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トヨタとスズキが先進技術で業務提携検討、他社にも開く連携へ　
http://jp.reuters.com/article/suzuki-toyota-idJPKCN12C0HL

トヨタ自動車(7203.T)とスズキ(7269.T)は１２日、環境、安全、情報技術などでの業務提携に向けた検討を開始すると発表した。

　両社は同日午後６時半から、東京都内で共同記者会見を行う。トヨタの豊田章男社長とスズキの鈴木修会長が出席し、詳細を説明する。

　発表によると、スズキは軽自動車を中心に価格競争力の高い車づくりに強みを持つが、「先進技術の開発に課題を抱え、危機感を持っている」。　一方、トヨタは環境や安全、情報等に関する技術開発に取り組んできたが、「欧米各社に比べて仲間づくり、標準づくりの面で遅れている」とし、両社の課題解決に向けて業務提携が有効と判断したという。

今回の検討は、両社間で公正かつ自由な競争が行われることを前提に進める。
また、提携の構想は両社以外にも開かれており、「将来的には標準化にもつながるものと考えている」としている。
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以上引用終了


　韓国人の阿呆の感性だと、　「検討｣　は　「締結」　と同じらしいw
よい例が、「日韓スワップ協定」のお話。
「検討を始めた｣　だけなのに、なぜか規模(金額)すら決まったかのように報道していますわねw

が、日本のお話なので、あくまで「協議｣　として取り扱い。


　傘下にダイハツを持つトヨタが、スズキと協議をするということで、インパクトはありますわね。
ＶＷとの提携で痛い目にあったスズキが、どのような形にしろ「トヨタと組む｣というとこも、インパクト大。


　ＷＲ思うに、この業務提携は「エコシステムの技術提携」「双方に強みのある部分の技術補完」もさりながら、ロイターが指摘する「標準づくり」という部分が本命なんじゃないかと思うです。

　要は、「トヨタのシステム」で標準化することによって、トヨタはフォーマットホルダーの地位を得たい。　そして、「標準技術」を提供する側に立ちたい。

そのためには「台数」をさばく事で、まずは「事実上の標準技術」という地位を得たい。

この目的のため、「非ヨーロッパ」、ぶっちゃけて言えば「後進国」の中で台数をさばくことに強みを持つスズキと組みたい、という事なんじゃないかな、と。
更に、その「標準化」に関し、仲間はより多いほうがいいわけで、トヨタの頭の中にあるのはmazda、スバル、業務用車両までも考慮するなら日野あたりまでなんじゃないかな、と。

ともあれ。
「ＰＨＶ」を含むエコ技術、
特にソフトウェアでの「天下取り」に動き始めたのかな
とすら詮索できそうな今回のニュース。
ちょっと面白くなるかもと思う一方、
「運転の楽しさ」との兼ね合いはどうなんだろう、とも思ったり。