乳酸菌の保健
乳酸菌の保健効果 1.整腸作用 発酵乳のヒトに対する生理的機狽フ一つが整腸作用で、栄養不良性や抗生物質誘導性下痢症、小児下痢症、慢性の便秘症の改善効果が報告されている。下痢や便秘の便性の改善は腸内有用菌であるビフィズス菌の増殖によって、腸内腐敗菌であるウエルシュ菌や大腸菌を減少させ、腸内環境が改善される。 2.血中コレステロール低下作用 我が国では心疾患による死亡は高く、コレステロールの過剰摂取がアテローム性の心疾患を起こす原因と言われている。発酵乳の摂取は血中コレステロールの濃度を低減させる作用があると報告されている。血中コレステロールの低下にはマクロファージが酸化型コレステロールを取り込み、血管壁へ沈着させるので、このコレステロールを減少させることが必要である。また、乳酸桿菌(L.casei)の発酵乳は脂質代謝を改善する。 3.がん蘭h効果 がんによる死亡者数は年間約20万人で、死因の第一位を占める。プロバイオテイクスおよびその菌体成分、また代謝産物はがんのリスクを軽減あるいは蘭hする作用があると報告されている。発酵乳はエールリッヒ腹水がんやザルコーマ180の移植がんに抗腫瘍効果がある。また、牛肉食ラットにジメチルヒドラジンを投与し、乳酸菌を添加すると発がんの発生は抑制される。アゾキシメタンを皮下注射したラットにビフィズス菌(B.longum)を飼料添加すると大腸発がんは抑制される。、さらに、フランス、オランダおよびアメリカでは発酵乳と乳がん、膵がんおよび大腸がんとの疫学調査において、発酵乳の摂取はこれらがんのリスクを軽減させると報告している。 4.血圧降下作用 高血圧症は生活習慣病の心臓病や脳卒中のリスク因子であり、これにはライフスタイルの改善が重要である。高血圧自然発症ラットに発酵乳や菌体成分を投与して、血圧降下作用が報告されている。これはプロスタングランジンI2が産生され、血管平滑筋弛緩、腎臓でのナトリウムの再吸収の抑制によって血圧が降下する。 5.免疫賦活作用 病気の蘭hや治療には免疫力を高めることが重要である。乳酸菌は腸管免疫系リンパ組織を刺激してIgA抗体産生を促進する。また、菌体の崩壊産物の細胞壁ペプチドグリカンや核酸DNAフラグメントはリンパ球の活性を高め、IgA抗体産生を亢進してNK細胞を活性化し、インターフェロンの産生を促進すると報告されている。 以上のような効果が証明されています。 しかし、生きた乳酸菌が腸まで行かなければ、その効果がないのは 言うまでもないわけで、それが可狽ネものが、特定保健用食品の指定を 受けたものであります。 明治ブルガリアL81とかヤクルトジョアなどが 代蕪Iです。いいよね 宣伝になるけど...