寒い冬に温まりたくて、銭湯に行ってきた。嫁はこういう場所を嫌うので、息子と娘と三人で行った。

写真で紹介したいところだが、場所柄とても撮影はできないので、外観だけ掲載。まあ、男湯の写真を載せても喜ぶ人は少ないだろう。


昔は歩いて行ける範囲に銭湯が５軒あったが、いまではこの１軒しか残っていない。ここは外観も「昔の銭湯」の雰囲気だし、生き残るだろう。いままでの５軒が多すぎたのかもしれない。

それにしても銭湯は高い。大人４５０円、小学生１８０円だ。幼稚園生の娘も本当は８０円らしいが、おじさんが払わなくてもいいよって言ってくれた。

入ったらさっそく服を脱ぐのだが、途中で今日は娘と同じリラックマ柄の下着を着ていたことに気づいて、速攻で脱いだ。あのオヤジ、尻にリラックマつけているぜ！なんて言われた日には…

娘は真っ先に脱いだのだが、隣のじいさんが娘の裸姿をチラチラ見るので、父親として睨んでから風呂場へ行く。可能ならスプーンで目玉をくりぬいてやりたいところだw

風呂場では三人仲良く並んで、髪と体を洗った。XLとMとSSが並んだような姿だ。

その後ゆっくり湯船に入った。とても気持ちがよい。手足が十分に伸ばせるし、自宅の風呂のように入っているうちにだんだん湯が冷める事もない。６３０円払った甲斐がある。ああ極楽。生きていて良かった。こんなポジティブな単語が次々と頭をよぎる。

でも子供たちは完全に飽きて、他の子供のおもちゃを取り上げて遊んでいるので、そろそろ上がることを決心する。幸せな時間は短い。

XLとMとSSがまた並んで体を乾かし、娘の髪も乾かした。その後は子供たちが牛乳をせがむので牛乳を買った。お父さんはビールが飲みたいところだが、やや高い金額なので我慢した。

その後は寒い夜道をあるいて帰るのだが、家に着いた後でもなぜかまだ温かい。体の芯まで温まったというべきだろうか、自宅の風呂では絶対に体験できない温かさだ。


また行きたい。でも６３０円＋牛乳代…