22日、韓国・スポーツ京郷によると、サッカー韓国代表のユルゲン・クリンスマン監督が「もっと頻繁に日韓戦を開催したい」との考えを示した。資料写真。
2023年8月22日、韓国・スポーツ京郷によると、サッカー韓国代表のユルゲン・クリンスマン監督が「もっと頻繁に日韓戦を開催したい」との考えを示した。
記事によると、クリンスマン監督は先週行われた韓国メディアとのリモート取材で「監督に就任してから何度も協会に(日韓戦を)要請した。日本とできるだけ早くマッチメイクしてほしいと」「Aマッチは私がやりたいと言ったところでかなうものではないが、(日本と)毎週でも試合がしたい」などと述べた。
記事は「確かに現在の韓国にとって日韓戦はさまざまな面ではばかられる」とし、「客観的な戦力では日本が上回っているとの評価が優勢だ」「韓国男子サッカーは『例えジャンケンでも負けてはならない』とされる日本との直近5試合で全て0‐3で負けている」などと説明している。
クリンスマン監督は米国代表を指揮していた時(11~16年)に最大のライバルであるメキシコとの度重なる対戦が選手たちをレベルアップさせてくれたと語った上で「より多くの(ライバル)強豪チームと対戦する必要がある」「頻繁に対戦して恐れを克服し、メンタル面でさらに強くなれるだろう」と強調した。
日本代表への印象については「われわれより強いと言いたくはないが、いまや日本は強豪国と表現せざるを得ない状況だ。日本は数多くの選手が欧州で活躍している。しかもその選手たちが所属チームで戦力となって成長しているため、(客観的に見て)日本サッカーが先行していると言える」と話したという。
この記事を見た韓国のネットユーザーからは「日韓戦は本当にやるべき」「いい考えだ。今の代表はすでにたたかれているのだから、負けても何も変わらない。もし勝ったら立場大逆転!」など日韓戦開催に賛成の声が上がっている。
一方で「日韓戦が持つ意味の大きさはかなりのものだ。それなのにそんなに簡単に言うのか?」「負けたらどう責任を取る?」「次は0‐5で負けるだろう。そんなの見たくない」「監督の差で負けるよ」など否定的な声も。
その他「ベストメンバー&韓国開催ならやってほしい」「ソウル開催を提案したらどうせ日本に断られる」などの声も見られた。