ホテルに戻ってきて、テレビをつけたら、Washington AUTO Showの紹介番組をやっていたので、早速、ネットで調べたら、会場が思いのほか近くで、遅い時間まで開いていることがわかったので、出かけてきましたよ。

上の階がアメリカ車で、下の階がその他の国の展示場です。

下の階の入り口では、ToyotaとHyundai がお互いを牽制するように向かい合って展示されていましたよ。

こういったショーでは、普段は触れらない高級車に人が集まりがちなので、実用車のブースはあまり人がいないのが普通ですが、それにしても東京のモーターショーと比べると人がまばらです。

それでも、デトロイトの北米国際自動車ショーが終わったばかりなので、いくつかのコンセプトカーも

展示されていましたよ。

さすがに、このLEXUS LF-LCには、人が集まっていましたね。

それでも、こんなものですけどね。

その他には、同じく北米国際自動車ショーで発表されたNS4とか、昨年の東京モーターショーで発表されたFCV-Rなんかがありましたね。

こいつらは、見てのとおり、放置されています。

その中で、賑やかだったのは、FIATですよ。クライスラーを傘下におさめた後、アメリカに進出するつもりなのでしょうか、派手な音楽と、会場内で、FIAT-500の試乗会をやってましたね。

先代のFIAT-500も持ち込んで、かなり派手にプロモーションしてましたけど、V8こそがエンジンと思っているアメリカ人に、本気でFIAT-500を売るつもりなのでしょうか?

昔のFIAT-500にまつわる逸話をご紹介しますよ。

ある女性が、FIAT-500のなかで強姦されたと訴えました。

韓国の話ではありませんよ。イタリアです。

結局、裁判所は訴えられた男に、無罪の判決を言い渡しました。

その理由は、

「FIAT-500の中では、女性の合意が無ければ、事に及ぶことができない。」

と言うものでした。

近くで見ると、本当に狭いですね。納得です。

そんな中、会場の奥では、ヒストリックカーを販売していましたよ。

これは、1967年のAustin-Healey 3000 Mk III。いわゆるBig Healeyです。日本では、Austin-Healeyと言うと、いわゆるカニ目（英語だとFrogeye/Bugeye）と呼ばれるAustin-Healey Sprite Mark Iの方が、人気があるのでは無いでしょうか? Big Healey好きの方、ごめんなさいね。

値段は、$59,999でしたよ。これって、安いの？

ずーと新しくなって、これは、1999年製のFerrari F355 Spider F1です。

これも、上のAustin-Healry 3000 MKⅢと同じ$59,999。こっちは、日本より安いですね。車の程度はわかりませんけどね。

同じ値段なら、どちらを選びますか?

これは、1967年のCorvette 427 Coupeです。排気量は7Lもありますね。アメリカ車好きの方には、垂涎の的でしょうが、Hakusanの好みとは違いますね。これが、会場の中では一番高くて、$79,999でしたよ。アメリカらしいですね。

1970年のMustang Mach1ともありましたけど、すでに売れてましたよ。買う人がいるんですね。

さて、恒例の路上調査の結果をお知らせしますよ。

ここWashingtonでは、韓国車の数はN.Yより圧倒的に多くて、119台中7台でした。YF Sonataもありましたよ。

ところが、日本車も増えていて、なんと74台が日本車でした。62%ですね。

アメリカ車以外では、この他にBMWやMercedes-BenzやAudiもありますから、純粋なアメリカ車は20%に満たないのではないでしょうか?

アメリカは、場所によって、売れる車が偏っていますよね。

Washingtonから、現地リポートでした。

長旅を終えて、明日、帰国します。

帰国して落ち着いたら、AUTO Show で見たYF Sonataの事など、またお知らせしたいと思います。

乞うご期待。