Ca21#ASAAA 22-12-08 09:43
『ウマ娘』『水星の魔女』『鬼滅の刃』『SPY×FAMILY』日本企業も多数出展。“アニメゲームフェスタ2022”韓国現地弾丸取材リポート
12/7(水) 20:30配信
文・取材・撮影:堅田ヒカル
2022年12月3日~4日、韓国・京畿道のKINTEX国際展示場にて“アニメゲームフェスタ(AGF)2022”が開催された。
AGFは韓国のアニメ・ゲームファンに向けたイベントで、ブースでは最新アニメやゲーム情報、最新フィギュアなどが展示。さらには日本から有名声優を呼んでのステージなどが催された。
今回は2019年以来3年ぶりの開催で、通算では第3回となる。イベント2日目の12月4日には最低気温がマイナス7度を記録したきびしい寒さの中、会場には多くのファンが詰めかけ、公式発表によると2日間で47774名の来場者を集めたという。
なお記者に韓国語の素養はなく、幾何学模様を思わせるハングルの波に韓国入国直後からずっと困惑しきりだったが、イベント会場に入ると……
……ここだけは読める! 読めないけど読めるぞ!!
そんなわけで本イベントには日本のコンテンツや企業も多数出展。書いてある言葉はわからなくとも、出展物を撮影していたりファンの熱気を感じたりすると思わず日本にいるのと錯覚してしまうほど日本のアニメ・ゲームファンにとっても興味が惹かれるブースが並んでいた。
本稿では日本からの出展ブースの写真を中心に、韓国が熱く盛り上がったAGF2022の内容を紹介する。
外は極寒でもファンは熱い! 氷点下に生まれた長蛇の列
KINTEXはソウル郊外に建つ国際展示場。空港や市街地からクルマで1時間程度の距離にあって、日本の読者にわかりやすく伝えると幕張メッセのようなところ。
会場内、そして外には入場を待つファンで長蛇の列が形成された。イベント1日目から気温は氷点下に達し、2日目にはさらに下がってマイナス7度に至るというきびしい寒さの中、大勢のファンが詰めかけていた。
イベント初日には禁止されているにも関わらず、前日から開場を待つ“徹夜組”が発生してしまい、主催者が急遽対応に追われるという自体も発生したとか。
ブース出展
日本でもおなじみのメーカーが多数出展。ブース内にステージを用意していたり、アニメソングのDJステージなども行われ、盛り上がりを見せていた。
アニプラス
韓国のアニメ放送局であるアニプラスでは、物販とコラボカフェを展開。とくに物販ブースには初日の開場時から大勢のファンが殺到し、グッズを買い求めるファンが列を成した。
アニプレックス
アニプレックスブースには新作フィギュアが展示。『天元突破グレンラガン』カミナや『その着せ替え人形は恋をする』喜多川海夢、『リコリス・リコイル』錦木千束などが並ぶ。ステージイベントも行われるなど韓国でも人気の高い『鬼滅の刃』煉獄杏寿郎は4分の1スケールの大サイズ。
アニメイト
アニメイトは物販ブース出展。現在すでに10店舗ほどを韓国内に出店しているようで、2023年初旬にはさらに釜山にも新店舗をオープンする模様だ。アニメ店長もグローバル店長になっていたのだ。
amiami
フィギュアメーカーamiamiは“TYPE-MOON レーシングVer.”や『エヴァンゲリオン』シリーズの作品を展示。
アルター
フィギュアメーカーのアルターも出展。このあたりはフィギュアメーカー複数社が固まっているエリアになっていて、ファンはぐるりと一周するだけで多数のメーカーによるフィギュアを鑑賞することができた。
smgホールディングス(『「鬼滅の刃」無限列車編』)
韓国で映画『「鬼滅の刃」無限列車編』を配給したsmgホールディングスでは、同作の等身大パネルや『ワンピースFILM RED』のPVを展示。
カカオゲームス(『ウマ娘 プリティダービー』)
サイゲームスの『ウマ娘 プリティダービー』韓国版を配信するカカオゲームスでは本作を大フィーチャー。ステージを設置して配信を行うとともに、同作の大きな紙袋も配布。現地ではこの紙袋を抱えたファンが大勢歩いていたぞ。
KADOKAWA
KADOKAWAブースでは2023年1月より放送予定のアニメ『痛いのは嫌なので防御力に極振りしたいと思います。2』や現在放送中の『虫かぶり姫』を始め、『夜は猫といっしょ』、『文豪ストレイドッグス』といった人気作をピーアール。多くの来場者がお気に入りの作品をバックに自撮りをして楽しんでいた。
グッドスマイルカンパニー
グッドスマイルカンパニーでは最新フィギュアを展示。珍しいところでは『機動警察パトレイバー』や『絶対無敵ライジンオー』といった懐かしのロボット作品が多く展示されていた。
コトブキヤ
コトブキヤブースではプラモデルコンテスト作品を展示。工夫をこらした作品の数々が来場者の目を楽しませていたぞ。
セガ(『初音ミク Project DIVA MEGA39"s』)
セガは『初音ミク Project DIVA MEGA39"s』の試遊台とモニターでの紹介動画を出展。モニター前には韓国の熱い初音ミクファンが集合し、リズムに合わせてペンライトを振る場面も!
ソニー・ミュージックエンタテインメント
ソニー・ミュージックエンタテインメントブースでは、所属タレントの紹介パネルのほか、配信サービス“ステージクラウド”を紹介。同サービスでは『アイドルマスター』シリーズのライブ映像を配信している。そのため同シリーズのキャラクターたちの等身大パネルが設置されていた。
また、マンガ『BLEACH』の作者である久保帯人氏のファンクラブも2023年にスタートさせる。
タカラトミー
韓国で人気が高いのだろうか、タカラトミーブースには1980年代に商品化されていた懐かしのコンテンツ『ダイアクロン』の展示が!(2016年からリブート展開)
DeNA(『takt op.(タクトオーパス)』)
DeNAブースには2023年サービス開始予定で現在事前登録受付中の『takt op.(タクトオーパス)』が展示。ブース前ではコスプレ姿の美しいコンパニオンさんが多くのフラッシュを浴びていた。
DJ 和
アニソンDJであるDJ和(かず)さんのブースは、フロアでいちばんの盛り上がり! リハーサルを行うために和さんがブースに現れると、それに気づいたファンたちが「オマエガイチバン! オマエガイチバン!」と日本語でコール。曲を掛け始めるとその人数はさらに増して、ブース前は黒山の人だかりとなった。
そこに集ったファンたちは各自の手にペンライトを持ち、曲に合わせて体を動かす“オタ芸”を放つなど熱く盛り上がっていた。
ネクソンコリア(『ブルーアーカイブ -Blue Archive-』)
もっとも長く列を形成していたのは、Yosterのスマートフォン向けゲーム『ブルーアーカイブ -Blue Archive-』(『ブルアカ』)。韓国ではネクソンコリアにより運営されており、イベントに集まった熱心なファンはブースにあるメッセージボードに多くのコメントを寄せていたぞ。
バンダイナムココリア
バンダイナムコ コリアでは『機動戦士ガンダム 水星の魔女』を猛プッシュ! キャラクターのコスプレを始め、主人公機エアリアルの立像、作品解説パネルやプラモデル製品が紹介されていた。
さらに置かれたガシャポン筐体は、キャッシュレス決済使用率が非常に高い韓国市場に合わせた電子マネーでのみ購入可能なものとなっている。電子表示されている数字は価格と残り数量。この方式なら細かな値段設定も可能になると思われる。
バンプレスト
バンプレストブースでは一番くじと景品が展示。実際に購入できる機械も設置されており、来場者たちは思い思いに好みの一番くじにチャレンジしていた。
ホロライブ
ホロライブは物販を展開。多くのアイテムがラインアップされていた。さらに2日目のステージには人気Vtuberの白銀ノエルと不知火フレアが初訪韓。リアルタイムでイベントを行った。
ゲーム出展の数は少なめ。来年以降の増加に期待!
と、ここまで怒涛の勢いで出展ブースを紹介してきた通り、出展のメインはアニメタイトルが多く、そのつぎにフィギュア展示が多いという印象。
とはいえゲーム出展も存在感を示しており、『ウマ娘 プリティダービー』が多くの注目を集めていた他、インディータイトルの試遊スペースが用意されていたり、韓国でも人気の高い『鬼滅の刃』はNintendo Switch版『鬼滅の刃 ヒノカミ血風譚』の試遊台に行列が形成されていた。
さらには上述したセガの『初音ミク Project DIVA MEGA39"s』や、アニメもある『Takt op.(タクトオーパス)』、『俺だけレベルアップな件』のゲーム展開もしっかりフィーチャーされているなど、アニメファンにも親和性の高いゲームが並んでいる。
ステージでは『鬼滅の刃』花江夏樹さんや『SPY×FAMILY』小野賢章さんも登場
会場にはレッドステージとブルーステージの2舞台でさまざまなステージが実施。
おもだったステージと出演者を紹介すると
『ラブライブ!虹ヶ崎学園スクールアイドル同好会』ステージ
大西亜玖璃、内田秀、久保田未夢
『鬼滅の刃』ステージ
花江夏樹
『IDOLiSH7』ステージ
小野賢章、広瀬裕也
『SPY×FAMILY』ファンミーティング
小野賢章
『バンドリ! ガールズバンドパーティ!』ステージと
進藤あまね、西尾夕香、大西礼芳
『華Doll*』ライブファンミーティング
増田俊樹、濱野大輝、土岐隼一、堀江瞬
ホロライブ ステージ
白銀ノエル、不知火フレア
と、有名声優も出演するステージが多く行われた。
中でも『鬼滅の刃』ステージでは、主人公・竈門炭治郎役の花江夏樹さんが登壇するや会場は黄色い悲鳴に包まれ、同作と花江さんの韓国での人気の高さをうかがわせた。
同ステージでは事前に取られたアンケートでの“名台詞ランキング”が発表されたり、そのセリフを花江さんが生で演じるなど『鬼滅の刃』ファンにはたまらない内容となっていた。
AGF会場近辺で見つけた気になるもの
ここからは会場と近辺で見つけたすこしおもしろいものを一挙に紹介していこう。
巨大ルフィバルーン
全高5メートルは超えようという巨大なルフィ。なんでもこのバルーンは世界各国のイベントをわたり歩いているもので、韓国に来る前はベトナム(のイベント)にいたのだとか。イーストブルーを航海してきたのかな。
韓国のファンによるゲスト歓迎の花輪
会場の一角には、ステージイベントに登壇するゲストを歓迎するファンからの花輪がズラリ。色とりどりの花や幕で彩られ、いかにもイベントらしい華やかさが生まれていた。
日本のマンガ・書籍も販売
アニメ、ゲームとくればマンガももちろん展開。会場内には韓国語翻訳版マンガの販売が行われていたり、テレビアニメ化も決定しているマンガ『スキップとローファー』のパネルなども設置されていた。
この一角はイラストを描く人に参考になりそうな本が並べられていた。
『ウマ娘』広告タクシー
会場近くで見つけたタクシーは、まさかの『ウマ娘』の痛タクシー! スペシャルウィークとサイレンススズカがプリントされた特別仕様車だ。韓国のタクシーはそりゃもう飛ばす飛ばす。そのスピードはウマ娘もかくや。
コスプレ&コンパニオンさんは別記事でお届け予定
韓国でもコスプレは定着。多くの人々が思い思いのコスプレを楽しんでいる。なお、コスプレと美しいコンパニオンさんの写真は別記事でまとめて後日公開予定なので、そちらもお楽しみに!
Ca21#ASAAA 22-12-08 09:43
『ウマ娘』『水星の魔女』『鬼滅の刃』『SPY×FAMILY』日本企業も多数出展。“アニメゲームフェスタ2022”韓国現地弾丸取材リポート
12/7(水) 20:30配信
文・取材・撮影:堅田ヒカル
2022年12月3日~4日、韓国・京畿道のKINTEX国際展示場にて“アニメゲームフェスタ(AGF)2022”が開催された。
AGFは韓国のアニメ・ゲームファンに向けたイベントで、ブースでは最新アニメやゲーム情報、最新フィギュアなどが展示。さらには日本から有名声優を呼んでのステージなどが催された。
今回は2019年以来3年ぶりの開催で、通算では第3回となる。イベント2日目の12月4日には最低気温がマイナス7度を記録したきびしい寒さの中、会場には多くのファンが詰めかけ、公式発表によると2日間で47774名の来場者を集めたという。
なお記者に韓国語の素養はなく、幾何学模様を思わせるハングルの波に韓国入国直後からずっと困惑しきりだったが、イベント会場に入ると……
……ここだけは読める! 読めないけど読めるぞ!!
そんなわけで本イベントには日本のコンテンツや企業も多数出展。書いてある言葉はわからなくとも、出展物を撮影していたりファンの熱気を感じたりすると思わず日本にいるのと錯覚してしまうほど日本のアニメ・ゲームファンにとっても興味が惹かれるブースが並んでいた。
本稿では日本からの出展ブースの写真を中心に、韓国が熱く盛り上がったAGF2022の内容を紹介する。
外は極寒でもファンは熱い! 氷点下に生まれた長蛇の列
KINTEXはソウル郊外に建つ国際展示場。空港や市街地からクルマで1時間程度の距離にあって、日本の読者にわかりやすく伝えると幕張メッセのようなところ。
会場内、そして外には入場を待つファンで長蛇の列が形成された。イベント1日目から気温は氷点下に達し、2日目にはさらに下がってマイナス7度に至るというきびしい寒さの中、大勢のファンが詰めかけていた。
イベント初日には禁止されているにも関わらず、前日から開場を待つ“徹夜組”が発生してしまい、主催者が急遽対応に追われるという自体も発生したとか。
ブース出展
日本でもおなじみのメーカーが多数出展。ブース内にステージを用意していたり、アニメソングのDJステージなども行われ、盛り上がりを見せていた。
アニプラス
韓国のアニメ放送局であるアニプラスでは、物販とコラボカフェを展開。とくに物販ブースには初日の開場時から大勢のファンが殺到し、グッズを買い求めるファンが列を成した。
アニプレックス
アニプレックスブースには新作フィギュアが展示。『天元突破グレンラガン』カミナや『その着せ替え人形は恋をする』喜多川海夢、『リコリス・リコイル』錦木千束などが並ぶ。ステージイベントも行われるなど韓国でも人気の高い『鬼滅の刃』煉獄杏寿郎は4分の1スケールの大サイズ。
アニメイト
アニメイトは物販ブース出展。現在すでに10店舗ほどを韓国内に出店しているようで、2023年初旬にはさらに釜山にも新店舗をオープンする模様だ。アニメ店長もグローバル店長になっていたのだ。
amiami
フィギュアメーカーamiamiは“TYPE-MOON レーシングVer.”や『エヴァンゲリオン』シリーズの作品を展示。
アルター
フィギュアメーカーのアルターも出展。このあたりはフィギュアメーカー複数社が固まっているエリアになっていて、ファンはぐるりと一周するだけで多数のメーカーによるフィギュアを鑑賞することができた。
smgホールディングス(『「鬼滅の刃」無限列車編』)
韓国で映画『「鬼滅の刃」無限列車編』を配給したsmgホールディングスでは、同作の等身大パネルや『ワンピースFILM RED』のPVを展示。
カカオゲームス(『ウマ娘 プリティダービー』)
サイゲームスの『ウマ娘 プリティダービー』韓国版を配信するカカオゲームスでは本作を大フィーチャー。ステージを設置して配信を行うとともに、同作の大きな紙袋も配布。現地ではこの紙袋を抱えたファンが大勢歩いていたぞ。
KADOKAWA
KADOKAWAブースでは2023年1月より放送予定のアニメ『痛いのは嫌なので防御力に極振りしたいと思います。2』や現在放送中の『虫かぶり姫』を始め、『夜は猫といっしょ』、『文豪ストレイドッグス』といった人気作をピーアール。多くの来場者がお気に入りの作品をバックに自撮りをして楽しんでいた。
グッドスマイルカンパニー
グッドスマイルカンパニーでは最新フィギュアを展示。珍しいところでは『機動警察パトレイバー』や『絶対無敵ライジンオー』といった懐かしのロボット作品が多く展示されていた。
コトブキヤ
コトブキヤブースではプラモデルコンテスト作品を展示。工夫をこらした作品の数々が来場者の目を楽しませていたぞ。
セガ(『初音ミク Project DIVA MEGA39"s』)
セガは『初音ミク Project DIVA MEGA39"s』の試遊台とモニターでの紹介動画を出展。モニター前には韓国の熱い初音ミクファンが集合し、リズムに合わせてペンライトを振る場面も!
ソニー・ミュージックエンタテインメント
ソニー・ミュージックエンタテインメントブースでは、所属タレントの紹介パネルのほか、配信サービス“ステージクラウド”を紹介。同サービスでは『アイドルマスター』シリーズのライブ映像を配信している。そのため同シリーズのキャラクターたちの等身大パネルが設置されていた。
また、マンガ『BLEACH』の作者である久保帯人氏のファンクラブも2023年にスタートさせる。
タカラトミー
韓国で人気が高いのだろうか、タカラトミーブースには1980年代に商品化されていた懐かしのコンテンツ『ダイアクロン』の展示が!(2016年からリブート展開)
DeNA(『takt op.(タクトオーパス)』)
DeNAブースには2023年サービス開始予定で現在事前登録受付中の『takt op.(タクトオーパス)』が展示。ブース前ではコスプレ姿の美しいコンパニオンさんが多くのフラッシュを浴びていた。
DJ 和
アニソンDJであるDJ和(かず)さんのブースは、フロアでいちばんの盛り上がり! リハーサルを行うために和さんがブースに現れると、それに気づいたファンたちが「オマエガイチバン! オマエガイチバン!」と日本語でコール。曲を掛け始めるとその人数はさらに増して、ブース前は黒山の人だかりとなった。
そこに集ったファンたちは各自の手にペンライトを持ち、曲に合わせて体を動かす“オタ芸”を放つなど熱く盛り上がっていた。
ネクソンコリア(『ブルーアーカイブ -Blue Archive-』)
もっとも長く列を形成していたのは、Yosterのスマートフォン向けゲーム『ブルーアーカイブ -Blue Archive-』(『ブルアカ』)。韓国ではネクソンコリアにより運営されており、イベントに集まった熱心なファンはブースにあるメッセージボードに多くのコメントを寄せていたぞ。
バンダイナムココリア
バンダイナムコ コリアでは『機動戦士ガンダム 水星の魔女』を猛プッシュ! キャラクターのコスプレを始め、主人公機エアリアルの立像、作品解説パネルやプラモデル製品が紹介されていた。
さらに置かれたガシャポン筐体は、キャッシュレス決済使用率が非常に高い韓国市場に合わせた電子マネーでのみ購入可能なものとなっている。電子表示されている数字は価格と残り数量。この方式なら細かな値段設定も可能になると思われる。
バンプレスト
バンプレストブースでは一番くじと景品が展示。実際に購入できる機械も設置されており、来場者たちは思い思いに好みの一番くじにチャレンジしていた。
ホロライブ
ホロライブは物販を展開。多くのアイテムがラインアップされていた。さらに2日目のステージには人気Vtuberの白銀ノエルと不知火フレアが初訪韓。リアルタイムでイベントを行った。
ゲーム出展の数は少なめ。来年以降の増加に期待!
と、ここまで怒涛の勢いで出展ブースを紹介してきた通り、出展のメインはアニメタイトルが多く、そのつぎにフィギュア展示が多いという印象。
とはいえゲーム出展も存在感を示しており、『ウマ娘 プリティダービー』が多くの注目を集めていた他、インディータイトルの試遊スペースが用意されていたり、韓国でも人気の高い『鬼滅の刃』はNintendo Switch版『鬼滅の刃 ヒノカミ血風譚』の試遊台に行列が形成されていた。
さらには上述したセガの『初音ミク Project DIVA MEGA39"s』や、アニメもある『Takt op.(タクトオーパス)』、『俺だけレベルアップな件』のゲーム展開もしっかりフィーチャーされているなど、アニメファンにも親和性の高いゲームが並んでいる。
ステージでは『鬼滅の刃』花江夏樹さんや『SPY×FAMILY』小野賢章さんも登場
会場にはレッドステージとブルーステージの2舞台でさまざまなステージが実施。
おもだったステージと出演者を紹介すると
『ラブライブ!虹ヶ崎学園スクールアイドル同好会』ステージ
大西亜玖璃、内田秀、久保田未夢
『鬼滅の刃』ステージ
花江夏樹
『IDOLiSH7』ステージ
小野賢章、広瀬裕也
『SPY×FAMILY』ファンミーティング
小野賢章
『バンドリ! ガールズバンドパーティ!』ステージと
進藤あまね、西尾夕香、大西礼芳
『華Doll*』ライブファンミーティング
増田俊樹、濱野大輝、土岐隼一、堀江瞬
ホロライブ ステージ
白銀ノエル、不知火フレア
と、有名声優も出演するステージが多く行われた。
中でも『鬼滅の刃』ステージでは、主人公・竈門炭治郎役の花江夏樹さんが登壇するや会場は黄色い悲鳴に包まれ、同作と花江さんの韓国での人気の高さをうかがわせた。
同ステージでは事前に取られたアンケートでの“名台詞ランキング”が発表されたり、そのセリフを花江さんが生で演じるなど『鬼滅の刃』ファンにはたまらない内容となっていた。
AGF会場近辺で見つけた気になるもの
ここからは会場と近辺で見つけたすこしおもしろいものを一挙に紹介していこう。
巨大ルフィバルーン
全高5メートルは超えようという巨大なルフィ。なんでもこのバルーンは世界各国のイベントをわたり歩いているもので、韓国に来る前はベトナム(のイベント)にいたのだとか。イーストブルーを航海してきたのかな。
韓国のファンによるゲスト歓迎の花輪
会場の一角には、ステージイベントに登壇するゲストを歓迎するファンからの花輪がズラリ。色とりどりの花や幕で彩られ、いかにもイベントらしい華やかさが生まれていた。
日本のマンガ・書籍も販売
アニメ、ゲームとくればマンガももちろん展開。会場内には韓国語翻訳版マンガの販売が行われていたり、テレビアニメ化も決定しているマンガ『スキップとローファー』のパネルなども設置されていた。
この一角はイラストを描く人に参考になりそうな本が並べられていた。
『ウマ娘』広告タクシー
会場近くで見つけたタクシーは、まさかの『ウマ娘』の痛タクシー! スペシャルウィークとサイレンススズカがプリントされた特別仕様車だ。韓国のタクシーはそりゃもう飛ばす飛ばす。そのスピードはウマ娘もかくや。
コスプレ&コンパニオンさんは別記事でお届け予定
韓国でもコスプレは定着。多くの人々が思い思いのコスプレを楽しんでいる。なお、コスプレと美しいコンパニオンさんの写真は別記事でまとめて後日公開予定なので、そちらもお楽しみに!