イタリアで開かれた先進7か国首脳会議(G7)に、韓国は招待されなかった。G7メンバーではない韓国は、議長国からの招待を受ける形で、2021年と昨年の広島でのサミットにユン・ソギョル(尹錫悦)大統領が出席している。韓国政府は正式メンバーとしてG7に加入することを目指している。こうした中、今月14日の韓国紙の中央日報は、米戦略国際問題研究所(CSIS)が12日、「G7を韓国とオーストラリアを含んだG9に拡大するべき」と提言したことを伝えた。
韓国はG7メンバーではないが、英国が議長国を務めた2021年と、日本が議長国だった昨年にG7サミットに招かれ出席した。2021年のサミットには当時のムン・ジェイン(文在寅)大統領が出席。初参加に当時、与党の「共に民主党」(現野党)や政権中枢は歓喜し、大統領府高官からは「韓国が事実上、G8に位置付けられたとの国際的な評価が出ている」との発言も飛び出した。韓国は、昨年5月に広島で開催されたG7サミットにも招待された。ユン・ソギョル(尹錫悦)大統領はG7サミット拡大会合に出席し、外交・安全保障や経済のほか、発展途上国への支援や環境問題などに関する国際協力について議論した。また、滞在中、岸田文雄首相と共に広島市の平和記念公園にある韓国人原爆犠牲者慰霊碑を韓国の大統領として初めて訪問したほか、日韓首脳会談、日米韓首脳会談も行った。
しかし、今回のイタリアでのサミットに、韓国は招待されなかった。4月、招かれないことが明らかになるや、韓国大統領室は「イタリアは自国内の移民問題と関連するアフリカ・地中海問題を中心に対象国を決めたと理解しており、尊重する」との立場を明らかにした。しかし、野党からは当時、「尹政権はウクライナ戦争、中東情勢、朝鮮半島の新冷戦など、急激に変わる国際情勢を議論する重要な場から、事実上、排除されたもの」などと批判の声が上がった。
中央日報が伝えたところによると、米戦略国際問題研究所(CSIS)は12日(現地時間)、報告書を通じ、G7に韓国とオーストラリアを追加してG9にすべきと提言した。記事は「(CSISが)G9体制への拡大を提案した理由は、G7の影響力の弱まりと欧州に偏重された現体制の限界と関連がある」と指摘した。CSISは報告書で「G7でアジアを代表する国は一つ(日本)だけで、開発途上国の声も排除されている」とし、「このような構造ではグローバルガバナンスを先導できない」と懸念も示している。
米国では2020年、当時、米国の大統領だったドナルド・トランプ氏がG7の枠組みについて「時代遅れだ」と批判。G10またはG11に拡大したい意向を示したことがある。今回、またしても米国から(CSISは米国有数のシンクタンク)G7の拡大論が提言されたが、バイデン政権となってから、関連する議論は盛り上がっていない。また、前出の中央日報の記事は「現在、韓国のG7進出に反対する陣営は加盟国の増加で発言力が弱まることを懸念する欧州国家だ」とし、「2022年議長国のドイツと今回の議長国のイタリアの欧州国家2か国は、いずれも韓国を招待対象から排除した」と指摘した。
グローバルの諸課題に対処する上で、G7に枠組みが限界に来ていることは明らかだ。今回のサミットでは、活用と規制の在り方が焦点となっているAI(人工知能)についても議論されたが、この中で岸田首相からは、G7の枠にとどまらず、共通のルール作りを進めていくことが重要だとの提言が出された。
韓国が今回のサミットに招かれていたら、「IT先進国」としてAI分野についての議論に有意義な提言ができたかもしれない。
이탈리아에서 열린 선진 7국 정상회의(G7)에, 한국은 초대되지 않았다.G7멤버가 아닌 한국은, 의장국으로부터의 초대를 받는 형태로, 2021년과 작년의 히로시마에서의 서미트에 윤·소교르(윤 주석기쁨) 대통령이 출석하고 있다.한국 정부는 정식 멤버로서 G7에 가입하는 것을 목표로 하고 있다.이러한 중, 이번 달 14일의 한국지의 중앙 일보는, 미 전략 국제 문제 연구소(CSIS)가 12일, 「G7를 한국과 오스트레일리아를 포함한 G9로 확대해야 한다」라고 제언한 것을 전했다.
중앙 일보가 전한바에 의하면, 미 전략 국제 문제 연구소(CSIS)는 12일(현지시간), 보고서를 통해서 G7에 한국과 오스트레일리아를 추가해 G9에 해야 한다고 제언했다.기사는 「(CSIS가) G9체제에의 확대를 제안한 이유는, G7의 영향력의 약와 유럽에 편중 된 현체제의 한계와 관련이 있다」라고 지적했다.CSIS는 보고서로 「G7로 아시아를 대표하는 나라는 하나(일본)만으로, 개발도상국의 소리도 배제되고 있다」라고 해, 「이러한 구조에서는 글로벌 통치를 선도할 수 없다」라고 염려도 나타내 보이고 있다.
글로벌의 제과제에 대처하는데 있어서, G7에 골조가 한계에 와있는 것은 분명하다.이번 서미트에서는, 활용과 규제의 본연의 자세가 초점이 되고 있는 AI(인공지능)에 대해서도 논의되었지만, 이 안에서 키시타 수상에서는, G7의 테두리에 머무르지 않고, 공통의 룰 만들기를 진행시켜 나가는 것이 중요하다는 제언이 나왔다.
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