なーんだ。といつも思う。チャガルチは膨大な量の魚、貝、のりが岸壁近い道路で売られている。しかし値段浮ェない。一匹いくらなのか解からない。たぶん相手次第、成り行き次第の掛け引き商売なんだろう。目前の漁船と潮の香りが チャンャ潟Nンャ?nbsp; といっているようだ。建物の中では さしみ を 目前で料理している。しかし良く言えば人なっっこい商売熱心、悪く言えば しつこい。断っているのに断る理由を聞いてくる。まあ客も客で値切っている。 僕は雨の日ここを歩いた事がないが大変だろうな。チャガルチから忠武洞の交差点を越える。みどり町、つまりワノルドンの置屋町。僕の頭は帰ろうとしているのに、腰から下が向かっている。日本の友達は「みどり町は今はない」とか言ってたが、まだある。男ひとりでこの方向へ歩くのはなんか恥かしい。ペット屋を越え左の坂を上がり途中で右に曲がる。道路をバスが走り、中には通勤帰りの勤勉そうな女性が乗っているのが見える。ああこれが普通の町で普通の韓国の生活…今からは例外を見に行くのだと感じる。白いドレスを着た女がガラスの中に何人もいる。しかしロッテ百貨店も負けそうなガラスである。一番上の通路の、ひっぱりのオバンはひどかった。しつこい「こらっ、服が破れるやないか、ドアホ、町の客大切にせんかい」と人畜無害の僕でもつい大声で叫んでオバハンを突き放した。しまった、ここは神戸と違う。と思ったが、事無く、オバハンはあきらめた。蛍光燈の灯かりが、余計に美しく見える。彼女達は椅子ではなく床に座っている。オンドルなのだろうか。行儀よく座って髪をとかしているアガシ、股を開きパンツまる見えのアガシ、腋毛を伸ばしているアガシ、さまざまだがアガシ同士は話しをしている様子は感じられない。そしてャEルの588とは反対ににアガシ自体は静かだ。この職業をしている間彼女たちの公休日は カレンダー の赤い日ではなく 体の赤い日なんだろうなぁ。気の毒の思う。僕はこのまま帰ったと随筆には書いておこう。
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