「（協会に）韓日戦をできるだけ早く決めてほしい」と要請した

サッカー韓国男子代表チームのユルゲン·クリンスマン監督は、「日本との歴史的なライバル構図をよく理解している」と話した。冷静に日本サッカーに押されている点も認めた。にもかかわらず、より多くの韓日戦を行うべきだという考えを強調した。

クリンスマン監督は先週、国内取材陣とのテレビ記者会見で、「私が赴任する際、協会に（韓日戦を）数回要請した。日本とできるだけ早くマッチアップを決めてほしいと言った」とし「国際Aマッチは私がやりたいからといってできるわけではないが、（日本と）毎週でも試合をしたい」と話した。

実は現在、韓日戦はいろいろな面で我々にとって気まずい。最高の興行カードだが、客観的な戦力で日本がリードしているという評価が優勢だ。韓国男子サッカーは「じゃんけんでも負けてはいけない」という日本と過去5回の対戦を合わせて0-3で敗れた。直近の国際Aマッチは2021年3月で、韓国の主軸選手たちが抜けており、遠征試合だったことを考慮しても無気力な試合の末に0-3敗北を喫した。前回のカタールW杯では並んで決勝トーナメントで敗退したが、日本はグループリーグでスペイン、ドイツなどと対等に対立し、国内サッカーファンから羨ましがられた。
（引用ここまで）

　クリンスマン韓国代表監督が「できるだけ日本代表と試合をしたい。国際Aマッチはやりたいからできるというわけではないが、日本とは毎週でも試合をしたい」と発言したとのこと。
　え、イヤだが？

　手近にいる強豪と戦って戦力強化を図りたいという気分は理解できなくもないですけどね。
　その事情は日本だって同じことで。
　コロナ明けで協会として現金が必要だった2021年の親善試合は「まあ、事情が事情だからしゃあないか」くらいのイメージでしたが。


　2年に1回のE-1、4年に1回のアジアカップでやる機会があるんだからそれで勘弁。
　まあ、前回のアジアカップは反対の山にいた韓国が、その前は日本が敗退して対戦がなかったのですが（笑）。

　ちなみに9〜10月の国際Aマッチデーの親善試合はこうなったそうです。

・日本代表 ドイツ、トルコ、カナダ、チュニジア
・韓国代表 ウェールズ、サウジ、チュニジア、ベトナム

　チュニジアがバリューセットで日韓に来てくれるそうですわ。
　それ以外の韓国の相手はまあ……うん。そんなもんじゃない？
　メキシコに断られたっていうのも、メキシコの立場からしてみたら理解できるかな。

　どこだって自分のところの強化につながる強豪国とやりたいですからね。
　日本からしてみたら韓国との試合はそこまでメリットがないのでE-1でお願いします。