記事入力 : 2017/09/13 10:51
子どもだけ降車し泣き叫ぶ母、バスを止めない運転手に落ち度!? /ソウル
11日午後7時ごろ、ソウル市バス運送事業組合のホームページに「午後6時ごろ、建大入口駅近くのバス停留所で子どもが1人で降りてしまい、母親が『ドアを開けて』と泣き叫んで頼んでいるのに、240番バスの運転手が運行を続けた」という書き込みが投稿された。母親は次の停留所(建大入口交差点)で降り、子どもを探そうと走っていったという。その母親は娘(7)を見つけた後、交番に行ってバス運転手を通報できるか聞いたとのことだ。
11日夜から、同組合のホームページには「240番バスの運転手を処罰せよ」という書き込みが数十件寄せられた。12日には大統領府ホームページにも「240番バスの運転手を告発します」という請願があった。
市内バスの管理・監督権限を持つソウル市は12日午前、バス内の防犯カメラ映像を確認し、60歳の運転手を特定、経緯書を提出させた。市によると、この運転手は午後6時20分、建大入口駅停留所で16秒間ドアを開けた。この停留所で10人が降りたが、そのうち3人が子どもだった。運転手はドアを閉めて10メートルほどバスを走らせ、片道3車線道路の第2車線に入った。バスが出発して10秒後、運転手は左右を見回した。市は、この時点で運転手が何らかの問題を認知したものと把握している。運転手は「10メートル走行した後、乗客の1人が降りられなかったことを知ったが、既に第2車線に入っていたので止まることができず、次の停留所まで行った」と話している。
旅客自動車運輸事業法では、停留所以外でのバスの上下車を禁止している。建大入口駅停留所と建大入口交差点停留所は約280メートル離れている。市関係者は「近日中にバス運転手が当事者である子どもの母親に会って謝罪することになった」と語った。
12日午後には、運転手の娘だと称する女性が、あるインターネット掲示板に自身の父親を擁護する書き込みを投稿した。「父は、女性(停留所で降りた子どもの母親)が『運転手さん!』と叫ぶ声は聞こえたが、子ども連れだったとは知らず、『次の停留所で降りてください』と言った」というものだ。この女性は「子どもの母親は泣き叫んでいた」という表現についても「誇張されている」と主張した。
チャン・ヒョンテ記者 , イ・ヘイン記者
朝鮮日報/朝鮮日報日本語版
http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2017/09/13/2017091301181.html
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記事入力 : 2017/09/13 22:41
「子どもだけ降ろしバス運行」 渦中の運転手が母子への謝罪拒否
ソウル市バスの運転手が、「子どもだけ降りてしまったのでバスを止めて」という母親の声を無視して次の停留所までバスを運転し続けたとされる問題で、バスの運転手(60)が名誉を毀損されたとして法的対応を準備していることが分かった。運転手は12日、ソウル・広津警察署で「インターネット上で私に関する虚偽の事実を広めて名誉を毀損した人と、その内容を報道したネットメディア2社を告発したい」と話したという。
運転手は12日、警察署の出頭要請に応じて事情聴取を受けた。警察署で自身に関するオンライン記事と誹謗中傷のコメント数千件を見てショックを受けたという。そのため、事情聴取の後、警察に虚偽事実流布と名誉毀損の告発について問い合わせたわけだ。
ソウル市240番バスで起きた「事件」の真実は依然として明らかになっていない。13日、あるメディアが公開した監視カメラの映像の一部を見ると、運転手が停留所でバスの後部ドアを開けて乗客を降ろした際、女の子が最後にバスから降りて周囲を見渡す様子が映っていた。
ソウル市は12日「近くバスの運転手が当事者の母子に謝罪することにした」と報道資料を発表した。しかし運転手は会社側に「謝罪するつもりはない」と話しているという。この運転手はバス運転歴23年で、会社で「今月の親切賞」を4回、「無事故運転褒賞」を2回受賞しているという。
運転手は今年7月に定年を迎えたが、優秀な実力を認められて今月1日から1年ごとに契約更新の嘱託職として復帰。しかし問題が発覚した12日午後からは連絡が取れず、出社もしていないという。
チャン・ヒョンテ記者
朝鮮日報/朝鮮日報日本語版
http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2017/09/13/2017091303315.html
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記事入力 : 2017/09/14 10:39
【萬物相】「止まらなかった」ではなく「止まれなかった」240番バス
5年前、「菜鮮堂」というしゃぶしゃぶ専門チェーン店で、不親切な店員ともめて暴力を振るわれたという妊婦の書き込みがインターネット上に掲載された。この妊婦は「妊娠の事実を知りながら、おなかを足で蹴られた」と訴え、ネットは大騒ぎになった。この店のサイトは炎上し、謝罪文を出した。ところが、その後すぐにどんでん返しが待っていた。警察が店内の防犯カメラで確認したところ、トラブルはあったがおなかを足で蹴ってはいなかったことが分かった。今度は妊婦側が「国民をだました」と総攻撃を浴びた。これがいわゆる「菜鮮堂事件」だ。
同じころ、「みそ汁女事件」も起こった。ある女性が「8歳の息子が飲食店で50代の女にぶつかり、テンジャン(韓国みそ)の汁が顔にかかってやけどした」とネット上に書き込んだ。「息子をトイレに連れていった間に加害者の女が消えた」という主張に、ネット上はまた大騒ぎになり、「みそ汁女手配令」まで出た。だが、その一部が事実と違うことが分かった。警察が確認した防犯カメラ映像には、走り回っていた子どもがみそ汁の器を持った女性にぶつかった後、またすぐにどこかへ走り去る様子が映っていた。みそ汁のかかった子どもを50代女性が放置して立ち去ったわけではなかったのだ。
11日、ソウル市バス運送事業組合のホームページに、ある市民が投稿した。「午後6時ごろ、建大入口駅近くのバス停留所で子どもが1人で降りてしまい、母親が『ドアを開けて』と泣き叫んで頼んでいるのに、240番バスの運転手が運行を続けた」という目撃者の告発だった。この書き込みには、「次の停留所で泣きながら飛び降りた母親に向かって、運転手はののしり言葉を浴びせた」ともあった。同日夜からバス運送事業組合のホームページや掲示板には「運転手を処罰せよ」という非難が寄せられた。大統領府のホームページにも処罰を求める請願文が投稿された。ネット上には「240番バスの蛮行」という記事が広まった。
だが、今回もどんでん返しのきっかけになったのはバス内の防犯カメラだった。ソウル市が確認したところ、バスの運転手は子どもが降りた停留所で16秒間ドアを開けてから出発、母親が一足遅れでバスを止めるよう要求した時は既に第2車線に入っており、停車が難しかったという。運転手もののしり言葉を発していなかったとのことだ。「運転手はバスが出発して10秒後に左右を見回しているが、その時に問題に気付いたと見られる」とソウル市では言っている。
不確かな事実に基づいた告発が大衆の怒りに火をつけ、何の関係もない人を責めて被害者にするという出来事が繰り返されている。刺激的な「ネタ」があると集団催眠にでもかかったかのようにたかり、たたくという行為がネットの世界での病理現象として定着してしまった。ネットやソーシャル・メディアの発達により、今や誰もが自身のメディアを持っている時代だ。無責任で不誠実な書き込み一つが誰かを殺す凶器になるかもしれない。
崔源奎(チェ・ウォンギュ)論説委員
朝鮮日報/朝鮮日報日本語版
http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2017/09/14/2017091401136.html
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朝鮮人に生まれなくて良かった。
( ´-д-)≡3
このバス運転手、騒動後に連絡が取れなくなったなんて、自殺してなきゃ良いけど。
本当、朝鮮人に生まれなくて良かったわ。
( ´-д-)≡3
記事入力 : 2017/09/13 10:51
子どもだけ降車し泣き叫ぶ母、バスを止めない運転手に落ち度!? /ソウル
11日午後7時ごろ、ソウル市バス運送事業組合のホームページに「午後6時ごろ、建大入口駅近くのバス停留所で子どもが1人で降りてしまい、母親が『ドアを開けて』と泣き叫んで頼んでいるのに、240番バスの運転手が運行を続けた」という書き込みが投稿された。母親は次の停留所(建大入口交差点)で降り、子どもを探そうと走っていったという。その母親は娘(7)を見つけた後、交番に行ってバス運転手を通報できるか聞いたとのことだ。
11日夜から、同組合のホームページには「240番バスの運転手を処罰せよ」という書き込みが数十件寄せられた。12日には大統領府ホームページにも「240番バスの運転手を告発します」という請願があった。
市内バスの管理・監督権限を持つソウル市は12日午前、バス内の防犯カメラ映像を確認し、60歳の運転手を特定、経緯書を提出させた。市によると、この運転手は午後6時20分、建大入口駅停留所で16秒間ドアを開けた。この停留所で10人が降りたが、そのうち3人が子どもだった。運転手はドアを閉めて10メートルほどバスを走らせ、片道3車線道路の第2車線に入った。バスが出発して10秒後、運転手は左右を見回した。市は、この時点で運転手が何らかの問題を認知したものと把握している。運転手は「10メートル走行した後、乗客の1人が降りられなかったことを知ったが、既に第2車線に入っていたので止まることができず、次の停留所まで行った」と話している。
旅客自動車運輸事業法では、停留所以外でのバスの上下車を禁止している。建大入口駅停留所と建大入口交差点停留所は約280メートル離れている。市関係者は「近日中にバス運転手が当事者である子どもの母親に会って謝罪することになった」と語った。
12日午後には、運転手の娘だと称する女性が、あるインターネット掲示板に自身の父親を擁護する書き込みを投稿した。「父は、女性(停留所で降りた子どもの母親)が『運転手さん!』と叫ぶ声は聞こえたが、子ども連れだったとは知らず、『次の停留所で降りてください』と言った」というものだ。この女性は「子どもの母親は泣き叫んでいた」という表現についても「誇張されている」と主張した。
チャン・ヒョンテ記者 , イ・ヘイン記者
朝鮮日報/朝鮮日報日本語版
http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2017/09/13/2017091301181.html
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記事入力 : 2017/09/13 22:41
「子どもだけ降ろしバス運行」 渦中の運転手が母子への謝罪拒否
ソウル市バスの運転手が、「子どもだけ降りてしまったのでバスを止めて」という母親の声を無視して次の停留所までバスを運転し続けたとされる問題で、バスの運転手(60)が名誉を毀損されたとして法的対応を準備していることが分かった。運転手は12日、ソウル・広津警察署で「インターネット上で私に関する虚偽の事実を広めて名誉を毀損した人と、その内容を報道したネットメディア2社を告発したい」と話したという。
運転手は12日、警察署の出頭要請に応じて事情聴取を受けた。警察署で自身に関するオンライン記事と誹謗中傷のコメント数千件を見てショックを受けたという。そのため、事情聴取の後、警察に虚偽事実流布と名誉毀損の告発について問い合わせたわけだ。
ソウル市240番バスで起きた「事件」の真実は依然として明らかになっていない。13日、あるメディアが公開した監視カメラの映像の一部を見ると、運転手が停留所でバスの後部ドアを開けて乗客を降ろした際、女の子が最後にバスから降りて周囲を見渡す様子が映っていた。
ソウル市は12日「近くバスの運転手が当事者の母子に謝罪することにした」と報道資料を発表した。しかし運転手は会社側に「謝罪するつもりはない」と話しているという。この運転手はバス運転歴23年で、会社で「今月の親切賞」を4回、「無事故運転褒賞」を2回受賞しているという。
運転手は今年7月に定年を迎えたが、優秀な実力を認められて今月1日から1年ごとに契約更新の嘱託職として復帰。しかし問題が発覚した12日午後からは連絡が取れず、出社もしていないという。
チャン・ヒョンテ記者
朝鮮日報/朝鮮日報日本語版
http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2017/09/13/2017091303315.html
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記事入力 : 2017/09/14 10:39
【萬物相】「止まらなかった」ではなく「止まれなかった」240番バス
5年前、「菜鮮堂」というしゃぶしゃぶ専門チェーン店で、不親切な店員ともめて暴力を振るわれたという妊婦の書き込みがインターネット上に掲載された。この妊婦は「妊娠の事実を知りながら、おなかを足で蹴られた」と訴え、ネットは大騒ぎになった。この店のサイトは炎上し、謝罪文を出した。ところが、その後すぐにどんでん返しが待っていた。警察が店内の防犯カメラで確認したところ、トラブルはあったがおなかを足で蹴ってはいなかったことが分かった。今度は妊婦側が「国民をだました」と総攻撃を浴びた。これがいわゆる「菜鮮堂事件」だ。
同じころ、「みそ汁女事件」も起こった。ある女性が「8歳の息子が飲食店で50代の女にぶつかり、テンジャン(韓国みそ)の汁が顔にかかってやけどした」とネット上に書き込んだ。「息子をトイレに連れていった間に加害者の女が消えた」という主張に、ネット上はまた大騒ぎになり、「みそ汁女手配令」まで出た。だが、その一部が事実と違うことが分かった。警察が確認した防犯カメラ映像には、走り回っていた子どもがみそ汁の器を持った女性にぶつかった後、またすぐにどこかへ走り去る様子が映っていた。みそ汁のかかった子どもを50代女性が放置して立ち去ったわけではなかったのだ。
11日、ソウル市バス運送事業組合のホームページに、ある市民が投稿した。「午後6時ごろ、建大入口駅近くのバス停留所で子どもが1人で降りてしまい、母親が『ドアを開けて』と泣き叫んで頼んでいるのに、240番バスの運転手が運行を続けた」という目撃者の告発だった。この書き込みには、「次の停留所で泣きながら飛び降りた母親に向かって、運転手はののしり言葉を浴びせた」ともあった。同日夜からバス運送事業組合のホームページや掲示板には「運転手を処罰せよ」という非難が寄せられた。大統領府のホームページにも処罰を求める請願文が投稿された。ネット上には「240番バスの蛮行」という記事が広まった。
だが、今回もどんでん返しのきっかけになったのはバス内の防犯カメラだった。ソウル市が確認したところ、バスの運転手は子どもが降りた停留所で16秒間ドアを開けてから出発、母親が一足遅れでバスを止めるよう要求した時は既に第2車線に入っており、停車が難しかったという。運転手もののしり言葉を発していなかったとのことだ。「運転手はバスが出発して10秒後に左右を見回しているが、その時に問題に気付いたと見られる」とソウル市では言っている。
不確かな事実に基づいた告発が大衆の怒りに火をつけ、何の関係もない人を責めて被害者にするという出来事が繰り返されている。刺激的な「ネタ」があると集団催眠にでもかかったかのようにたかり、たたくという行為がネットの世界での病理現象として定着してしまった。ネットやソーシャル・メディアの発達により、今や誰もが自身のメディアを持っている時代だ。無責任で不誠実な書き込み一つが誰かを殺す凶器になるかもしれない。
崔源奎(チェ・ウォンギュ)論説委員
朝鮮日報/朝鮮日報日本語版
http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2017/09/14/2017091401136.html
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朝鮮人に生まれなくて良かった。
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このバス運転手、騒動後に連絡が取れなくなったなんて、自殺してなきゃ良いけど。
本当、朝鮮人に生まれなくて良かったわ。
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