今回もN氏を初め、ご両親様には大変お世話になりました。
お母様の朝ごはんは今年も素晴らしいもので、
また一年分の英気を補充させて頂きました。
重ねて御礼申¥し上げます。
zeong 拝
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2/20
09:35 polalis氏と池袋「いけふくろう」前で待ち合わせ。
大宮までは湘南新宿ラインでの移動。
当駅にて新幹線に乗り換える予¥定なり。
空き時間の間に土産として「十¥万石饅¥頭」を購う。
序に鯖と鯵の押し寿司、酒を少々。
勿論、車内にて飲み食いする算段。
前回と異なり、今回は上越新幹線にての移動。
聊か風情に欠けるかと言いつつも、車内は至極快適。
広々とした席に足を伸ばしながら、備え付けの雑誌などを読む。
幸いに昼前に目的地である長岡に到着。
改札口にてN氏と合流。
旧交を温めつつ、今度は車にての移動。
今回は「杭州飯店」にて昼食を取る。
チャーシュー麺と焼きそばを注文。
「燕三条系ラーメン」の老舗の一つである同店。
やはり出汁はぬらりと脂が浮いており、醤油ベース。
但し、前回の安福亭本店に比べて聊か濃い目、
また、麺が太く、平打ちである所が異なるか。
麺は出汁を吸い、程好く柔らかし。
安福亭本店がきつねうどんの旨さなれば、
杭州飯店のそれは鍋焼きうどんの旨さか。
また、この麺で作られた焼きそばもまた面白し。
焼きそばと言うより焼きうどんといった風情なり。
○諸橋轍次記念館
『大漢和辞典』の作成者である諸橋轍次博士を記念して作られた物。
新潟県南蒲原郡下田村にある同博士生家の近くに建つ。
その生い立ちや『大漢和辞典』の製作過程についての資料を見る事が出来る。
来館者が我々のみなるは幸なり。
学芸員の方による懇切な説明あり。
同人、父上が諸橋博士と親交が深く、生前に面識があったとの事で、
色々な逸話をお聞かせ頂いた、深謝す。
結局、閉館まで図書館で諸橋博士の蔵書等を拝見。
雪が深い為、生家を見る事が出来ざるが残念、次回の課題とす。
夕食は前回同様、N氏行き着けの寿司屋にて済ます。
鱈の白子、続けて刺身の盛り合わせ、美味なり。
寿司屋のご主人と「スキー汁」について話す、昔は兎肉を入れたと云々。
爾後、N氏のご実家にて宿泊する。
ご両親は壮健にて安堵す。
炬燵で蜜柑を食べつ四方山話。
2/21
8:00 起床。
待望の「朝ごはん」を食す。
白飯、味噌汁、塩鮭、玉子焼、蕨煮物、芋茎酢。
白飯の旨きは言うべきにも非ず。
塩鮭、前日に塩抜きしたるとて調度良き塩梅。
玉子焼甘し、頬緩む。
蕨煮物、歯応えと染み出す出汁の風味が好し。
芋茎酢、珍味なり。
○長岡市郷土史料館
雪の悠久山を登る。
前回と異なり動物園側の迂回路を行く。
猿山にて親子猿の温め合うを見る。
「モングキですね」はお約束なり。
前回展示の駕籠が収められ、今は無し。
他、幾許かの展示物が交換されたとの事。
氷柱下がる庇の向こうに長岡市内を遠望す、快なり。
栃尾の道の駅にて昼食。
塩むすび、あぶらげを食す。
米の甘きに少し強めの塩加減、旨し。
あぶらげは揚げたてに葱と鰹節、忽ちに消ゆ。
食後にコシヒカリモナカ、秋葉饅¥頭。
前者はコシヒカリの粒が入るアイスモナカ、後者は漉し餡の饅¥頭なり。
残念ながら、格別の感興無し。
秋葉神社に参拝。
恵比寿の石像あり。
kimura兄に良く似たるよと言い合う。
但し、頭髪多し。
遠く、栃尾の山城を見る。
謙信の像、雪に埋もれたるを見て一句。
山を負い 雪に埋みて 独りかな
常安寺を参詣。
地蔵あり。
kimura兄に良く似たるよと言い合う。
無論、頭髪無し。
栃尾の風情、甚だ良し。
一度ゆるりと滞在したく思う。
○酒蔵
N氏の計らいにて酒蔵を見学す、初体験なり。
見学前に社員の方より「越淡麗」の解説を受く。
また、酒造に用いる精米は自社にて行うと云々。
酒蔵を拝見す。
入ると同時に佳香有り。
蔵内、寒有りて清浄、また静謐なり。
正に神域の風情有り。
蔵の梁に酵母、黒々と棲み付きたり。
その直下にて今年の酒の醸さる。
馥郁たる吟醸香の立ち上るに陶然とす。
甘酸相俟って鼻腔に入る、甚だ良し。
戻りて利き酒。
杜氏自ら酒を持ち来る。
蛇の目の酒器に注がれたるは、或るは辛口、或るは端麗。
何れにても澄みたる後口にて、飲酒止む事を知らず。
利き酒は壷中に吐くが常なれど、其は勿体無し。
都合三合程、悉く飲み干す。
帰路、酒舗に立ち寄る。
今般の見学にご協力頂いた事につき礼を述べんが為なり。
初老の女性の留守居したるに、茶菓を勧められて食す。
焙じ茶と韃靼蕎麦茶を手づから配合した健康茶なりとか。
菓子はチーズケーキとチョコクッキーなり。
種々歓談して辞す。
見附方面より長岡へ戻る。
古戦場は夕闇に黒々と染められたり。
一旦、N氏の実家へ。
母上が里芋を剥かれるを見る。
聞けば、「のっぺ汁」には不可欠と云々。
夕食はへぎそば、他に玉子焼き、鴨の焼物、天麩羅。
舞茸の天麩羅が特に美味なれど、聊か量が多くて食べきれず。
戻りて後、polalis氏、食休みとて横になる。
暫くあって、皆が打ち揃って後、母上がのっぺ汁を出される。
里芋、牛蒡、人参等が入り、「あまんだれ」なる茸が決め手との話。
(尚、後で調べた所、これはナラタケの事なり)
ここへ銀杏といくらを投ずる事もあるとの由。
他に、栃尾にて買い求めた豆腐、蕨煮物、芋茎酢。
流石に過食の感あるも、酒肴なれば入る物である。
食後、「スターウォーズ」episode3 を見る。
アナキン・スカイウォーカー、頭髪の焼かれたるあり。
kimura兄に良く似たるよと言い合う。
2/22
8:00 起床。
朝食。
白飯、のっぺ汁、玉子焼、蕨煮物、ほうれん草お浸し、いくら、芋茎酢。
いくらは前回食べ得ざるが甚だ無念であったので、始めから食す。
ぷりぷりとしたる食感、とろりとした味わい、共に良し。
のっぺ汁もよく出汁を吸って旨し、正に常食の味わいなり。
また、ほうれん草のお浸しも程好い火加減で歯応えが素晴らしい。
食後、ご両親様にお礼を申¥し述べ、N氏実家を辞す。
○河井継之助記念館
前回の展示が若干変更されているも、然程の変化は無し。
資料映像を皆で見る。
格別の感興は無し。
○山本五十¥六記念館
前回の展示が若干変更されているも、然程の変化は無し。
書簡類を改めて読み込む。
爾後、生家へ赴くも鍵がかかっており入れず。
長岡駅にて土産を買った後、N氏と別れる。
その後、新幹線の指定席が全て埋まっているとの事を知る。
途端に帰る事が面倒になり、N氏実家に戻らんかと冗談を言い合う。
本気で戻ってしまいたくなるのを抑えんが為、自由席券にて構¥内へ入る。
駅待合室にて、笹かまと焼きチーズにて「えちごビール」を飲む。
乗車後、立つ事を余儀なくされるも、次の駅で座席を確保。
酔いも手伝ってか、熊谷辺りまで眠り続ける。
やはり大宮にて下車し、池袋に帰着す。
池袋「かるかや」にて「かるかやうどん」に大根おろしを乗せて貰い食す。
polalis氏持参の『梅安料理ごよみ』の内容について語る。
玉子の話に関連して、焼いた鴨肉をとき玉子に投じ、
それを熱々の飯にかけて食すというのがあるが、
これは甚だ宜しかろう等と言い合う。
爾後、行き着けのバーにてジントニック等を飲んで解散。
이번도 N씨를 처음, 부모님에게는 대단히 신세를 졌습니다. 어머님의 아침 밥은 금년도 훌륭한 것으로, 또 일년 분의 영기를 보충 했습니다. 거듭해 사례신합니다. zeong 배 --------------------------------------------------------------------------------- 2/20 09:35 polalis씨와 이케부쿠로 「연못 올빼미」앞에서 약속. 오미야까지는 쇼우난 신쥬쿠 라인으로의 이동. 당역에서 신간선으로 갈아 타는 예정이든지. 빈 시간의 사이에 선물로서 「10망고쿠만두」를 구입한다. 순서에 고등어와 소의 밀기 스시, 술을 조금. 물론, 차내로 먹고 마시기하는 변통. 전회와 달리, 이번은 죠에츠 신칸센으로의 이동. 약간 풍치가 부족한가 하면서도, 차내는 아주 쾌적. 매우 넓은 석에 발길을 뻗치면서, 배치해 둔 잡지등을 읽는다. 다행히 주전에 목적지인 나가오카에 도착. 개찰구에서 N씨와 합류. 구교를 따뜻하게 하면서, 이번은 차로의 이동. 이번은 「항주 반점」에서 점심 식사를 배달시킨다. 구운 돼지고기면과 야끼소바를 주문. 「엔자조계 라면」의 노포의 하나인 동점. 역시 국물와 지방이 떠 있어 간장 베이스. 단, 전회의 안복정본점에 비해 약간 진한 눈, 또, 면이 굵고, 평치는 것인 곳이 다를까. 면은 국물을 들이마셔, 적당하고 유등인가 해. 안복정본점이 여우 우동의 맛있음 되면, 항주 반점의 그것은 냄비 구이 우동의 맛있음인가. 또, 이 면으로 만들어진 야끼소바도 또 오모지로 해. 야끼소바라고 하는 것보다 구이 우동이라고 하는 풍치든지. ○모로하시테츠지 기념관 「대한화사전」의 작성자인 모로하시테츠지 박사를 기념해 만들어진 것. 니가타현 미나미캄바라군 시타다무라에 있는 동박사 생가의 근처에 세워진다. 그 자라난 내력이나 「대한화사전」의 제작 과정에 대한 자료를 볼 수가 있다. 래관자가 우리만 되고는 행이든지. 학예원에게 밤 친절하고 자상한 설명 있어. 동인, 아버님이 모로하시 박사와 친교가 깊고, 생전에 안면이 있었다는 일로, 다양한 일화를 들려주어 받은, 깊은 감사. 결국, 폐관까지 도서관에서 모로하시 박사의 장서등을 배견. 눈이 깊기 때문에, 생가를 볼 수가 있어 바구니가 유감, 다음 번의 과제. 저녁 식사는 전회 같이, N씨 도착할 수 있는의 초밥집에서 끝낸다. 설의 시라코, 계속해 생선회의 진열, 좋은 맛이든지. 초밥집의 남편과 「스키국물」에 대해 이야기하는, 옛날은 토육을 넣었다고 운운. 그 후, N씨의 친가에서 숙박한다. 부모님은 강건하게라고 안도.