今日は銀座の中華料理屋の「維新號」に行ったよん。
ミシュランの☆とかではないけれど、日本の中華料理店では有数の老舗。
明治３２（１８９９）年創業。

明治２０年代に清国からの留学生が神田に開いた、中国人留学生向けの郷土料理屋から発展して「維新號」という店になったとのこと。日本に留学中の周恩来、魯迅や蒋介石も常連だったとか。

その後、日本と中国の関係が悪化して、中国人留学生が減ったので、日本人の富裕層相手の中華料理屋に営業形態を変えて、政治家等の会合の場所として繁盛したらしい。大正時代頃のこの店の名物料理が「ふかひれの姿煮」だったそうな。

戦時中から戦後しばらくは、物資不足で中華料理屋の経営が難しくなり、手に入る食材で饅頭屋を始め、その饅頭は今でも店で買うことが出来る。

その後、赤坂や銀座に中華料理屋を再開し、現在に至る、というお話。




まいどお馴染みおねえさん。











そうそう、魯迅と言えば『阿Ｑ正伝』ですねえ。


時代が清から中華民国へ変わろうとする辛亥革命の時期、中国のある小さな村に、本名すらはっきりしない、村の半端仕事をしてはその日暮らしをする日雇いの阿Qという男がいた。彼は金も家もなく、女性にも縁がなく、字も読めず、容姿も不細工という村では最下層の存在で、村の閑人たちに遇うたび馬鹿にされている立場であった。だが阿Qは非常にプライドが高く、「精神勝利法」と呼ばれる独自の思考法を持っており、閑人たちに罵られ殴られても「俺はむかしはお前らなんかよりよほど偉かったんだぞ!」と眼をむいて言い返し、日雇い仲間と喧嘩して負けても結果を都合の良いように取り替え、心の中では自分の勝利としていた。ある日、阿Qは村の金持ちである趙家の女中に劣情を催し、言い寄ろうとして逃げられた上に趙の旦那の怒りを買い、村民からまったく相手にされなくなる。彼は食うに困り、盗みを働き、村から逃亡同然の生活を続ける中で、革命党が近くの町にやってきた事を耳にし「革命」に便乗して意味もわからぬまま騒ぐが、逆に革命派の趙家略奪に加担したと無実の疑いをかけられて逮捕され、無知ゆえに筋道立った弁明すらできず哀れ、銃殺されてしまう。


どこの中古車屋の話かとwwwwwwwwwwwwwwww