Kウェブトゥーンブームなど無い。
韓国人にも見放されているモノが日本で流行るわけがないしww
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「漫画が永遠だと思っていた日本でもKウェブトゥーンブーム」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2022.08.29 07:48
「他の国で通用しても、出版漫画市場の強い日本だけはウェブトゥーンが通じないだろうと思っていました。ところがあっという間に流れが変わり、今では韓国ウェブトゥーンが日本漫画エコシステムを破壊する側面まであります」。
韓国最初のウェブトゥーン製作会社YLAB(ワイラボ)の創立者、尹仁完(ユン・イナン)氏の言葉だ。1996年漫画『deja-vu 春』でデビューしてから『アイランド』『新暗行御史』などのヒット作を立て続けに世に送り出した尹氏は、ウェブトゥーンが人気を呼ぶと活動の舞台をウェブトゥーンの企画へと広げた。2020年7月から先月まではNAVER(ネイバー)の日本の電子コミック配信サービスプラットフォーム「LINEマンガ」でCCO(最高クリエイティブ責任者)としても活動した。今月11日、2年間の日本勤務を終えてYLABに戻った尹氏とソウル麻浦区(マポグ)のYLAB社屋で会った。
世界漫画市場で日本が絶対強者だった時期から漫画界に身を置いてきた尹氏は「日本でもウェブトゥーンブームが起きている」と最近の流れを要約した。尹氏がLINEマンガのCCOとして在職しながら主に担当していた仕事も日本漫画出版物をベースにウェブトゥーンを作るノウハウを伝授するというものだった。過去、日本でも漫画を連載した経験がある尹氏は「かつて私に編集技術や作品企画の方向を教えてくれた日本の編集者が、今では逆にウェブトゥーンをどのようにしたらうまく作れるのか私に諮問を求めるようになり変化を体感した」とし「6カ月、いや毎月、市場の流れが急変していくのを感じることができるほどだった」と振り返った。
◆日本漫画アプリ、NAVERとカカオが1・2位
日本の漫画アプリ市場ではNAVERの「LINEマンガ」とカカオの「ピッコマ」が日本アプリを抜いて利用率1・2位を占めていて、両業者の年間取引額実績も毎年上昇している。日本経済新聞は22日、「漫画は日本のお家芸――。そんな常識が覆されつつある」と報じたりもした。
尹氏はこのような変化が可能だった理由について「素晴らしい作家たちがいたからというのもあるが、IT企業が攻撃的に世界市場の扉を叩いたから」と分析した。そして「良質の作品を世界の読者に効果的に届けようと努力したかしなかったか、それが韓国ウェブトゥーンと日本漫画市場の最大の違い」という。「『イカゲーム』のようなドラマも、もちろん作品自体も素晴らしいが、Netflix(ネットフリックス)というメディアを通じて世界的に有名になったではないですか。同じように、日本の漫画界が停滞している間、韓国企業がウェブトゥーンを世界にPRするために猛烈に努力した結果がここに現れているのだと思います」
尹氏はYLABが数年前から企画・構想してきた世界観「スーパーストリング・ユニバース」をウェブトゥーンとして本格的にイメージ化した『スーパーストリング』の執筆に突入した。「スーパーストリング・ユニバース」はマーベルの『アベンジャーズ』のようにYLABの人気ウェブトゥーンの中のスーパーヒーローを一つの大きな物語の中でつなげる世界観だ。来年韓国と日本で同時連載される『スーパーストリング』は、これまで別々の作品に存在していたキャラクターが一つに集まった、この世界観の本編にあたる作品だ。
◆マーベルのようにYLABを貫く世界観を構想
それだけでなく、尹氏は韓国の作家を中心にして構成されているYLABの人材プールを海外に広げる計画もあたためている。例えばフランスの作家がストーリーを書き、韓国プロデューサー陣がこれを発展させて世界に通用するような作品を完成させる、という形だ。尹氏は「日本の経験を通じて、作家の国籍はどこであろうと、どこに住んでいても一緒に仕事するにあたって全く問題がないことに気づいた」とし「SM・HYBE(ハイブ)のような芸能企画会社が海外の人材を集めてアイドルとしてデビューさせるように、海外の作家と韓国を拠点にウェブトゥーンを作ろうという戦略」と説明した。
尹氏がこのような構想をするに至ったのは韓国ウェブトゥーン界の創意的エネルギーの硬直化が進んでいるという憂慮のためだった。尹氏は「ある瞬間から韓国では人気のある2~3のジャンルだけに作家が集まり、新しい試みを躊躇(ちゅうちょ)する傾向が生まれた。YLABもそのような画一化の片棒を担いでしまったのではないかと考えた」とし「世界の創作者が集まって作品を作れば、読者に対してもっともっと多くの面白さを提供できるだろう」と話した。
このような「グローバル拡張」戦略は「スーパーストリング・ユニバース」などYLABの世界観の拡張にもつながるというのが尹氏の考えだ。「フランスにいる主人公が(既存のYLABウェブトゥーンである)『復活する男』の主人公ソクファンとコラボレーションする話を作ることもできます。スーパーストリング・ユニバース内で米国やフランスを舞台にする話が出てくるときもあります」。
尹氏は最終目標を聞かれると「『米国にマーベル・DCがあるなら、アジアにはYLABがある』と言われるように会社を育てること」と答えた。米国のスーパーヒーロー世界観と違い、YLABの世界観には輪廻思想など東洋的思想が加味されていることが魅力に挙げられる。
尹氏は「2000年代初期ですら、私たちは西洋文化に憧れていた。でも今ではトレンドの軸が東洋にシフトし、逆に私たちの漫画が西洋人の目には新鮮で興味深いものとして映っているのではないかと思う」とし「マーベル・DCと肩を並べる会社になれないこともないという最近思うようになった」と自信をにじませた。
Kウェブトゥーンブームなど無い。
韓国人にも見放されているモノが日本で流行るわけがないしww
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「漫画が永遠だと思っていた日本でもKウェブトゥーンブーム」
「他の国で通用しても、出版漫画市場の強い日本だけはウェブトゥーンが通じないだろうと思っていました。ところがあっという間に流れが変わり、今では韓国ウェブトゥーンが日本漫画エコシステムを破壊する側面まであります」。
韓国最初のウェブトゥーン製作会社YLAB(ワイラボ)の創立者、尹仁完(ユン・イナン)氏の言葉だ。1996年漫画『deja-vu 春』でデビューしてから『アイランド』『新暗行御史』などのヒット作を立て続けに世に送り出した尹氏は、ウェブトゥーンが人気を呼ぶと活動の舞台をウェブトゥーンの企画へと広げた。2020年7月から先月まではNAVER(ネイバー)の日本の電子コミック配信サービスプラットフォーム「LINEマンガ」でCCO(最高クリエイティブ責任者)としても活動した。今月11日、2年間の日本勤務を終えてYLABに戻った尹氏とソウル麻浦区(マポグ)のYLAB社屋で会った。
世界漫画市場で日本が絶対強者だった時期から漫画界に身を置いてきた尹氏は「日本でもウェブトゥーンブームが起きている」と最近の流れを要約した。尹氏がLINEマンガのCCOとして在職しながら主に担当していた仕事も日本漫画出版物をベースにウェブトゥーンを作るノウハウを伝授するというものだった。過去、日本でも漫画を連載した経験がある尹氏は「かつて私に編集技術や作品企画の方向を教えてくれた日本の編集者が、今では逆にウェブトゥーンをどのようにしたらうまく作れるのか私に諮問を求めるようになり変化を体感した」とし「6カ月、いや毎月、市場の流れが急変していくのを感じることができるほどだった」と振り返った。
◆日本漫画アプリ、NAVERとカカオが1・2位
日本の漫画アプリ市場ではNAVERの「LINEマンガ」とカカオの「ピッコマ」が日本アプリを抜いて利用率1・2位を占めていて、両業者の年間取引額実績も毎年上昇している。日本経済新聞は22日、「漫画は日本のお家芸――。そんな常識が覆されつつある」と報じたりもした。
尹氏はこのような変化が可能だった理由について「素晴らしい作家たちがいたからというのもあるが、IT企業が攻撃的に世界市場の扉を叩いたから」と分析した。そして「良質の作品を世界の読者に効果的に届けようと努力したかしなかったか、それが韓国ウェブトゥーンと日本漫画市場の最大の違い」という。「『イカゲーム』のようなドラマも、もちろん作品自体も素晴らしいが、Netflix(ネットフリックス)というメディアを通じて世界的に有名になったではないですか。同じように、日本の漫画界が停滞している間、韓国企業がウェブトゥーンを世界にPRするために猛烈に努力した結果がここに現れているのだと思います」
尹氏はYLABが数年前から企画・構想してきた世界観「スーパーストリング・ユニバース」をウェブトゥーンとして本格的にイメージ化した『スーパーストリング』の執筆に突入した。「スーパーストリング・ユニバース」はマーベルの『アベンジャーズ』のようにYLABの人気ウェブトゥーンの中のスーパーヒーローを一つの大きな物語の中でつなげる世界観だ。来年韓国と日本で同時連載される『スーパーストリング』は、これまで別々の作品に存在していたキャラクターが一つに集まった、この世界観の本編にあたる作品だ。
◆マーベルのようにYLABを貫く世界観を構想
それだけでなく、尹氏は韓国の作家を中心にして構成されているYLABの人材プールを海外に広げる計画もあたためている。例えばフランスの作家がストーリーを書き、韓国プロデューサー陣がこれを発展させて世界に通用するような作品を完成させる、という形だ。尹氏は「日本の経験を通じて、作家の国籍はどこであろうと、どこに住んでいても一緒に仕事するにあたって全く問題がないことに気づいた」とし「SM・HYBE(ハイブ)のような芸能企画会社が海外の人材を集めてアイドルとしてデビューさせるように、海外の作家と韓国を拠点にウェブトゥーンを作ろうという戦略」と説明した。
尹氏がこのような構想をするに至ったのは韓国ウェブトゥーン界の創意的エネルギーの硬直化が進んでいるという憂慮のためだった。尹氏は「ある瞬間から韓国では人気のある2~3のジャンルだけに作家が集まり、新しい試みを躊躇(ちゅうちょ)する傾向が生まれた。YLABもそのような画一化の片棒を担いでしまったのではないかと考えた」とし「世界の創作者が集まって作品を作れば、読者に対してもっともっと多くの面白さを提供できるだろう」と話した。
このような「グローバル拡張」戦略は「スーパーストリング・ユニバース」などYLABの世界観の拡張にもつながるというのが尹氏の考えだ。「フランスにいる主人公が(既存のYLABウェブトゥーンである)『復活する男』の主人公ソクファンとコラボレーションする話を作ることもできます。スーパーストリング・ユニバース内で米国やフランスを舞台にする話が出てくるときもあります」。
尹氏は最終目標を聞かれると「『米国にマーベル・DCがあるなら、アジアにはYLABがある』と言われるように会社を育てること」と答えた。米国のスーパーヒーロー世界観と違い、YLABの世界観には輪廻思想など東洋的思想が加味されていることが魅力に挙げられる。
尹氏は「2000年代初期ですら、私たちは西洋文化に憧れていた。でも今ではトレンドの軸が東洋にシフトし、逆に私たちの漫画が西洋人の目には新鮮で興味深いものとして映っているのではないかと思う」とし「マーベル・DCと肩を並べる会社になれないこともないという最近思うようになった」と自信をにじませた。