生稲氏の靖国神社参拝は当時、日本の共同通信が報道したものだ。だが、日本政府の報道官に当たる林芳正官房長官は25日、日本側の「佐渡島の金山　追悼式」に韓国が出席しなかったことについて「残念だ。生稲外務政務官が参議院議員就任後に靖国神社を参拝した事実はないと認知している」と述べた。

　共同通信も25日夜、生稲氏に関する過去の同社の報道が間違っていたとして「深くおわびする」と発表した。共同通信は「当日参拝した複数の自民党議員が共同通信に『生稲氏はいなかった』と述べた」「本人に直接の確認取材をしないまま記事化した」と間違いを認めた。ただし、共同通信は生稲氏が2022年以前に靖国神社を参拝したかどうかについては言及しなかった。

　これに対して韓国政府は「佐渡鉱山追悼式への不参加は日本の追悼の辞などが合意水準に達していないためだ」と説明した。
（引用ここまで）

　生稲晃子議員が「議員就任以降は靖国神社を参拝していない」と述べたとのこと。



　2分22秒くらいから共同通信の記者が質問しています。
　さて、この事実が判明したことでまたちょっといろいろ話が変わってきてしまいまして。

　まず、この「2022年に生稲晃子議員が靖国神社参拝」したとの誤報を報じた共同通信が「おわびと訂正」を入れる騒動になっています。

生稲晃子氏の靖国参拝報道、共同通信が訂正し謝罪…韓国の「佐渡島の金山」追悼式典参加見送りに影響か（読売新聞）

　なんで自社サイトでおわび文を掲載しないのやら。共同通信の記者も林官房長官によくあんな質問できたもんだな。


　で、その誤報を下に「極右議員を派遣した」云々としてきた韓国メディアもしおしおになっています。
　急先鋒だったハンギョレとかは「共同通信が」「共同通信が」って言い訳しかしていない記事を掲載していたりもしますね。

共同通信「佐渡鉱山追悼式日本代表『靖国参拝』は誤報…」深く謝罪」（ハンギョレ・朝鮮語）

　韓国政府は「べ、別に靖国神社参拝を理由にしたわけじゃないんだからね」（諸般の事情を考慮したため）と言うに留まっています。

韓国外務省、佐渡追悼式不参加は「合意水準に満たないため」　共同誤報にも「諸般の事情」（産経新聞）

　世界遺産登録に向けての義務であった追悼式はちゃんと行って、韓国政府は「諸般の事情」からそれを欠席したって事実が残っただけでした。
　ま、それはそれでひとつの結論としていいことなんじゃないですかね？