2021.05.13｜3:33｜朝鮮日報

政府、韓米会談控え米国に伝達「日本の首相のように20分の食事は避けなければ」

韓国政府が文在寅大統領の訪米と韓米首脳会談を控え、米国側に「ハンバーガーの食事は困る」という立場を伝えたことが12日、分かった。先月、日本の菅義偉首相が米国を訪問した際、バイデン米大統領と「20分間のハンバーガー会合」をしたが、それが自国で嘲笑されたことを意識したものと解釈される。

今月4月に開かれた米日首脳会談で、バイデン米大統領（左）と菅義偉首相が「ハンバーガー昼食」をして会話を交わしている。バイデン米大統領のTwitter

外交筋によると、韓国政府は米国側に「格式を備えた昼食会・晩さん会」の可能性を打診しているという。このため、文大統領が好きなメニューも知らせたとのことだ。しかし、米国側は新型コロナウイルス感染予防を理由にまだ回答していないことが分かった。

ある消息筋は「バイデン大統領は高齢（78歳）なので、米国側は防疫に非常に敏感になっている」「韓国側としては正式な昼食会・晩さん会が行われるのがベストだが、そこまではできなくとも菅首相のような姿は避けるべきではないだろうか」とした。

首脳会談における食事の日程は、外交当局が特に力を入れる部分の一つだ。首脳同士が公式会談よりも少しリラックスした雰囲気で会話を交わし、親交を深めることができる機会だからだ。

バイデン大統領就任後、「ホワイトハウス初の海外ゲスト」というチャンスをつかんだ日本は、菅首相とバイデン大統領の昼食会・晩さん会を積極的に推進したが、米国側から防疫問題上、難色を示して不発に終わった。結局、両首脳が約2メートルの距離を置いてテーブルの端に座わり、ハンバーガーを前に会話する略式日程として行われた。それも時間は20分間に過ぎず、菅首相はハンバーガーに手を付けることもできなかった。日本政府は「胸を開いて会話を交わした」と意味付けをしたが、鳩山由紀夫元首相は「その姿は哀れだった」とした。

文大統領の2017年の初訪米の時は、当時トランプ米大統領がホワイトハウスで歓迎の晩餐を開き、2019年の訪米の時は会談を兼ねた昼食会をした。 2011年、米国を訪問した李明博元大統領はオバマ米大統領と共にワシントン近郊の韓国料理店を訪れ、焼肉の晩餐会をして話題になったりもした。

2011年10月、米国を訪れた李明博大統領がオバマ米大統領とワシントン近く食堂を訪れ焼肉晩餐をしている姿。

ソース：http://naver.me/xOCk51PP

ハンバーガーには理由があるのだ。コロナ禍で国民が我慢しているのに.