東大門市場、日本に進出
by キム
東大門市場、日本に進出
by キム・テジン記者
東大門市場が日本に進出する。日本のマーケットプロダクション社は30日、東大門市場店舗主を集めて東京渋谷にハングル商号の「東大門市場」を作る。店舗主は約40人が募集された。
渋谷は日本の若者が集まるファッション街だ。渋谷東大門市場は5階建ビルのうち3、4階を売り場にする。55店舗が入る嵐閧セ。総売り場面積は203坪で、1店舗当たりの実質面積は1.5坪程度。これらの店舗は東大門市場と全く同じインテリアで、販売する商品も同じ。
卸売り・小売りだけでなく日本の衣類小売り業者の注文を受け、韓国でも生産する。
主な製品は10代後半と20代前半を対象にしたヤングカジュアル。価格は日本の競争業者より20%程度安い2万9,000〜5万ウォン台で、1カ月に16億ウォンの売上を目標としている。
マーケットプロダクションは日本の場合、人件費が高くて中低価のヤングカジュアル衣類を生産する工場がないため、大部分を輸入に依存しているという点に着眼した。
東大門市場が最短期間で新商品を作り出せるという点も考慮された。流行が始まって3〜6日で同じような服を作れる唯一の場所が東大門市場ということだ。
資本金は1,000万円で今年7月東京で設立されたマーケットプロダクションは2003年までに横浜・名古屋・大阪など、7カ所に同じ規模の東大門市場を作る計画だ。
チョン・スチャン(37)韓国支社長は「日本の若者は服を選ぶ時、原産地よりデザインを重視する傾向がある」とし、「賃貸料220万ウォンに毎月の売上額の6〜8%を手数料として払う条件だ」と語った。
マーケットプロダクションは渋谷東大門市場と取引する日本衣類業者約300人を会員で募集し、年内に約1,600人にまで増やす計画だ。