漂流36時間 静岡から80キロの千葉で20代女性救助 命に別状なし
2024年7月10日 21時21分
8日の夜、静岡県下田市の海水浴場で遊泳中に行方がわからなくなった20代の中国籍の女性が、10日朝、およそ80キロ離れた千葉県の房総半島の沖合で見つかり、救助されました。女性は浮き輪に体を入れた状態で36時間にわたって漂流していたところを発見され、脱水症状はあるものの、命に別状はないということです。
8日の午後7時半ごろ、静岡県下田市の白浜大浜海水浴場で友人1人と旅行に来ていた中国籍の20代の女性が、浮き輪を使って泳いでいたところ行方がわからなくなり、警察と消防、海上保安部が付近の海域で捜索を行っていました。
海上保安部によりますと、10日午前8時前、直線距離でおよそ80キロ離れた千葉県の房総半島の野島崎沖を航行していた貨物船が女性を見つけ、無線で連絡を受けたタンカーの乗組員が救助しました。
その後、女性は海上保安部のヘリコプターで引き上げられ、救急隊に引き渡されて横浜市内の病院に搬送されたということです。
女性は脱水症状はあるものの意識ははっきりしていて、命に別状はないということです。
海上保安部によりますと、女性は黒いワンピースタイプの水着を着用し、浮き輪に体を入れた状態で36時間にわたって漂流していたということです。
女性は、聞き取りに対し「泳ぎ始めてから30分ぐらいたったあとに流されていることに気がつき、必死に戻ろうとしたが戻れなかった」と話しているということです。
女性が救助されたとき、現場付近の海域では風速10メートルのやや強い風が吹いていたということで、警察や海上保安部は潮の流れや風によって流されたとみて調べています。
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20240710/k10014507871000.html
更新日:2024年7月10日
SBSテレビ LIVEしずおか
生存できた理由は…専門家「呼吸を確保できたから」浮き輪で36時間漂流も女性を無事救助 静岡・下田→千葉沖まで80キロ
7月8日夜、静岡県下田市の海開き前の海水浴場で行方不明になっていた20代の女性が約80キロ離れた千葉県の沖合で10日朝、見つかりました。36時間漂流したものの、命に別状はないということです。
36時間の漂流のうえ無事、救助されたのは中国籍の20代の女性です。女性は、8日夜8時前、下田市の白浜大浜海水浴場で行方不明となり、警察などが水難事故として捜索していました。
一緒にいた女性が「友人が海に入ったあと戻ってこない」と通報し、警察などが懸命な捜索を続けていましたが、9日までに手がかりは見つかっていませんでした。海水浴場は、海開き前でした。
行方不明になってから36時間。女性が見つかったのは千葉県の房総半島沖で、野島埼灯台から南西に約11キロの海の上でした。行方不明になった下田市の海水浴場からは直線距離で約80キロも離れています。
10日朝8時前、浮き輪に入っていた女性を貨物船が見つけ、付近を航行していたタンカーから乗組員2人が海に飛び込み救助しました。女性は、横浜市内の病院に運ばれ、脱水症状があるものの、意識ははっきりしていて命に別状はありません。
下田海上保安部の聞き取りに対し、女性は「海水浴中に流され、戻れなくなった」と話しているということです。
海開き前>>
不開設海水浴場では、ライフセーバーや監視員等がいないため、万が一事故が発生しても、すぐに助けを求めることができず、救助まで時間がかかる可能性があります。応急手当を受けることができません。
海上保安庁
https://www6.kaiho.mlit.go.jp/watersafety/swimming/01_beach/
漂流36時間 静岡から80キロの千葉で20代女性救助 命に別状なし
2024年7月10日 21時21分
8日の夜、静岡県下田市の海水浴場で遊泳中に行方がわからなくなった20代の中国籍の女性が、10日朝、およそ80キロ離れた千葉県の房総半島の沖合で見つかり、救助されました。女性は浮き輪に体を入れた状態で36時間にわたって漂流していたところを発見され、脱水症状はあるものの、命に別状はないということです。
8日の午後7時半ごろ、静岡県下田市の白浜大浜海水浴場で友人1人と旅行に来ていた中国籍の20代の女性が、浮き輪を使って泳いでいたところ行方がわからなくなり、警察と消防、海上保安部が付近の海域で捜索を行っていました。
海上保安部によりますと、10日午前8時前、直線距離でおよそ80キロ離れた千葉県の房総半島の野島崎沖を航行していた貨物船が女性を見つけ、無線で連絡を受けたタンカーの乗組員が救助しました。
その後、女性は海上保安部のヘリコプターで引き上げられ、救急隊に引き渡されて横浜市内の病院に搬送されたということです。
女性は脱水症状はあるものの意識ははっきりしていて、命に別状はないということです。
海上保安部によりますと、女性は黒いワンピースタイプの水着を着用し、浮き輪に体を入れた状態で36時間にわたって漂流していたということです。
女性は、聞き取りに対し「泳ぎ始めてから30分ぐらいたったあとに流されていることに気がつき、必死に戻ろうとしたが戻れなかった」と話しているということです。
女性が救助されたとき、現場付近の海域では風速10メートルのやや強い風が吹いていたということで、警察や海上保安部は潮の流れや風によって流されたとみて調べています。
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20240710/k10014507871000.html
更新日:2024年7月10日
SBSテレビ LIVEしずおか
生存できた理由は…専門家「呼吸を確保できたから」浮き輪で36時間漂流も女性を無事救助 静岡・下田→千葉沖まで80キロ
7月8日夜、静岡県下田市の海開き前の海水浴場で行方不明になっていた20代の女性が約80キロ離れた千葉県の沖合で10日朝、見つかりました。36時間漂流したものの、命に別状はないということです。
36時間の漂流のうえ無事、救助されたのは中国籍の20代の女性です。女性は、8日夜8時前、下田市の白浜大浜海水浴場で行方不明となり、警察などが水難事故として捜索していました。
一緒にいた女性が「友人が海に入ったあと戻ってこない」と通報し、警察などが懸命な捜索を続けていましたが、9日までに手がかりは見つかっていませんでした。海水浴場は、海開き前でした。
行方不明になってから36時間。女性が見つかったのは千葉県の房総半島沖で、野島埼灯台から南西に約11キロの海の上でした。行方不明になった下田市の海水浴場からは直線距離で約80キロも離れています。
10日朝8時前、浮き輪に入っていた女性を貨物船が見つけ、付近を航行していたタンカーから乗組員2人が海に飛び込み救助しました。女性は、横浜市内の病院に運ばれ、脱水症状があるものの、意識ははっきりしていて命に別状はありません。
下田海上保安部の聞き取りに対し、女性は「海水浴中に流され、戻れなくなった」と話しているということです。
海開き前>>
不開設海水浴場では、ライフセーバーや監視員等がいないため、万が一事故が発生しても、すぐに助けを求めることができず、救助まで時間がかかる可能性があります。応急手当を受けることができません。
海上保安庁
https://www6.kaiho.mlit.go.jp/watersafety/swimming/01_beach/