자동차

クラシックカーフェスティバル。

 

JCCAクラシックカーフェスティバル ニューイヤーミーティング

(12.02.01)

 

2012年1月29日、船の科学館に近い東京・青海の特設会場で、今回で36回目を迎えた新春恒例のクラシックカーの祭典「JCCAクラシックカーフェスティバル ニューイヤーミーティング」が開かれた。
会場にはスワップミートを含め約300台の個人出展車両をはじめ、83のクラブスタンド、57のオートジャンブル(旧車関連ショップの出店)が並んだ。当日の東京ベイエリアは朝のうちこそ薄曇りだったものの、昼前にはすっきりと晴れ渡った。ただし気温の低さに加えて、クラブスタンドのテントが飛ばされそうなほどの風が容赦なく吹きつけ、体感的にはリポーターの記憶にあるここ10数回のうちでも、もっとも寒い一日だった。にもかかわらず、会場には熱心な旧車愛好家が早朝から詰めかけ、大いににぎわった。出展車両のなかから、リポーターの印象に残ったモデルを紹介しよう。(文と写真=沼田 亨)

 

4台のセダンと1台のトラック、計5台を並べた「パブリカオーナーズクラブ」のクラブスタンド。1961年にデビューした「パブリカ」は、公募により決定された「public」と「car」の造語である車名を持つ、空冷フラットツインを積んだトヨタ初の大衆車。右端の「横浜5」のシングルナンバー付きは公開中の『ALWAYS 三丁目の夕日"64』出演車両で、その隣は希少な「スタンダード」の、しかも超希少な「トヨグライド」(2段AT)仕様。

 

1967年に登場した「トヨタ1600GT」(RT55)は、「コロナ・ハードトップ」のボディーにヤマハ発動機がチューンした1.6リッターDOHCエンジンを積んだ、トヨタ初の本格的な「ハコ」のスポーツモデルで、ツーリングカーレースでも活躍した。この個体は、その「トヨタ1600GT」のプロトタイプであるレース仕様の「トヨタRTX」を模したレプリカ。「トヨタ1600GTオーナーズクラブ」のブースにて。

 

1968年「マツダ・ファミリア・ロータリークーペ」。ファミリアのクーペボディーに、「コスモスポーツ」と同じエンジンをデチューンして搭載した、マツダが「ロータリゼーション」と呼んだロータリー大衆化の第1弾。この個体は純正ホイールキャップ付きのスチールホイールにホワイトリボンタイヤを履き、当時のはやりだったレザートップを備えている。円形2連テールランプは、初期ロータリー車のデザイン上のアイデンティティーだった。

 

1967年「マツダ・ルーチェ1500デラックス」。ベルトーネ時代のジウジアーロによる、リポーターの個人的見解によれば日本車史上もっとも美しい4ドアサルーン。この個体は新車以来の「多摩5」ナンバー付き、塗装もクリアを重ね吹きしただけ、見たところ欠品はホイールキャップのみという上物だった。

 

1967年にデビューした中型サルーン「いすゞフローリアン」。プロトタイプ時代の名称は「いすゞ117」で、「117クーペ」のベースにもなった。後年ディーゼルエンジンを搭載し、82年まで作られた息の長いモデルだが、左からその初期型「1600デラックス」(68年)のタクシーコスプレ仕様、最初のフェイスリフトを受けた「1600デラックス」(70年)、2度目のマイナーチェンジを受けた「1800デラックス」(70年)の3台が並んでいた。今回は偶然だったが、これらのオーナー3人が意図的に集まらない限り、2度と見られないであろう奇跡のスリーショットである。

 

コスプレといえば、テレビドラマに登場するパトカー仕様やタクシー仕様のセドリックなどを並べていた「日産印旛タクシーキャブ販売」なるクラブスタンドで見かけた、1980年「トヨタ・クラウン2000デラックスA」。110系と呼ばれる6代目クラウン・セダンの営業車グレードを、「香港的士」すなわち香港のタクシー仕様に仕立てているのだ。マニアのアイデアと実行力は、実に興味深い。

 

「硬派のクルマ」の最右翼である「日産スカイライン・ハードトップ2000GT」(KGC10)の「R仕様」、通称「ハコスカ」もついに痛車に。本屋で見かけて「こういう世界もあるのか!」と驚いた「ハイパー美少女系ミリタリーマガジン」を、なんとなく思い出した。

 

「三菱ギャランGTO」の隣に並んでいた「ギャランGTV」? 実は「GTO」のベースとなった初代「ギャラン」の商用バンである1973年「ギャラン16LエステートバンGL」に、「GTO」のフロントフェンダーから前の部分をそっくり移植したもの。そっくりといってもボルトオンというわけにはいかず、かなり苦労したそうだが、苦労ついでにインパネやフロントシートも「GTO」用に替えてある。「ランボルギーニ・ミウラ」の純正ホイールに似た、いまや貴重な「カンパニョーロ104E」を履いている。

 

1960年「ダットサン1000ライトバン」(VG221)。初代「ブルーバード」(310)の先代にあたる、58年の豪州ラリーでクラス優勝した「ダットサン1000」(210)とシャシーを共用する商用バン。ローダウンされているほかは、オリジナルの状態をよく保っている。

 

1977年「日産キャラバン2000デラックス」。数年前から旧車イベントで見かけるようになったクラシック・ワンボックス。新車の世界ではライバルであるトヨタの「ハイエース」のシェアが圧倒的だが、「日産>トヨタ」の図式が定着している旧車の世界では、「キャラバン」とその姉妹車である「ホーミー」のほうが今のところ優勢のようである。

 

とはいえ、「ハイエース」愛好家も負けてはいない。今年に入って立ち上げたばかりという初代から3代目までのオーナーズクラブ「ハイエース・クラシックス」は5台を展示していた。なお「負けてはいない」とは記したものの、決して「キャラバン/ホーミー」派と「ハイエース」派が張り合っているわけではないので、誤解なきよう。絶対数の少ない商用車の愛好家は、基本的にはみな仲良しなのである。

 

1969年から20年間にわたって作られたマツダの軽トラック「ポーターキャブ」。初期は空冷だった2ストローク2気筒360ccエンジンが水冷化された73年式を4台並べたクラブスタンドは、その名も「ガチャピン研究会」。言われてみれば、たしかに似ているかも。それにしても、よくこれだけ間隔を詰めて止めたものだ。

 

「こしゃくにも……クーペです」というキャッチコピーを掲げて1971年に登場した「三菱ミニカ・スキッパー」。オーソドックスな軽である「ミニカ71」を、兄貴分の「ギャランGTO」風に仕立てたモデル。しかし「ギャランGTO」にはない開閉式のリアウィンドウを備えたハッチバッククーペであり、ハイデッキの後方視界を改善するため「スクープウインドー」と呼ばれるシースルーウィンドウも備えていた。

 

軽三輪トラックといえば、真っ先に名が上がるのが「ダイハツ・ミゼット」だが、その分野のパイオニアは東京の「ホープ自動車」だった。右側は、その「ホープ自動車」が1960年にリリースした「ホープスターSM型」で、これも『ALWAYS 三丁目の夕日"64』に出演したという。ちなみに軽の四駆を開発したのも「ホープ自動車」で、その設計と製造権を買い取って生まれたのが初代「スズキ・ジムニー」である。その縁というわけでもないだろうが、左側は1967年「スズキ・キャリイ」。現在もラインナップされている軽トラック「キャリイ」の2代目だ。

 

1963年に発売されたホンダ初の市販四輪車である軽トラック「T360」のベアシャシーが展示されていた。日本車にはOHV エンジンしかなかった時代に、後の「Sシリーズ」と基本設計を共有する総アルミ製の水冷DOHC4気筒4キャブレターというレーシングカーなみのエンジンをミドシップした、とんでもない軽トラ。4-2-1の排気系にもシビレる。他社の軽トラと比べて、エンジンのコストは数倍かかっていたに違いない。「ホンダT友の会」のブースにて。

 

なぜか「いすゞ117クーペ・オーナーズクラブ」のスタンドに展示されていた「オーテック・ザガート・ステルビオ」。日本から送られた2代目「レパード」のシャシーに、イタリアのカロッツェリア・ザガートがアルミボディー(ボンネットは樹脂製)を架装した200台の限定生産車で、1989年に1870万円という高価格で販売された。最大の特徴であるフェンダーミラーをボンネットに埋め込んだデザインは、オーテックの初代社長である故・櫻井眞一郎氏のアイデアといわれている。

 

1960年「メッサーシュミットKR200」(右)は有名だが、64年「グラース・ゴッゴモビル・クーペ」(左)は珍しい。後にBMWに吸収された「グラース」が55年にリリースした4人乗りの「ゴッゴモビル」をベースにしたクーペで、56年に登場。空冷2ストローク2気筒250/300/400ccエンジンをリアに積む。初代「アルファ・ロメオ・ジュリエッタ」に似たマスクがかわいらしい。「Bubble Car Club」のブースにて。

 

フリーマーケットに出展されていた1975年「シトロエンDS20ブレーク」。55年に誕生したDSの最終型のワゴンである。ちょっぴりアメリカ車っぽいテールなど、ベルリーヌ(セダン)とはまた違った魅力がある。お値段は260万円だった。

 

毎回行われているコンクールデレガンスの、今回のテーマカーはイタリア車だった。手前から1957年「デヴィン・アルファ・スペシャル」、59年「フィアット・アバルト・レコルトモンツァ」、62年「フィアット・アバルト・モノミッレ」などが並んでいる。「デヴィン」はアメリカのスペシャリストだが、この個体は初代「アルファ・ロメオ・ジュリエッタ」のエンジンを積んでいるのでエントリーが受理されたのだろう。

 

コンクールデレガンスで大賞を受賞した1974年「フィアットX1/9」。当時のインポーターだった「ロイヤルモータース」が輸入したおそらく最初のロットのうちの1台で、塗装までオリジナルという希少なワンオーナー車。オーナーはリポーターのご近所さんで、取材させていただいたこともあるので、こちらもうれしかった。おめでとうございます。

 

http://www.webcg.net/WEBCG/carscope/2012/c0000025875.html

 

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T360の剥き出しのシャシーだのザガートだの、

面白い物がいっぱいあったみたいね。

( ´・ω・)b

 

 

こういうイベント、一回見に行きたいなぁ。

( ´・д・)

 

 

~ 以上 ~



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