記事入力 : 2012/08/02 09:14

ロンドン五輪：韓国など4組、無気力試合で失格＝バドミントン

女子ダブルスで韓国の2ペア、中国・インドネシア各1ペアが失格

　ロンドン五輪バドミントンの女子ダブルスで「無気力試合」を行ったとされる4ペア、計8選手が全員失格となるという前例のない事態が発生した。処分を受けたペアには韓国の鄭景銀（チョン・ギョンウン）－キム・ハナ組、河貞恩（ハ・ジョンウン）－キム・ミンジョン組の2ペアも含まれていた。

　世界バドミントン連盟（BWF）は1日（現地時間）に会見を開き「スポーツ精神に反する行動を取った」として、中国、韓国、インドネシアの女子ダブルス選手8人を失格処分にしたと発表した。8人は全員がこの日午後から行われる準々決勝を控えていた。

　BWFによると、4ペアは前日に開催された組別リーグの最終戦となる3試合目で、決勝トーナメントで有利な組み合わせになるよう意図的にサービスミスをするなど、無気力な試合を行ったという。大韓バドミントン協会と代表チームは「中国が先に無気力試合を行った」として異議を申し立てたが、受け入れられなかった。

　女子ダブルス予選リーグ最終第3戦が行われる先月31日（現地時間）朝の時点で、決勝トーナメントに進出する8チームはほぼ決まっていた。次に問題となるのは準々決勝の組み合わせだが、これは第3戦の結果によって決まることになっていた。ところが各組の試合開始時間がバラバラだったため、ここから悲劇が始まった。

　午前9時40分からD組の趙ウンライ－田卿組（中国）の試合が始まった。世界ランキング2位の同組は、6位のデンマークのペアに0－2（20－22、12－21）で敗れた。中国ペアはすでに2勝を挙げ、準々決勝進出はほぼ決まっていたからだ。

　8時間後の午後7時7分。鄭景銀－キム・ハナ組（韓国）と王暁理－干洋組（中国）のA組第3戦が始まった。両チームともすでに2勝を上げ決勝トーナメント進出はほぼ確定していたが、準々決勝となる決勝トーナメント初戦の相手はまだ決まっていなかった。しかし準決勝の相手は趙ウンライ－田卿組になるのは確実だった。

　世界ランキング1位の王暁理－干洋組は、準決勝で中国ペア同士が対戦するのを避けるため、予選リーグ第3戦でネットにサーブを放つなど、意図的に負けようとした。韓国代表のソン・ハングク監督が審判に抗議したため、審判はコートに出て中国ペアに口頭で警告した。しかし中国選手の態度は変わらなかった。

■中国の姑息（こそく）な手段をまねた韓国

　ここで鄭景銀－キム・ハナ組が感情的になり、中国と同じく無気力な試合を始めた。観客席からはブーイングが飛んだ。審判は両チームの選手を呼んで再び口頭で警告した。試合は韓国ペアが2－0（21－14、21－11）で勝った。中国ペアは当初の目的を達成した。

　直後の午後8時19分からは韓国の河貞恩－キム・ミンジョン組とインドネシアのメリアナ・ジャウハリ－グレイシア・ポリー組によるC組第3戦が始まった。両チームともやはり2勝を上げ、決勝トーナメント進出はすでに決まっていたが、この試合に勝つと準々決勝で世界ランキング1位の王暁理－干洋組と当たることになっていた。

　そのため両ペアとも勝つつもりはなかった。サービスは次々と失敗し、ラリーもほとんどなかった。観客席からはまたもブーイングだ。1セットが終わった時点で審判が両ペアにブラックカード（失格）を出そうとした。すると両ペアのコーチが審判に抗議した。バドミントン協会の関係者によると、この後は比較的正常な試合が行われ、韓国ペアは2－1（18－21、21－12、21－14）で勝った。

　試合後、外信各社はこの2試合に出場した4ペアを激しく非難した。デーリーメールは「中国と韓国が意図的に負けようとしたため、試合は喜劇に転落した」と報じ、BBCは「中国と韓国のバドミントン選手らはスポーツの精神に反した」と報じた。

　中国国営の新華社通信でさえも、自国の選手を批判する記事を掲載した。

■BWFの強硬な態度で結局は後悔

　その後も波紋は続いた。BWFの関係者らは選手たちが宿泊するホテルで深夜までビデオを分析しながら会議を行っていたという。運悪くIOC（国際オリンピック委員会）のロゲ会長が問題の試合を会場で直接見ていたことも影響した。BWFは翌8月1日の午前8時、ホテルに問題の試合に出場していた中国、韓国、インドネシアの4ペア8選手を順番に呼んで事情を聞いた。

　ソン・ハングク監督と共にこの聴聞会に出席した大韓バドミントン協会の関係者は「すでに結論は出ていたが、最後に選手たちに弁解のチャンスを与えたようだった」とコメントした。鄭景銀－キム・ハナ組は「最初は世界ランキング1位（王暁理－干洋組）を相手に戦うのは良い経験になると考えていたが、相手が先におかしなプレーをしてきた」と話した。一方、河貞恩－キム・ミンジョン組は「五輪で良い結果を出したかった。準々決勝で強い相手に当たりたくなかったのは事実だ」と語ったという。

　聴聞会は午前10時ごろ終了し、BWFは午後1時ごろ各チームに試合の没収と懲戒の処分を伝えた。選手たちと大韓バドミントン協会は直ちに処分の見直しをBWFに求めたが、一度下された決定は覆らなかった。

朝鮮日報／朝鮮日報日本語版

http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2012/08/02/2012080201097.html

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「相手が先にやったんだから自分は悪くない」

とでも言いたかったのかな？

（ ´･ω･）b

アホか？

（　゜д゜）

何でも猿真似をすることがミンジョクの性として染みついてるんだろうけど、

今回はそれが徒になったねぇ。

いい気味だ。

（ ´-ω-）

IOC会長が直接試合を見ていたことが「運悪く」と言うのも分からんねぇ。

直接見てなきゃセーフだったとでも思ってるんだろうか。

（ ´･д･）

まぁ、それでも準々決勝で「強い相手に当たりたくない」という目的は果たせたのか。

良かったね。

（ ´-ω-）

～　以上　～