まずは、記事を引用。
以下引用開始
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ヒュンダイ、WRC復帰を正式発表。WRC仕様『i20』を公開
http://as-web.jp/rallyplus/news/info.php?no=25442
ヒュンダイは27日、パリ・モーターショーで2013年からのWRC世界ラリー選手権復帰を発表し、WRC参戦車両『i20 WRC』を発表した。
韓国のヒュンダイは、過去に2003年途中に撤退するまでヒュンダイ・アクセントWRCを製作し、イギリスのMSD（モータースポーツ・デベロップメント）と組んで参戦していた。この際、シーズン途中の撤退によりFIAから違約金が科されていた。
今回のWRC復帰はそれ以来のこととなるが、ヒュンダイは2013年は数戦にテスト参戦を、2014年からはフル参戦を行うと予想されている。また、今回の『i20 WRC』は、ヨーロッパに拠点を置いたヒュンダイの自製WRCマシンとされている。
「WRCは、地球上でも最もドラマチックなモータースポーツのひとつだ。それは興奮と活力で満たされており、ヒュンダイブランドを具現化するものだ。そしてWRCはまた、メーカーに対して技術力を要求する。我々の参加はヒュンダイのエンジニアリングの優秀さと、耐久性を示すもので、市販車を強化することにも役立つ」とヒュンダイ・ヨーロッパのマーク・ホールは語る。
また、ヒュンダイは公式声明の中で「2003年の撤退以降、ヒュンダイの長期目標はヨーロッパにWRCの為の拠点を設け、優れたパフォーマンスを発揮するラリーカーを開発することだった。i20は、その具現化したものだ」と加えている。
今回のパリショーでは、i20 WRCが公開された他はドライバーやチーム体制などは明らかにされていない。
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以上引用終了
まぁ、車両の写真は「それっぽい」感じですが....
正直、「既視感」があって、いつぞのどこぞやのマシンにそっくりなような気がw
....それは、考えないことにしましょうか。
ところで、ＭＳＤとの訴訟はどうなったのかな？w
ＦＩＡから課されていた「ペナルティ」の違約金はどうしたのかな？
あれだけセンセーショナルな内容だったのです。 どのような終わりを迎えたのかは、間違いなく報道されるはずなのですが、全く聞こえてきません。
例によって、都合の悪いことは無視を決め込もうという考えなのかな？w
FIAは、それほど甘くはない組織ですが。
....という事は置いておき。
記事を要約すると、こうなります。
・ ９月２７日、パリ・モーターショーで、ヒュンダイはWRC世界ラリー選手権復帰を発表。
・ 参戦する際、ベース車両として、『i20』を使用する。
・ 2013年度は、シーズン末にテスト参戦を行う。
・ 2014年度のシーズンから本参戦を行う。
・ 今回は、自社開発の車両で参戦する。
そりゃそうですよね。
戦績がよくないことを理由に、勝手に契約解除をするようなメーカーと、契約を結ぼうというデベロッパーが存在するとは思えません。 ヒュンダイが抱える、「自分たちで開発をしないと、モータースポーツの年間戦には、参戦できない」という事情は誰もが知るところw
ベース車両を、米国で開催されているラリークロスに出走させているベロスターではなく、ｉ２０にしたというところは、賢明だと思いますね。 マーケットという部分での評価もあるでしょうが、ベロスターでは「重くてお話にならず、重量による負荷を考慮すると全く勝ち目がない」のは目に見えています。
「なるべく軽いボディを選び、あらゆる意味での負荷とコストを下げる」のは、当然でしょう。
どういう形で出てくるのか？ いやそれ以前に「本当に、ＷＲＣに参戦するのか？」という疑問があるのは当然ですが....
シーズンの途中で投げ出すようなことは、
してほしくありませんね。
本音を言えば、「出て来るな」といいたいところですがwww
p.s.
調べてみますた(レスとして書いたのですが長いので微妙....なので、加筆)
まず、違約金。
ヒュンダイに対する違約金は100万$で確定していますが、ヒュンダイは「支払い義務はMSDにあり、ヒュンダイにはない」として、イギリスでMSDを提訴。これが2006年の話。
判決が出て、支払い主体が確定するまで、支払いは猶予される、ということになっています。
一方、MSDは。
ヒュンダイと関わり、この件があって倒産。 Kの法則？ という話もありますが....
ヒュンダイに対する違約金の請求訴訟とかもあり、MSDの「債権団」が、訴訟について責任を引き継ぐことになります。
そして、MSD倒産したことで内部情報が曖昧になったことをいいことに、ヒュンダイは「MSD内部で、不正な資金の流用があった」と主張し始めます。
そも、"違法に使用"出来るほどの出資などなかったのに、濡れ衣を着せられたため、MSD側は債権者団とともにキレた模様w
MSD側(一括表現)は、「法廷での闘争」ということで、「ヒュンダイが起こした裁判の場に、一切出ない」という手法を採りました。この結果、ヒュンダイ側が起こした訴訟は、全く進展していません。
現在まで、MSDとヒュンダイの間の訴訟について、"和解したor判決が出た"というニュースは、報道されていません。
なので、"支払い主体が確定したら、違約金の支払いが行われる"は、「支払い主体が未確定」のため、支払われておりません。
追いかけてみた結果として、少なくとも2010年度まで、支払いの事実は、ありません。
この問題について、FIAが棚上げしたまま、ヒュンダイのWRC参戦を認めるとは思えません。タイトルに"？"をつけたのは、そういう意味を含んでいます。
んで。
そんな状況で、あえてWRC参戦をぶち上げた理由は「株価対策」「ヨーロッパでの販促の一環」で、実際には参戦しないのではないかという話もあったりなかったり、ﾗ(ry....w