うつ病患者100万人時代… 重症度30万人を超え

入力：2023-11-30 00:18ㅣ 修正：2023-11-30 00:18

韓国精神健康レポート

女性・2030多く… 躁うつは36％↑
5大重症精神疾患者も60万人余り
自殺率、OECD 2倍で20年目最高

通常「心の風邪」と呼ばれるうつ病で診療を受ける患者の数が2022年に100万人を超えたことが分かった。 重症うつ病患者数は30万人を超えた。 「風邪」という言葉には誰でもかかることができ、治療を通じて良くなるという認識が込められているが、軽く見ることはできない規模だ。

２９日、国民健康保険公団によると、昨年医療機関でうつ病で診療を受けた人員は１００万４６１人だ。 昨年精神疾患診療経験者（３３２万２１７６人）の３分の１程度だ。 ２０２１年９１万５２８０人より９．３％増加した。 ５年前の２０１８年（７５万２９７６人）に比べて３２．８％増えた。 年平均5.8％増加したわけだ。 女性（６７万人）が男性より多く、年齢別では２０代（１８万人）、３０代（１６万人）の患者規模が大きかった。

キム・イルビン車医科大江南車病院精神健康医学科教授は「うつ病は孤立した環境が持続するほど症状を悪化させる傾向がある」とし「コロナ19時期を過ぎながら肥大面コミュニケーションが多くなり、業務的交流の機会が少なくなるにつれて増加した」 と思われる」と分析した。

5大重症精神疾患の人口1000人あたりの診療人員は2018年10.3人から2022年11.8人に14.4%増えた。 昨年の診療人員は同期間１３．５％増加した６０万７９５５人だ。 5大重症精神疾患とは、▲チョヒョン病▲分裂型・妄想障害▲躁症エピソード▲両極性情動障害（躁うつ病）▲重症度異常及び再発性うつ障害（重症うつ病）などをいう。

昨年、それぞれの診療人員は10万8217人、4万7679人、2701人、13万569人、31万8789人だった。 特に躁うつ病と重症うつ病診療人員は過去5年間でそれぞれ36.1％、13.0％増加した。 チョン・ジョンヨプ大韓神経精神医学会理事（精神科専門医）は「相談時間の増加と尺度検査の追加などにより、躁うつ発見の割合が増えた」と明らかにした。

韓国社会の精神健康を推測できる要因の一つである人口10万人当たりの自殺率は2018年26.4人から2022年25.1人に小幅減少した。

ただし経済協力開発機構(OECD)によると、年齢標準化作業を経た10万人当たりの自殺率の場合、韓国は2020年24.1人で、OECD 38カ国平均(11.3人)の倍を超えた。 韓国は２００３年以降（２０１６・２０１７年を除く）ずっとＯＥＣＤ自殺率１位国家の汚名を続けている。

ソ・ユミ、パク・ジェホン記者

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