まずは引用。

以下引用開始
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【ル・マン24h】トヨタ、ル・マン24時間レースのストップ原因について発表
http://www.topnews.jp/2016/06/23/news/f1/f1others/toyota-gazoo-racing/141866.html


　トヨタは、TOYOTA GAZOO Racingの#5号車がル・マン24時間レースの残り1周で起こったトラブルについて発表した。

■トラブルの原因は･･･

TS050 HYBRID #5号車を襲ったトラブルは、“ターボチャージャーとインタークーラーを繋ぐ吸気ダクト回りの不具合”によるもので、これにより、ターボチャージャーの制御が失われたという。

■不具合発生時に何が行われていたのか？

　不具合発生時、原因が特定されていない段階で、低下したエンジン出力を回復させるべく制御系の設定変更が試みられた。　結果的には#5号車はファイナルラップを走り切ることが出来る状態となったものの、その対応には時間がかかり、規定されている6分以内にファイナルラップを終えることが出来なかった。

このトラブルの真因については現在ドイツ・ケルンのトヨタ・モータースポーツ有限会社（TMG）にて詳細を調査中。

尚、今回の原因が、FIA WEC（世界耐久選手権）第2戦スパ6時間レースでのエンジントラブルとは無関係であることは明らかとなっている。

今後、同様のトラブルの再発防止のため、TMGで徹底的な原因究明調査を進めているという。
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以上引用終了


　で。
　まず上記トラブル。
＃５に出て、＃６には出なかった。　まずここが難しい部分。
止まった時点のビデオ等を見ると、可動部分系のトラブルではない。　煙が出ていないのでターボのタービン系ではないのは当初から判っており、文字どおり「ガス欠」に近い止まり方だったが故にガス欠説も出た。

で、もちっと突っ込んだ原因を書いたとこはないかと思って探したが、メジャーサイトでは見つからず。
ただその中であった話として、


「吸気ダクト周りの不具合」といっても、壊れた破損したというレベルの話ではなく、もっと単純な理由なんじゃないか？


　という話がありました。
例えば、メタルバンドの破損によるパイピングの抜け。　そしてそれに因る加給圧ゼロの状態でエンジンが回った結果、大幅なパワーダウンをした、といったようなものではないか、と。
もしもそうだとすれば、文字どおり「神の裁量」の部分で、負けた、という事になりますね。


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　という話はさておき。
ここからは韓国人に理解が出来ない類、そして日本人なら、理解出来るおはなし。

まず、公式データに残る、ある数字。

1 　2 Porsche Team 　　　　Porsche 919 Hybrid        LMP1 H M 384 24:00:38.449
NC　5 Toyota Gazoo Racing  Toyota TS050-Hybrid LMP1 H M 384 24:08:26.824


この数字。
ル・マンに詳しい人は、トヨタの数字に「異例」なものを見つけた筈です。

２４：０８：２６．８２４　というタイム。
そして、減算されていない、３８４周という、ラップ数。

　多分この数字、過去開催されたル・マンでは、無い数字の筈です。
なぜなら、トップのポルシェがゴールした時刻から、「６分後」までが、計測時間内のデータとして扱われるリミットであり、それ以上の数字は　「無い」　というのがル・マンのルールだから。


そしてさらに異例なのが、この写真。