三菱って(--;

　スレッドの枕....として。
おやじ様が亡くなってから、妙に仏具に詳しくなってしまってｗ

　で、重宝しているのが「５分ろうそく」というもの。
要は、仏壇用の「短時間で燃えつきる」ろうそくで、他にも「３分ろうそく」とか「１０分ろうそく」などというものもあるんですが、うちの場合は５分ろうそく。

なぜこれを「自動車板」のスレッドの枕として使うか、というと、その「燃焼時間」。

「中国製」の場合、「概ね５分」で、５分以下で燃えつきる事も多々ある。
「日本製」の場合、「５分」は確実に燃えている。そこから先は、「個体差」の範囲。

多分どちらのものであっても、文句は出ないと思う。
ですが、「商品として、どちらが正しいのか」といえば、私の中では、日本製のものだとおもう。
「５分ろうそく」と言っているのだから、５分は必ず燃えている、が正しいだろう、と。



－－－－－
さて、本題。


以下引用開始
-------------------------------------------------------------------------------
「燃費なんて誰も気にしていない」“三菱グループの天皇”が放言
　－不正問題への取材で－　
http://www.dailyshincho.jp/article/2016/04261700/?all=1


　目下、世間の注目を集めている三菱自動車の「燃費データ不正操作問題」について、“三菱グループの天皇”と呼ばれた三菱重工相談役・相川賢太郎氏（88）が「週刊新潮」の取材に答えた。

＊＊＊

　三菱自動車が突如として記者会見を行ったのは4月20日のこと。「燃費の数字を良く見せ意図的に操作したのは確かだ。経営責任を感じている」と謝罪した相川哲郎社長は、賢太郎氏の長男である。

　賢太郎氏は三菱重工の社長を1989年から3期6年、会長を2期4年務め、今も三菱グループ全体に影響力を持つ。そんな賢太郎氏が取材で語った内容は、もはや“放言”に近いものだった。まず不正そのものについては、

「あれはコマーシャルだから。効くのか効かないのか分からないけれど、多少効けばいいというような気持ちが薬屋にあるのと同じ（略）軽い気持ちで出したんじゃないか、と僕は想像していますけどね」

　つまり、カタログ記載の公表燃費性能は“コマーシャル”で、それを良く見せるために軽い気持ちで不正を働いた、という見立てである。さらには、

「買う方もね、あんなもの（公表燃費）を頼りに買ってるんじゃないわけ」
「実際に乗っとる人はそんなに騒いでないと思うんだけどね」

　といった調子で、「週刊新潮」のインタビューに答えた“相川天皇”。過去の度重なる不祥事で倒産の危機に陥るも、その都度立ち直ってきた三菱自動車だが、今回はどうだろうか……。
-------------------------------------------------------------------------------
以上引用終了


　んーと。
世間では、「三菱自動車は、自動車生産から撤退するべきだ」という話があるらしい。
実際、既に運輸省は現行ＥＫワゴン及びその派生車種について、型式認定を取り消すということになりつつある。　つまり、「三菱自動車の製造するＥＫワゴンは、量産車としては認めない」という事。　公道を走りたければ、「車種不明」扱いの車両として、「１台毎に検査を行え」ということになる。
(型式登録されている車両の、「初回登録」の場合、メーカーが保証するという形で車検は無しになるのよね)

顧客に対する補償だけで１０００億を越え、しかもその額は不正が認められる車両が増加するのにともない、拡大して行く事も確定事項賭して挙げられます。

　なんですが。
わしが思うに。

現在の三菱自動車、いや「三菱グループ」は、車のみならず、有形、無形を問わず、「顧客に渡される商品」を扱っちゃいけないような気がするのですよ。


－－－
「あれはコマーシャルだから。効くのか効かないのか分からないけれど、多少効けばいいというような気持ちが薬屋にあるのと同じ...軽い気持ちで出したんじゃないか、と僕は想像していますけどね」

「買う方もね、あんなもの（公表燃費）を頼りに買ってるんじゃないわけ」

「実際に乗っとる人はそんなに騒いでないと思うんだけどね」


「商品の品質に対し、責任を持つ」側の発言とは思えない。
そして、その発言者は、「“三菱グループの天皇”と呼ばれた三菱重工相談役」の相川賢太郎。
決定的なのは、この「放言」に対し、真っ向から否定する趣旨の発言をする三菱グループの人間が、ただの一人もいない、ということ。


　もしもこれが事実なら、「三菱グループ」に分類されるメーカーの商品は、買わないわw
信用出来ないから。


－－－－－
　ここで出てくるのが、先程の「５分ローソク」。

メーカーが「燃焼時間５分」という情報を「商品名」とともに出していて、且つそれを信用するから気にしない。
もしもその謳い文句が虚偽だと分かれば、当然気にもするし、自分で調べもする。



　三菱グループが、そこに気がついていないとすれば、三菱自動車は選択の余地なく「解体」となるでしょう。　そも、「信用出来ない会社は淘汰される」ことこそ、消費者にとっては「最善」と思うのですけどね。

－－－－－
　「倒産」になるか、あるいは会社解体となるか。　あるいは「トミーカイラ」や「ミツオカ」のように、売り先を特化した会社として生き延びるか。　ＯＥＭ元としての製造で生き延びるという線は、今回の問題で「日産」からの信頼がなくなった事で、断ち切られそうですし。　と考えると、ニッチな特装系で生きていくのかなぁ....

　ま、財閥系メーカーとして残るのはこれで日産とスバルだけになるのかな。　ともあれ、「トップが馬鹿だと、どれほど大きな企業でも凋落する」という事例が、また１つ増えただけなのかもしれませんけどね。