nininiは断言するよ。

欧州、それに欧州の息のかかったユーラシアとアフリカ、中東地域の世界－（Ａ）

残りのアジア地域、南北アメリカー（Ｂ）に世界は大きく分かれていくだろう。

そして世界の半分のＢ地域は、ＴＰＰ加盟国と非加盟国でさらに二分される体制になるだろう。

戦後の冷戦時代は政治的イデオロギーが主たる対立軸であった。

だが没イデオロギーの２１世紀は政治抜きでのモロ経済対立となる。

具体的には経済ブロック毎の優劣競走だ。　

これまではユーロやＮＡＦＴＡなどが代表的なものであったが、ＴＰＰの誕生で世界は大きく変わるだろう。

Ｂ地域はＴＰＰに入っている国は繁栄し、非ＴＰＰ組は次第に没落していくと思われる。

自由貿易協定（ＦＴＡ）といわれる経済協定だが、現在のＦＴＡは純粋なものはほとんどなく、

ほとんどなんらかのＥＰＡ的要素を含んでおり事実上はすべてＥＰＡとみてよい。

ＴＰＰに加盟していない発展途上国はロシアであれ、中国であれ、インドであれＴＰＰ内の先進国から

投資対象として外されていく運命だ。　

米国、日本はＴＰＰ発足後はますますＴＰＰ加盟国の途上国に投資を集中させていく。

そして域内の経済的、政治的安定と利益の確保を確実にするため安全保障の網を加盟国すべてにかけていくだろう。　ＴＰＰに入っていない日和見の国は投資も安保も見捨てられていく。

今後ＴＰＰ加盟を勇断したベトナムが中国の代わりとして発展し、中国の地位を代替していくだろう。

マレーシアも発展する。　

ＴＰＰの構想の大きさに気が付いたタイや台湾やフィリピンなどが加盟に手をあげた。

韓国ー韓国は外されるだろう。　少なくともタイや台湾よりも後回しにされる可能性が高い。

さようなら、中国、ロシア、韓国・・・。

民主政治がなく、国際法を順守できず、他国を平等にみて尊重できない国は入れてくれるところがない。

君たちは世界経済ブロックの狭間でどこの経済ブロックにも入れずに、いれず沈没していくだろう。