[ソウル=ニューシース]チェ・ジユン記者=マクドナルド「もっとBTSセット」の反応が熱い。



26日、米国などで初披露されており、翌日韓国でも販売を開始した。しかし、アジアで最も大きい市場である中国、日本では発売せず、その背景に関心が集まっている。



私たちもBTSセットを食べられるようにしてほしい」と、発売の要請が殺到している。





30日、マクドナルドによると、BTSセットは来月30日まで販売する。当初、米国、カナダ、ブラジルを皮切りに6つの大陸49ヵ国で披露する予定だった。終盤にタイも追加して50ヵ国で披露する。



マクドナルドが進出した国家総102ヵ国のうち、半分近くで販売するわけだ。





BTSセットはグループ「防弾少年団」メンバー7人が好きなメニューで構成した。チキンマックナゲットの9～10の彫刻、フライドポテト(M)とコーラ(M)、ディッピングソースの二種類だ。



パッケージは防弾少年団ファンクラブ「アーミー」のシンボルカラーである紫色にした。ディッピングソースの包装紙には英語とともに「スイートチリ」「ケイジャン」とハングルが書かれた。



全世界にハングルが書かれたディッピングソースも販売するという点で意味が大きい。





マクドナルドが世界の売場で有名人と協業したメニューを発売したのは初めてだ。昨年9月、ヒップホップ歌手のトラビス・スコット・セットメニューを発売したが、米国だけで販売した。
世界マクドナルド・クルー(従業員)たちは、防弾少年団のハングル子音として作ったティーシャツを着て BTSセットを販売している。
ティーシャツ左胸部に防弾少年団、マクドナルドのロゴと共に’ㅂㅌㅅㄴㄷ”ㅁㄷㄴㄷ’というハングル子音が刻まれている。

防弾少年団は昨年10月「韓国戦争」発言、中国で「憎い人」と批判された。当時、リーダーRMは、米国の韓米親善非営利団体であるコリアソサエティ年例行事で賞を受賞した後、「今年、韓国戦争70周年において、韓米両国がともに経験した苦難の歴史と多くの犠牲を永遠に記憶しなければならない」とした。



一部の中国ネットユーザーは「なぜ中国の犠牲は尊重しないのか」と非難した。



最近、防弾少年団の米国のシチュエーションコメディ「フレンズ」特別版出演分が中国から削除されたことも同様の理由で推定されている。

2018年、日本TV朝日「Mステ」出演が実現された。日本の極右メディアは、以前にメンバージミンが光復節記念ティーシャツを着て番組に出演して、RMがSNSに光復節記念ツイートを残したことを問題視した。



ジミンが着たティーシャツには人々が独立を迎えて万歳を呼んで、原子爆弾を投下するシーンなどがプリントされていた。RMはツイッターに「歴史を忘れた民族に未来はない。独立闘士の方々に感謝している。大韓独立万歳」と書いた。





しかし、防弾少年団は日本で変わらぬ人気を立証した。デジタルシングル「バター」は31日公開予定の日本のオリコン最新チャート(集計期間17～23日)の週間デジタルシングル・ストリーミングランキングですべて1位を占めた。

マクドナルドの関係者は「BTSセットは昨年、発売を開始した『セレブシグネチャメニュープログラム』を通じて発売する予定」とし、「グローバル本社に販売を要請した国でお目見えすることになった。BTSセット発売は選択肢と中国、日本などが自発的に参加していない」と説明した。



「今回発売しなかった日本、フランスなどでも反応が熱いとは思わなかった」、「販売国の追加、販売期間の延長などはグローバル本社で決定することになるだろう」と伝えた。