政府が1月、旧正月連休に合わせて施行した「臨時公休日」がむしろ国内旅行には毒になったという調査結果が出た。 国内旅行奨励次元で実施した臨時公休日制度が、むしろ海外旅行を煽る結果として現れたのだ。

25日、旅行リサーチ専門機関コンシューマーインサイトの週例旅行行動および計画調査によると、COVID-19以降、報復消費によってしばらく好況を享受していた国内旅行産業が再び萎縮していることが分かった。 ▲旅行先の関心度▲旅行計画率▲旅行経験率▲旅行費支出意向▲旅行費支出額など主要旅行指標が全て下落傾向を越え暴落傾向を示した。 （中略）

国内旅行に出て「お金」を使うという旅行費支出意向は79pで、前年同期対比34pも急減した。 2022年には国内旅行費支出意向が135pを記録したことと比較すると、事実上「半分」になった。 （中略）

今年1月の旧正月連休に合わせて施行した「臨時公休日」がむしろ海外旅行を奨励する結果として現れた。 調査機関の関係者は「景気低迷と物価高、為替レートなどの悪材料が重なって仮処分所得が減ったにもかかわらず、6日間の長い連休という好材料がこのような経済的制約を克服するのに役立つよりは、さらに難しくした可能性が高いという点」と分析した。

海外旅行に対する盲目的な羨望が国内旅行産業を萎縮させるもう一つの要因と指摘した。 昨年の出国者数は2019年の97%まで回復したが、今年はこれを超えるものと見られる。
（引用ここまで）

　韓国では旧正月が大型連休として扱われています。
　今年は1月29日が旧正月だったので、その日と前後1日が祝日となりました。
　加えて27日が公休日となったので前週の土曜日から6連休となったのですね。
　さらにいうと31日の金曜日にも休むにしている企業も多く、9連休となるところも少なくなった模様。

　27日を公休日としたのは「国内旅行をするため」で、さまざまな振興策が取られたのですが。
　ほとんど国内旅行志向はほとんど伸びることなく。
　旅行先は国外、それも日本になったとの統計。
　まあ……ねえ。4連休とかだったら「最初と最後はちょっと休んで、1泊2日でどっか行こうか」ってなるでしょうけども。
　6日あったら「じゃあ3泊4日で海外行こうか」ってなるでしょ。


　というか、3泊4日に耐えられる観光地が韓国にはないんですよ。
　ずっとカジノに入り浸るとかならともかく。
　そうした一発ネタだけしかないんですよ、韓国の観光地って。
　ソウルならいろいろ体験できる、っていってもソウルをはじめとした首都圏に2500万人と人口の半分が集中している状態じゃ別に物珍しさもない。

　済州島とかも「……ここ、観光地扱いなんだ」みたいなところばっかりでしたからね。
　「お茶のテーマパーク」なる場所が済州島にはあるんですが、道の駅レベルでした。
　そりゃ日本に来ちゃうよね、ってなります。
　冒頭記事にも「所得が減っても海外旅行は我慢できない」ってありますが。
　国内のしょーもない観光地に行くくらいなら日本に行くよ。そりゃあ。

　なんでも、日本行きの国際線に乗った乗客が、国内線すべての乗客を上回ったそうで。

「済州島の物価は高い」日本に殺到した結果…国内線の全体旅客数も上回った（マネートゥデイ・朝鮮語）

　まあ、韓国人の気分は分からないでもない。
　特に地方とかなんにもないからなぁ……。