16を演習用の無人標的機として使用できることが固まったことが今回の決定につながった。
USAFでは、現存しているQF-4については退役させるのではなく、演習で標的機として全機、撃墜することで使い切ることを予定している。
F-4は現在はBoeingに吸収合併されたMcDonnell Douglasの機体となるが、派生機のQF-4についてはBAE Systemsで2013年まで生産されていた。
QF-4の最終生産ロットは、2013年11月に納品された300機となった。
これにより、冷戦初期から中期にかけて活躍したF-4のUSAFでの運用は、1958年の初飛行から59年で終結を迎えることとなる。
■News Source （businessnewsline）
http://www.businessnewsline.com/news/201511092348590000.html