パソコン/インターネット Relationship

http://itsa.blog.so-net.ne.jp/2010-04-16

SonyEricsson Xperia X10 Review SIMカード篇 [Sony・SonyEricsson]

SonyEricsson Xperia X10i レビュー、今日はSIMカード篇をお送りします。

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先月総務省が突如として関係各所からヒアリングを行って以来、一般的な話題としても盛り上がっている『日本の携帯電話のSIMロック問題』ですが、中には「いいからiPhoneをドコモで使えるようにしろ」と問題を矮小化する人々もいて、どうにも議論が噛み合わない状態です(ていうか当の総務副大臣自身がただのソフトバンクいじめを目的としているとしか思えない発言してるし…)。

では日本の携帯電話業界の何が問題なのか。そこらへんの検証を含めて、実際に「SIMフリー」である香港版Xperia X10に各社のSIMをさして行きましょう。

以前XPERIA X1でも検証していますが、auはそもそもW-CDMA/HSPA方式でサービスをしていませんし、EMOBILEはW-CDMA/HSPAでサービスしていても、周波数が日本独特の“バンド9”でXperia X10iは対応していないため(Xperia X10iが対応している周波数はバンド1/4/8)、SIMを認識はしても電波を掴むことはありません。

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このように画面上部ステータスバーの電波表示は「圏外」を示す×マークがつきます。

ですので、現状海外で売られているSIMフリーのW-CDMA/HSPA機を日本に持ってきても、結局選べるキャリアはドコモかソフトバンクの2社しかないということになります(当然香港で売られているSIMフリーのiPhoneもそうなる)。

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J-PHONEと表示されているのは僕が持っている旧Vodafone時代の赤色SIMをさした時、SoftBankと表示されているのはiPhone用の黒色SIMをさした時のもので、SIMフリー機から見ればどちらも同じ「ソフトバンクのSIM」なので、どちらでも動かすことが可能です(ステータスバーもちゃんと電波を掴んだ状態になってます)。

では、ドコモかソフトバンクのSIMをさしたらそれだけでXperiaがバリバリ使えるか、と言うとそうも行きません。

前回の初期設定篇でもお送りしましたが、SIMをさすとまずはこのような画面が出てきて、その携帯電話会社のインターネット接続サービスとEメールサービスを使うのに必要な設定を、自動で行ってくれるはずなのですが、

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Xperia X10の自動設定機能は日本の電話会社には対応していないため、使えるようにするにはこの画面をスキップし、ユーザーが手動で設定を行わなくてはいけません。

なので、SIMをさしただけで何もしないまま使える機能は通話とSMSのみ、ブラウザを立ち上げたりしてインターネットにつなごうとしても、接続先が存在しないため、

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このような状態になります(これはドコモのSIMをさした後、何の設定もしないでブラウザを立ち上げたときの画面)。

というわけで、Xperia X10のインターネット接続を可能にするために、これも前回の初期設定篇でお送りした、その電話会社が用意している「アクセスポイント(APN)」の設定情報を、手動で入力すしていくことになります。

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(この段階ではXperiaにアクセスポイントが何も設定されてないので、どこにも接続出来ない状態になっている)

ところが、いざアクセスポイント(APN)を新たに設定しようとすると、これだけの設定項目が出てくるので、最初は面食らってしまうかと思いますが、

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実際には、アクセスポイント(APN)と言ってもそれほど複雑なものではなく、必要な情報はわずかに3つ。

・APN
・ユーザー名
・パスワード

とにかくネット接続出来るようにするだけなら、これさえ入力すれば完了です。

そして日本の携帯電話業界が抱えている最大の問題点にして、最大のガラパゴス。それは端末にSIMロックをかけていることではなく、このアクセスポイント(APN)の設定情報を公開していないと言うところにあります。

これが海外ではアクセスポイント情報というのはユーザーに公開されているのが当たり前で、

Carrier APN Settings (modmyi.com)

APN Settings for iPhone 3G (The iPhone User Guide)

(上記2つのページはrocaz氏のBlogにて紹介されているもので、一見電話会社が公開しておらずユーザーが情報をかき集めたかのように見えますが、実際はこれらの情報は各社のWebサイトやSIMカードのパッケージに記述されていたりして、正式に公開されているものです。)

ユーザーは自分が手に入れた携帯電話に、これらを入力すれば、それが電話会社から買ったSIMロック機であろうと、メーカーから販売店を通じて買ったSIMフリー機であろうと、全く同じか、それほど差のない通信料金でネット接続を行えるようになっているのです。

一応正確に言うと、日本の各キャリアも全くアクセスポイント情報を公開していないわけではなく、

・ドコモ(mopera U-速度上限7.2Mbps/パケット料金上限13,650円)

APN:mopera.net
ユーザー名:ユーザーがmoperaUで取得したユーザーID
パスワード:ユーザーがmoperaUで取得したパスワード

・ドコモ(mopera U-速度上限128Kbps/パケット料金上限5,985円)

APN:mpr.ex-pkt.net
ユーザー名:ユーザーがmoperaUで取得したユーザーID
パスワード:ユーザーがmoperaUで取得したパスワード

・ソフトバンク(アクセスインターネット-速度上限7.2Mbps/パケット料金上限無し)

APN:softbank
ユーザー名:ai@softbank
パスワード:softbank

・日本通信(b-mobile SIM U300-速度上限300Kbps/パケット料金上限2,980円より)

APN: dm.jplat.net
ユーザー名:bmobile@U300
パスワード:bmobile

・イーモバイル(全契約共通-速度上限7.2Mbps/パケット上限4,980円より)

APN: emb.ne.jp
ユーザー名:em
パスワード:em

このようにPC接続用のアクセスポイント情報は公開されていたりします。

しかしドコモにせよソフトバンクにせよ、ユーザーが最も利用したいであろう「速度7.2Mbpsでパケット上限金額5,985円」になるアクセスポイント情報は、ドコモやソフトバンクが自社のブランドで売る、自社端末にブラックボックス状態で入れ込んでおり、外部には一切公開されていません。

なので僕のXperia X10iとドコモのSO-01B、中身はほとんど同じものなのに、ドコモブランド品を買ったユーザーは5,985円で使えて、ソニエリブランド品を調達してきた僕は3倍近い13,650円で使うか、128Kbpsに落として使うしかないのです。

これはSIMフリーのiPhoneでも同じことで、仮に総務省の命令でソフトバンク版のiPhoneがSIMロック解除してドコモで使えるようになっても、ドコモ側が(旧Bizホーダイ用の)アクセスポイント情報を公開しないかぎり、やっぱりユーザーは13,650円で使うか、128Kbpsに落として使うしかありません。

この現実を無視してSIMフリーを推し進めて何の意味があるでしょう。

SIMフリーを義務づけてメーカーが自社で携帯電話端末を販売したところで、月のパケット代がキャリアブランド品の3倍近いのでは誰も使うわけがなく、「ほらユーザーはSIMフリー端末なんて求めてないやん」と、結局キャリアの端末支配が続くことになりかねないのです。

総務省が今強制すべきなのは「端末のSIMロック解除」=「SIMフリー」ではなく、キャリアが自社端末にしかネットワークを開放していない「ネットワークロックの解除」=「ネットワークフリー」を推進して、SIMロック/フリー、キャリア販売端末/メーカー販売端末を、差別ない料金で利用できるようにすることです。

今夜もジャーナリストや関係者(ソフトバンクの松本副社長や元ドコモの夏野氏)が集まって、SIMロック解除の是非を討論するようですが、SIMフリー賛成・反対かかわらず、この問題で端末SIMフリー化の話ばかりに終始して、ネットワークフリーの話に一切触れないような人は、問題の本質を理解していないただの野次馬か、ネットワークフリーの問題を隠蔽したい立場の人がポジショントークで語っているだけだと認定したほうが良いです。

 

それにしても、何故日本だけアクセスポイント情報が公開されていないのか、その理由は表向き、キャリアのコントロール下にない端末が入ってくるとどのような使われ方をするか分からず、そのユーザーが帯域を占有して他のユーザーに迷惑がかかるから、という「ユーザー保護」というのが大義名分になっているようですが、それは非常識な使い方をするユーザーの帯域制限を厳しくすれば、十分対策可能なはず。結局、もう一つ裏の理由として「端末で差別化出来ないと、電話会社同士ただの土管屋競争になって利益が出せなくなる。端末は自社のコントロール下に置いておきたい。」というのもあるのは間違いないでしょう。

要は「通信料金競争はしたくない」ということです。

パケット料金とか事実上の横並びになっているのに、総務省も公正取引委員会も何も言わないで、SIMロックなどと言う別のところで大騒ぎする、どうにもこの国の通信政策のお粗末さを感じます。

 

さて、ここまではインターネット接続のネットワークロック問題でしたが、ソフトバンクにはもう一つのネットワークロック問題があります。

それが「MMS(写真付メールや長文メール)」のネットワークロック問題。

先ほどのアクセスポイントの設定項目の中に、「MMSC」「MMSプロキシ」「MMSポート」「MCC」「MNC」といったものがありますが、これらはソフトバンクが提供しているMMSのメールサーバにアクセスするために必要な設定です。

これらの設定も海外では、SIMをさしたら自動で設定される(もしくはSMSで設定ファイルが自動送信されてきてそれを実行する)か、キャリア側が設定情報を公開してユーザーが手動で設定するのが常識ですが、これまた世界の常識は日本の非常識でソフトバンクはこれらの情報を一切公開していません。

なのでSIMをさしたら自動で動くSMSだと、iPhone⇔ソフトバンクSIMをさしたXperia X10の間でメールできますが、

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写真を添付したMMSになると、

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XperiaがソフトバンクのMMSサーバにアクセスできないため、メールが来たことまではわかっても…

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本文や写真を受け取ることが出来ません。

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続いて、VAIOからEメールとしてXperia X10に長文メールを送信してみますが、

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やはりMMS扱いになるので、先ほどのiPhoneからの写真付メールと一緒で、メールが来たことまではわかっても(メール到着通知はSMSで行われるため)、本文を読み出すことが出来ません。

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(しかしこのエラーメッセージ、件名と送信者名の配置が逆だと思うのだが、これってバグ?『テストさんからのメッセージ「○○○@akoustam.net」をダウンロードできませんでした。』って何だよ(笑))

ちなみにSMS扱いであればどんな長文でも受け取れるので、iPhone⇔ソフトバンクSIMをさしたXperia X10の間で長文メールをやり取りすることは可能です。実際、ちょうどソフトバンクから先月の料金通知がやってきましたが、お客様センター157からのSMSなので全文受信できています。

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なおこのソフトバンクのMMS設定情報、ネットでは色々と解析されて実はその設定値は判明しているのですが、サーバにアクセスは出来てもやはり読み出しが出来ません。これは設定情報を隠しているだけでなく、ソフトバンクがアクセスしてきた端末のUser Agentを読み取って、ソフトバンク端末でない場合は読み出せないようにしているから。

いやはや自社ブランド端末じゃないとパケット定額も、メールサーバへの接続も(標準規格に則ってる端末なのに!)拒否するとは、念の入ったネットワークロックだことで…よっぽど自社端末以外は使って欲しくないらしいです。

 

以上SIMカード篇をお送りしてきましたが、こうしてSIMフリー端末を手に入れるたびに、日本のガラパゴスの根源は、「端末のSIMロック」ではなく「ネットワークのアクセスロック」であることを強く感じます。

「SIMフリーになると端末が値上げになる」
「SIMフリーだと設定は全て手動でやらなくてはいけない」
「SIMフリーではパケット定額実現できない」
「SIMフリーになると盗難・密輸などの犯罪が激増する」
「SIMロックはガラパゴスの根源」
「海外ではSIMフリーが主流」
「SIMフリーにすればメーカーの国際競争力は上がる」

等々、今回の総務省のヒアリングに伴って、あらゆる流言蜚語が飛び交っているSIMフリー問題。でもSIMロック云々以前に、まず改善する必要があるのは「キャリアのネットワークアクセスロック解除」=「ネットワークフリー」だという事実を、ユーザー側が共有していかないと、問題の解決にはつながらないのではないかと思います。端末のSIMフリー化は、まずネットワークフリーやSMSのキャリア間相互接続化など、ネットワーク側の下地を整えてから、一番最後に実現させるべきものなのですから。

 

P.S. なにやらドコモ版のSO-01BはSIMカードがささっていないと、キーロック画面が表示されず、HOME画面に遷移できないので、全機能が使えないという仕様になっているそうで、Xperia X10ではどうなのか試してみました。

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え~と、普通にキーロック解除画面→HOME画面と立ち上がって、全機能が使えているんですが(笑)ドコモの指示なのか、ソニエリのポリシーなのか、なんでSO-01Bにだけそんな余計な制限つけたんでしょうね。

まぁフライトモードを活用すると抜けられるざるみたいな制限なんですけど。



( ‘Θ‘)ψ 홍콩 Xperia

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SonyEricsson Xperia X10 Review SIM 카드편 [Sony·SonyEricsson]

SonyEricsson Xperia X10i 리뷰, 오늘은 SIM 카드편을 보내 드립니다.

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지난 달 총무성이 갑자기 관계 각처로부터 히어링을 실시한 이래, 일반적인 화제라고 해도 분위기가 살고 있는 「일본의 휴대 전화의 SIM 락 문제」입니다만, 안에는 「좋으니까 iPhone를 도코모로 사용할 수 있도록(듯이) 해라」라고 문제를 왜소형화 하는 사람들도 있고, 어떻게도 논의가 서로 맞물리지 않는 상태입니다(라고 말할까 바로 그총무 부대신 자신이 단순한 소프트뱅크 집단 괴롭힘을 목적으로 하고 있다고 밖에 생각되지 않는 발언하고 있고…).

그럼 일본의 휴대 전화 업계의 무엇이 문제인가.그 정도에 의 검증을 포함하고, 실제로 「SIM 프리」인 홍콩판 Xperia X10에 각사의 SIM를 별로 갑시다.

이전XPERIA X1에서도 검증하고 있습니다가, au는 원래 W-CDMA/HSPA 방식으로 서비스를 하고 있지 않고, EMOBILE는 W-CDMA/HSPA로 서비스하고 있어도, 주파수가 일본 특유의“밴드 9”로 Xperia X10i는 대응하고 있지 않기 때문에(Xperia X10i가 대응하고 있는 주파수는 밴드1/4/8), SIM를 인식은 해도 전파를 잡을 것은 없습니다.

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이와 같이 화면상부 상태 바의 전파 표시는 「권외」를 나타내는×마크가 다합니다.

그러므로, 현상 해외에서 팔리고 있는 SIM 프리의 W-CDMA/HSPA기를 일본에 가져와도, 결국 선택할 수 있는 캐리어는 도코모나 소프트뱅크의 2사 밖에 없다고 하는 것이 됩니다(당연히 홍콩에서 팔리고 있는 SIM 프리의 iPhone도 그렇게 된다).

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J-PHONE라고 표시되고 있는 것은 내가 가지고 있는 구Vodafone 시대의 적색 SIM를 찔렀을 때, SoftBank라고 표시되고 있는 것은 iPhone용의 흑색 SIM를 찔렀을 때의 것으로, SIM 프리기로부터 보면 어느쪽이나 같을 「소프트뱅크의 SIM」이므로, 어디라도 움직이는 것이 가능합니다(상태 바도 분명하게 전파를 잡은 상태가 되어 있습니다).

그럼, 도코모나 소프트뱅크의 SIM를 찌르면 그 만큼으로 Xperia가 열심히 사용할 수 있는지, 라고 하면 그렇게도 가지 않습니다.

전회의 초기설정편에서도 보내 드렸습니다만, SIM를 찌르면 우선은 이러한 화면이 나오고, 그 휴대 전화 회사의 인터넷 접속 서비스와 E메일 서비스를 사용하는데 필요한 설정을, 자동으로 가 줄 것입니다만,

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Xperia X10의 자동 설정 기능은 일본의 전화 회사에는 대응하고 있지 않기 때문에, 사용할 수 있도록(듯이) 하려면 이 화면을 스킵 해, 유저가 수동으로 설정을 실시하지 않으면 안됩니다.

그래서, SIM를 찌른 것만으로 아무것도 하지 않는 채 사용할 수 있는 기능은 통화와 SMS만, 브라우저를 시작하거나 하고 인터넷에 이으려고 해도, 접속처가 존재하지 않기 때문에,

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이러한 상태가 됩니다(이것은 도코모의 SIM를 찌른 후, 어떤 설정도 하지 않고 브라우저를 시작했을 때의 화면).

그래서, Xperia X10의 인터넷 접속을 가능하게 하기 위해서, 이것도 전회의 초기설정편으로 보내 드린, 그 전화 회사가 준비해 있는 「액세스 포인트(APN)」의 설정 정보를, 수동으로 입력 초밥이라고 가게 됩니다.

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(이 단계에서는 Xperia에 액세스 포인트가 아무것도 설정되지 않았기 때문에, 어디에도 접속 할 수 없는 상태가 되어 있다)

그런데 , 막상 액세스 포인트(APN)를 새롭게 설정하려고 하면, 이만큼의 설정 항목이 나오므로, 처음은 면 먹어 버릴까 생각합니다만,

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실제로는, 액세스 포인트(APN)라고 말해도 그만큼 복잡한 것이 아니고, 필요한 정보는 조금 3.

·APN
·유저명
·패스워드

어쨌든 넷 접속 할 수 있도록 하는 것 뿐이면, 이것만 입력하면 완료입니다.

그리고 일본의 휴대 전화 업계가 안고 있는 최대의 문제점으로 하고, 최대의 가라파고스.그것은단말에 SIM 락을 걸치고 있는 것은 아니고, 이 액세스 포인트(APN)의 설정 정보를 공개하고 있지 않는이라고 말하는 곳(중)에 있습니다.

이것이 해외에서는 액세스 포인트 정보라고 하는 것은 유저에게 공개되고 있는 것이 당연하고,

Carrier APN Settings (modmyi.com)

APN Settings for iPhone 3G (The iPhone User Guide)

(상기 2개의 페이지는rocaz씨의 Blog에서 소개되고 있는 것으로, 일견 전화 회사가 공개하고 있지 않고 유저가 정보를 모았는지와 같이 보입니다만, 실제는 이러한 정보는 각사의 Web 사이트나 SIM 카드의 패키지에 기술되어 있거나 하고, 정식으로 공개되고 있는 것입니다.)

유저는 자신이 손에 넣은 휴대 전화에, 이것들을 입력하면, 그것이 전화 회사로부터 산 SIM 락기여도, 메이커로부터 판매점을 통해서 산 SIM 프리기여도, 완전히 같은가, 그만큼 차가 없는 통신 요금으로 넷 접속을 실시할 수 있게 되어 있습니다.

일단 정확하게 말하면, 일본의 각 캐리어도 전혀 액세스 포인트 정보를 공개하고 있지 않는 것은 아니고,

·도코모(mopera U-속도 상한 7.2 Mbps/패킷 요금 상한 13,650엔)

APN:mopera.net
유저명:유저가 moperaU로 취득한 유저 ID
패스워드:유저가 moperaU로 취득한 패스워드

·도코모(mopera U-속도 상한 128 Kbps/패킷 요금 상한 5,985엔)

APN:mpr.ex-pkt.net
유저명:유저가 moperaU로 취득한 유저 ID
패스워드:유저가 moperaU로 취득한 패스워드

·소프트뱅크(액세스 인터넷-속도 상한 7.2 Mbps/패킷 요금 상한 없음)

APN:softbank
유저명 :ai@softbank
패스워드 :softbank

·일본 통신(b-mobile SIM U300-속도 상한 300 Kbps/패킷 요금 상한 2,980엔부터)

APN: dm.jplat.net
유저명 :bmobile@U300
패스워드 :bmobile

·이모바일(전계약 공통-속도 상한 7.2 Mbps/패킷 상한 4,980엔부터)

APN: emb.ne.jp
유저명 :em
패스워드 :em

이와 같이 PC접속용의 액세스 포인트 정보는 공개되어 있거나 합니다.

그러나 도코모이든 소프트뱅크이든, 유저가 가장 이용하고 싶을 것이다 「속도 7.2 Mbps로 패킷 상한 금액 5,985엔」이 되는 액세스 포인트 정보는, 도코모나 소프트뱅크가 자사의 브랜드로 파는, 자사 단말에 블랙 박스 상태로 넣고 있어 외부에는 일절 공개되고 있지 않습니다.

그래서 나의 Xperia X10i와 도코모의 SO-01 B, 내용은 거의 같은 것인데, 도코모 브랜드품을 산 유저는 5,985엔으로 사용할 수 있고, 소니에리브란드품을 조달해 온 나는 3배 가까운 13,650엔으로 사용하는지, 128 Kbps에 떨어뜨려 사용할 수 밖에 없습니다.

이것은 SIM 프리의 iPhone에서도 같은 것으로, 만일 총무성의 명령으로 소프트뱅크판의 iPhone가 SIM 락 해제하고 도코모로 사용할 수 있게 되어도, 도코모측이( 구Biz호-다이용의) 액세스 포인트 정보를 공개하지 않는 한, 역시 유저는 13,650엔으로 사용하는지, 128 Kbps에 떨어뜨려 사용할 수 밖에 없습니다.

이 현실을 무시해 SIM 프리를 추진해 무슨 의미가 있겠지요.

SIM 프리를 의무 부여해 메이커가 자사에서 휴대 전화 단말을 판매했더니, 달의 패킷대가 캐리어 브랜드품의 3배 가까워서는 아무도 사용할 리가 없고, 「이봐요 유저는 SIM 프리 단말은 요구하지 않아 응」이라고, 결국 캐리어의 단말 지배가 계속 되게 될 수도 있는 것입니다.

총무성이 지금 강제해야 하는 것은 「단말의 SIM 락 해제」= 「SIM 프리」가 아니고, 캐리어가 자사 단말 밖에 네트워크를 개방하고 있지 않는 「네트워크 락의 해제」= 「네트워크 프리」를 추진하고, SIM 락/프리, 캐리어 판매 단말/메이커 판매 단말을, 차별 없는 요금으로 이용할 수 있도록 하는 것입니다.

오늘 밤도져널리스트나 관계자(소프트뱅크의 마츠모토 부사장이나 원도코모의 여름 들판씨)가 모이고, SIM 락 해제의 시비를 토론하는 것같습니다만, SIM 프리 찬성·반대 관계없이, 이 문제로 단말 SIM 프리화의 이야기(뿐)만으로 시종 하고, 네트워크 프리의 이야기에 일절 접하지 않는 것 같은 사람은, 문제의 본질을 이해하고 있지 않는 단순한 구경꾼인가, 네트워크 프리의 문제를 은폐 하고 싶은 입장의 사람이 포지션 토크로 말하고 있을 뿐이라고 인정하는 편이 좋습니다.

 

그렇다 치더라도, 왜 일본만 액세스 포인트 정보가 공개되어 있지 않은 것인지, 그 이유는 공식상, 캐리어의 컨트롤하에 없는 단말이 들어 오면 어떠한 쓰여지는 방법을 할까 알지 못하고, 그 유저가 대역을 점유 해 다른 유저에게 폐가 걸리기 때문에, 라고 한다「유저 보호」라고 하는 것이 대의명분이 되어 있는 것같습니다만, 그것은 비상식적인 사용법을 하는 유저의 대역 제한을 어렵게 하면, 충분히 대책 가능할 것.결국, 하나 더뒤의 이유로서 「단말로 차별화 할 수 없으면 전화 회사끼리 단순한 토관가게 경쟁이 되고 이익을 낼 수 없게 된다.단말은 자사의 컨트롤하에 놓아두고 싶다.」라고 하는 것도 있는 것은 틀림없을 것입니다.

요점은 「통신 요금 경쟁은 하고 싶지 않다」라고 하는 것입니다.

패킷 요금이라든지 사실상의 일률적 으로 되어 있는데, 총무성도 공정 거래 위원회이고 뭐고 말하지 말고, SIM 락등이라고 말하는 다른 곳에서 소란을 피운다, 어떻게도 이 나라의 통신 정책의 조잡함을 느낍니다.

 

그런데, 여기까지는 인터넷 접속의 네트워크 락 문제였지만, 소프트뱅크에는 또 하나의 네트워크 락 문제가 있습니다.

그것이 「MMS(사진 첨부 메일이나 장문 메일)」의 네트워크 락 문제.

방금전의 액세스 포인트의 설정 항목안에, 「MMSC」 「MMS 프록시」 「MMS 포토」 「MCC」 「MNC」이라고 한 것이 있습니다만, 이것들은 소프트뱅크가 제공하고 있는 MMS의 메일 서버에 액세스 하기 위해서 필요한 설정입니다.

이러한 설정도 해외에서는, SIM를 찌르면 자동으로 설정되는(혹은 SMS로 설정 파일이 자동 송신되어 와 그것을 실행한다)인가, 캐리어측이 설정 정보를 공개해 유저가 수동으로 설정하는 것이 상식입니다만, 이것 또 세계의 상식은 일본의 비상식적이고 소프트뱅크는 이러한 정보를 일절 공개하고 있지 않습니다.

그래서 SIM를 찌르면 자동으로 움직이는 SMS라고, iPhone⇔소프트뱅크 SIM를 찌른 Xperia X10의 사이에 메일 할 수 있습니다만,

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사진을 첨부한 MMS가 되면,

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Xperia가 소프트뱅크의 MMS 서버에 액세스 할 수 없기 때문에, 메일이 온 것까지는 알아도…

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본문이나 사진을 받을 수 없습니다.

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계속 되고, VAIO로부터 E메일로서 Xperia X10에 장문 메일을 송신해 봅니다만,

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역시 MMS 취급이 되므로, 방금전의 iPhone로부터의 사진 첨부 메일과 함께로, 메일이 온 것까지는 알아도(메일 도착 통지는 SMS로 행해지기 위해), 본문을 읽어낼 수 없습니다.

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(그러나 이 에러 메세지, 건명과 송신자명의 배치가 역이라고 생각하지만, 이것은 버그?「테스트씨로부터의 메세지 「000@akoustam.net」를 다운로드할 수 없었습니다.」(은)는 무엇이야 (웃음))

덧붙여서 SMS 취급이면 어떤 장문이라도 받아 들이므로, iPhone⇔소프트뱅크 SIM를 찌른 Xperia X10의 사이에 장문 메일을 교환하는 것은 가능합니다.실제, 정확히 소프트뱅크로부터 지난 달의 요금 통지가 왔습니다만, 고객 센터 157으로부터의 SMS이므로 전문 수신 되어 있습니다.

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또한 이 소프트뱅크의 MMS 설정 정보, 넷에서는 다양하게 해석되어 실은 그 설정치는 판명되어 있습니다만, 서버에 액세스는 되어있어 안개 바늘 읽기를 할 수 없습니다.이것은 설정 정보를 숨기고 있을 뿐만 아니라, 소프트뱅크가 액세스 해 온 단말의 User Agent를 읽어내고, 소프트뱅크 단말이 아닌 경우는 읽어낼 수 없게 하고 있기 때문에.

아니는이나 자사 브랜드 단말이 아니면 패킷 정액도, 메일 서버에의 접속도(표준 규격에 준거하고 있는 단말인데!) 거부한다는 것은, 매우 조심된 네트워크 락이다 일로…상당히 자사 단말 이외는 사용하기를 원하지 않은 것 같습니다.

 

이상 SIM 카드편을 보내 드려 왔습니다만, 이렇게 해 SIM 프리 단말을 손에 넣을 때마다, 일본의 가라파고스의 근원은, 「단말의 SIM 락」은 아니고 「네트워크의 액세스 락」인 것을 강하게 느낍니다.

「SIM 프리가 되면 단말이 가격 인상이 된다」
「SIM 프리라면 설정은 모두 수동으로 하지 않으면 안 된다」
「SIM 프리에서는 패킷 정액 실현될 수 없다」
「SIM 프리가 되면 도난·밀수등의 범죄가 격증한다」
「SIM 락은 가라파고스의 근원」
「해외에서는 SIM 프리가 주류」
「SIM 프리로 하면 메이커의 국제 경쟁력은 오른다」

등등, 이번 총무성의 히어링에 수반하고, 모든 뜬소문비어가 난무하고 있는 SIM 프리 문제.그렇지만 SIM 락 운운 이전에, 우선 개선할 필요가 있는 것은 「캐리어의 네트워크 액세스 락 해제」= 「네트워크 프리」라고 하는 사실을, 유저측이 공유해 나가지 않으면 문제의 해결에는 연결되지 않는 것이 아닐까 생각합니다.단말의 SIM 프리화는, 우선 네트워크 프리나 SMS의 캐리어간 상호 접속화 등, 네트워크측의 기초를 정돈하고 나서, 제일 마지막에 실현시켜야 할 것이니까.

 

P.S. 어쩐지 도코모판의 SO-01 B는 SIM 카드가 찔리지 않으면 키 록 화면이 표시되지 않고, HOME 화면에 천이 할 수 없기 때문에, 전기능을 사용할 수 없다고 하는 사양이 되어 있다고 하고, Xperia X10에서는 어떤가 시험해 보았습니다.

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네~와 보통으로 키 록 해제 화면→HOME 화면과 일어서, 전기능을 사용할 수 있고 있습니다만 (웃음) 도코모의 지시인가, 소니에리의 폴리시인가, 어째서 SO-01 B에만 그렇게 불필요한 제한 붙였겠지요.

아무튼플라이트 모드를 활용하면 빠질 수 있는바구니같은 제한입니다만.




TOTAL: 3177

番号 タイトル ライター 参照 推薦
1977 ( ‘Θ‘)ψ ABC Player iPadアプリ ponpon555 2010-04-24 4636 0
1976 ( ‘Θ‘)ψ 新型 iPhone 分解され....... ponpon555 2010-04-20 4567 0
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1973 盲目的、三星信者。 ta152h1 2010-04-18 2715 0
1972 ( ‘Θ‘)ψ 香港Xperia ponpon555 2010-04-18 10153 0
1971 ( ‘Θ‘)ψ 今日の 電波 ponpon555 2010-04-18 2500 0
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