米国の金利引き上げは、国際金融市場の不確実性を高め、韓国で外国人資本の離脱を招く恐れがある。

これによって、韓国銀行が基準金利を追加で引き下げることは容易ではないという観測が出ている。

◇国際金融市場不安で、外国人資本流出懸念

米国の金利引き上げは、国際金融市場の不確実性を高めるのに、国内経済にも、どのような方式であれ影響を与えるものとみられる。

国際金融センターはこの日、「米国金融政策の不確実性の再浮上の可能性」という報告書では、「米国の金利引き上げは12月が有力ですが、9月に早まる場合、新興国を中心に、金融市場の変動性が拡大される可能性がある」と強調しした。

すぐに韓国で外国人資本が流れ出す可能性がある。

昨年、米国の金利引き上げ見通しが拡散した時も、このような現象が明確になった。

韓銀国際収支統計を見れば昨年6月から今年2月まで国内債券、株式など証券市場で9ヵ月連続、外国人資金が流出された。

この期間に離脱した外国人資本は266億ドルにもなった。

幸い、韓国は外貨準備高と経常収支の黒字規模が大きく、最近、スタンダード・アンド・プアーズ(S&P)が付与する国家信用格付けが上方修正されるなど、経済の基礎的条件が良い方だ。



このために外国人資本が大規模に急激に流出する可能性は大きくないが、一定規模の資金が流出する公算はある。

実際、最近、米国の金利引き上げの可能性が高まると、コスピで24∼26日、外国人投資家は売り越しを展開し、株価は下落傾向を見せた。

米国の金利引き上げは企業や家計など経済主体の不安感を拡散させ、実物経済にも悪材料に作用することができる。

特に、米国の金利引き上げで中国など新興国市場が打撃を受ければ、韓国企業の輸出戦線に暗雲が濃くなる可能性がある。

下半期企業の構造調整による大量失業が懸念されて輸出不振が続いている状況で、経済がさらに困難な局面を迎えかねないわけだ。

ただ、米国の金利引き上げは、ドルの価値を高めながら、最近、ウォン/ドル為替レートの急落をめぐる懸念は減る見通しだ。

この記事を読んだ韓国人の反応


・金利引き上げ-住宅価格の暴落-中間層破産...その次は?

・自分の身の丈に合わない家を買っている奴らが皆潰れてしまったら

・米国が金利を近いうちに引き上げる、年内2回まで引き上げるかもしれないのに、韓国が金利をまた引き下げすると? しない方策は無いの？

・心理的障壁が崩壊すれば、幾何級数的にバブルが崩壊されて行くのだろ。 今ちょうど日本バブル崩壊の始まりの形そのまま似ている

・2017年国家不渡りの確実視....1997年1年前と同じだ....

・
2018年末まで3%台金利を引き上げるのが米国の目標だ。韓国はその期間の間、0.5%下がって0.75%台の低金利で、なんと2.25%以上の金利差
を維持することになる。自然に国内の外国資金は、すべて流出し、為替レートは2000ウォン台まで跳ね上がる。 2番目のIMFが来るシナリオだ。
次のシナリオは韓銀が米国の影響を受け、金利を急激に上げ、基準金利が米国より1.5%高い4.5%台の金利を維持する道だ。 すると不動産危機が来る


・米国の金利引き上げは予想されていたのに、準備をしていな政府の経済政策が問題で、金利引き上げになるがも不動産バブルを維持しようとした政府の失策が近いうちに災いに迫って来る。みんな不動産バブルが抜ける現実を実感あふれるように経験してみてほしい・・・

・よい現象だ。 ついでに私たちも金利を上げろ

・早晩に融資金利の爆弾が爆発するね

・輸出が赤字に転じるのが問題。米国金利の上昇で3.4年以内にIMFくる

・韓国金利下げても、そのお金が全部不動産に流れて行くけど…景気浮揚効果があるんですか？

・あ~~家計簿が深刻な負担だね

・金利をちょっと上げてこそ、富の再分配が実現される

・韓国も金利引き上げが避けられないそうしてこそ、家二軒社債持っている人たちの金利が負担に思って家を売却し、住宅価格が落ちて個人負債が減り、正常な経済構造が回るのだが

・米国が0.25%p、金利引き上げしたら韓国は0.5%p上げてこそ、資本の離脱を防ぐ。早く韓銀は、金利を上げなければならない

・どれほど韓国が弱小国であれば米国の金利一つに経済が揺らぐんだ。 その要因は内部経済不安だ


引用元記事：http://goo.gl/nXfRhx