がんばれ，がんばれテコンV

最近すっかり諦韓ぎみのTiger_VIIです。

しかし，そんな状況をほんの少しばかり改善してくれるネタが転がり込んできましたので久しぶりのマジネタですd(^m^)
これだから，まちぼうけ（by デュークエイセス）は止められません（ｗ）

お台場ガンダムが終了し，神戸の鉄人がちゃくちゃくと建設を進めるなか韓国も素晴らしい計画を立ち上げてくださいました。

ロボットランド建設

ロボットランド公式サイト（韓国）http://www.robotland.or.kr/

目玉は１１１ｍのテコンVの像。

失礼，これはスペインのマジンガーZ像でした。
こちらですね。



素晴らしい計画です。

素晴らしいのですが，この計画，無事完成するのか少々心配です。そのあたりを老婆心ながら

この計画の像テコンV，二本足で堂々と大地を踏みしめ立っています。実にすばらしいポーズです。

お台場のガンダムが実物大でたった１８ｍしかなかったのに対してさすが韓国，１１１mの巨大な像です。
ギネスブックによる世界最大の巨大像である牛久大仏（１２０ｍ日本）につぐ大きさになる予¥定です。しかも内部には展望台，レストランなどの施設がはいるとのこと。素晴らしい計画です。


牛久大仏公式サイト　http://daibutu.net/daibutu.html

参考までに日本の牛久大仏の大きさを示した画像をお借りしてその大きさを想像してみましょう。


あのマシュマロマン（当初，ミシュラン君と書いていました訂正します）と対決したNYの自由の女神様がまるで赤ん坊の様です。

さて，何を私が心配しているのか？それは


です

テコンV，実にスマートでかっこよいのですが，高さ１１０ｍ，お台場ガンダムとことなり，内部にレストラン展望台がもうけられるということですからかなりの重量になることが予¥想されます。


そうなると心配なのがここ



この足下，なんか居ますが気にしないで行きましょう。この足下を見る限り２本の足でしっかりと大地を踏みしめています。
ここです。お台場のガンダムは高さ１８ｍでしたが，内部に骨組みを設けFRPで外装を仕上げたもので比較的軽量でした。

しかしテコンVは内部に人が入る建物として計画されています。その重量をうけとめるものとしてはかなり頼りない足下です。

しかも，建物は重さだけ受け止めればよいわけではありません。地震，風などの横からかかる力も受け止めないといけないのですが，この足首の太さで地震や台風の風の力を受け止めることができるのでしょうか？

ちなみに他の巨大像はこんな感じです。



世界で最も高い像トップ１０　http://news.livedoor.com/article/detail/3202529/
（日本の国内の他の像が無視されていますが：苦笑）

牛久大仏，自由の女神などはドレープのついた衣装で足下をかくして安定を確保しています。

二本足で立っている（ように見える）ロシアのピョートル大帝は足の他に舵をつかんでいて実は３本足です（それ以前に全高９４ｍといってもその他の装飾がついてですから，人物像の実際の高さは２０ｍくらいじゃないでしょうか？）。

最近の構¥造計算技術の進歩は素晴らしいもので，垂直でないものでも計算できるようになり，様々な形の建物が建設される様になりました。しかし，材料の強度なんかを考えたらこの足下のデザインはかなり無理がある様に見えます。

ましてやテコンVは胸のところにレストラン，頭に展望台を設置するというのですから，トップヘビーになることが予¥想されます。

そう，そこで最初に戻ります。この計画，最後までこのデザインで貫き通せるのか？構¥造，材料，施工法，基礎工事色々なことが気になってしまいます。
足下にビルとか，敵のやられメカを継ぎ足すか，つっかえ棒をいれたデザインになるか，はたまた足がやたら太くなってしまうか，このプレゼンテーションのデザインが何処まで実現できるのかそれが，心配で，心配で，たまらないのですｗ。

ああ，権利問題の訴訟が片付いて早く建設にかかってくれないか，そのとき，この提案が何処まで実現できるのか，それがもうわくわく…もとい，心配で夜も眠れませんｗ。

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訂正2009/09/12/20:09 自由の女神と戦ったのはミシュラン君じゃなくて，マシュマロマンでした。訂正します。