ミリタリー


2015.8.11 20:27更新
【歴史戦】

慰安婦像設置案を全会一致で否決
 
シドニー郊外の市議会で豪州初の判断 「反日運動で地域分断」懸念も


  【シドニー=吉村英輝】オーストラリア最大都市シドニー郊外のストラスフィールド市で、韓国系と中国系市民らが公共の場に「慰安婦像」を設置するよう嘆願していた問題で、同市は11日、特別議会を開き、全会一致で設置を認めないことを決めた。中韓系市民らは「旧日本軍が少女らに売春を強要していた」と主張し、豪州内で慰安婦像を10カ所設置するなどと表明してきたが、自治体による初の判断が示され、今後、実現は困難になった。

 特別議会で、ある女性市議は「慰安婦は私たちの問題ではない」と指摘。市長も、事務局から今月、戦争の英雄などを顕彰する市の記念碑設置基準の「どれにも該当しない」と見送り勧告を受けたとし、市長を含む市議6人全員が設置に反対した。設置を唱えていた韓国系市議は、関係者という理由で冒頭で退席した。

 この日の採決に先立つ公聴会では、一般の賛成派と反対の市民各4人が意見を表明。嘆願運動を行った中国人男性は「20万人の女性が旧日本軍の犠牲になった」と述べ、人権意識向上のため設置を要求した。

 一方、同市に住むオーストラリア人男性は、賛成派団体が市役所前で日本語で「安倍は日本の恥だ」などと書かれたプラカードを掲げていたことを明らかにし「慰安婦像設置の本質は反日運動で、地域社会の分断につながる」と訴えた。

 今回の問題で同市議会は昨年4月、判断を連邦や州政府に委ねると決議したが差し戻されていた。

http://www.sankei.com/world/news/150811/wor1508110035-n1.html

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豪州の慰安婦像はこうやって阻止した

『月刊正論』 2015年2月号
山岡鉄秀(JCN代表)


 私は韓国人が目を丸くして驚嘆している光景を何度か見たことがある。予想しない事態に遭遇して、心底驚いた、という顔だ。

 それは、彼らが日本人に堂々と反論された時だ。

 日本人は反論しない、歴史問題で責めれば黙って下を向く――。韓国人や中国人はそう思い込んでいる。だから日本人が冷静に、論理的に反論してきたら、それは驚天動地の事態なのだ。

 そんな体験のうちの一つを、紹介しよう。

慰安婦像設置阻止へ日米豪混成チームを結成

 アメリカ各地で、韓国系団体などの働きかけにより慰安婦像が建立されているが、その動きがオーストラリアにも飛び火している。

 2014年4月1日、シドニー郊外のストラスフィールド市議会において慰安婦像設置に関する公聴会が開催された。私が公聴会開催の動きを知ったのはその前日のことだった。

 3月31日。仕事中、パソコンに「なでしこアクション」からの拡散メールが届いた。シドニー郊外の町ストラスフィールド市に住む、匿名の日本人女性からのメッセージだった。

 「日本人の皆さん、明日の午後6時、市庁舎に集まってください! 公聴会が開かれます!

 一瞬、時が止まったように感じられた。「とうとう来たのか」――初めて見る「なでしこアクション」のホームページに飛び、メッセージを送った。「この女性に私の電話番号を伝えて、すぐに連絡をくれるようお願いしてください」。「なでしこアクション」は、慰安婦問題で日本を貶める勢力と戦う日本の女性たちのグループだった。

 公聴会で誰がスピーチするというのか? 準備はできているのか?

 しばらくして、メッセージの主の友人というオーストラリア人男性から私の携帯に電話が入った。

 私「明日、公聴会でスピーチする必要があるんだって? 準備は?」

 豪「できていない。何か意見はあるかい?」

 私は持論を述べた。「相手はいつも通り歴史問題で日本を糾弾してくるだろう。しかし、相手の土俵に乗って反論すべきではない。事実関係がどうであれ、そんな問題をローカルコミュニティに持ち込んだらダメだという原則論を一貫して主張すべきだ。君のような地元のオーストラリア人が発言してくれたら説得力があるんだが」

 豪「同感だ。そういうことを主張するのに最適な友人がいる。アメリカ人だけど、夫婦でチャリティーに熱心なクリスチャンだ」

 そこで彼の声が、少し不安気になった。

 「でも、公聴会は明日だ。どうしたらいいと思う?」

 私はためらわずに言った。

 「今夜君の友達をみんな集めてくれ。母親達もみんな、できるだけの人数を」

 その夜、見ず知らずの日本人、オーストラリア人、アメリカ人が10人弱集まった。

 自己紹介の暇もなかった。数時間でスピーチの準備をしなくてはならないのだ。地元の日本人男性の言葉は衝撃的だった。

 「明日出向いても、どうすることもできないんです。なにしろ、この地区に住む日本人は、子供まで含めて70人程度、中韓は合計で1万人以上いるんですから」

 70人対1万人の差は確かに大きい。だが私は咄嗟に「マイノリティだから負けるとは限りませんよ。マイノリティにはマイノリティの戦い方があるはずです」と自分自身を鼓舞するように答えた。

4対4のスピーチ対決の結果…

 兎にも角にもスピーチの順番と構成を着々と進める。先頭打者はオーストラリアで生まれ育った日本人大学生。2番手は私に電話をくれたオーストラリア人男性、3番手に慈善活動に熱心なアメリカ人男性、そしてもし、4枠目があったら、私が自分で立つ。そう決めた。

 見ず知らずの人々と作業する。奇妙に充実した数時間が過ぎる。自己紹介する余裕はなかった。

 明けて4月1日。私は平静を装っていつも通り仕事をし、定時の午後5時きっかりに会社を出ると車に飛び乗った。

 ストラスフィールド。人口4万人弱。うち、中国韓国系住民が約30%を占める

 夕暮れに白壁が浮かび上がる市庁舎。何やら楽しげなお祭り騒ぎの一団がいた。中高年の中国人・韓国人男性の群れだ。すでに戦勝ムードで歓談している。3人のお地蔵さんのような銅像の絵を掲げて記念撮影に興じているグループもある。普段は接することのないタイプの人々で、70~80人はいるようだ。

 日本側もメールの拡散が効いたのか、主に女性が30名ほど集まっている。

 私の頭の中は、公聴会が始まる前にいかに素早くメンバーの原稿をチェックするか、で一杯だった。市庁舎の外に立ったまま、中韓団体の喧騒を背に各人の原稿に目を通す。どれも良く書けている。打ち合わせ通りだ。考えてみれば、私以外の3人は西洋社会で教育を受けている。スピーチは得意だろう。英語もネイティブだ。

 やがて公会堂の扉が開かれた。聴衆用のパイプ椅子が並び、正面には市長を中心として左右に3人ずつ市議が座り、向かい合う位置には、発言者用のマイクが一本置かれている。日本とは違い、市長は市議の中から互選で選ばれる仕組みで、実は市議でもある。

 市の事務方職員がやってきて、発言予定者の名前を書くように言う。4枠あるとのこと。それなら最後に、相手の主張を踏まえて、私がまとめの反論をしよう。中韓団体は北米での活動組織と連携しているはずだ。何か変化球を投げてくるに違いない。



 スピーチ合戦が始まった。韓国人の中年男性がトップバッター。アクセントが強すぎて何を言っているのかわからない。とにかく《日本はひどい、安倍は悪い奴だ》とまくしたてているようだ。制限時間のベルが鳴っても、終わる気配がない。市長が手振りで「話をまとめてくれ」と合図する。これは最初から荒れ模様か。

 日本側の1番手は大学生。日本でいう所の芸大生だ。爽やかな青年である。この慰安婦像問題が勃発してから、彼の友人が学校で中韓系の同級生や講師から差別されるようになったという。こんなことでは、大好きな豪州が誇る多文化主義が崩壊してしまうのではないか、と懸念を表明した。

 相手側の2番手は中国人のようだ。彼のスピーチもまた聞き取りにくい。手元の長い原稿を読み上げているが、「日本はひどい国だから、慰安婦像がすでに複数建つ北米のように建てさせてくれ」と哀願調だ。どうやら時間内に原稿を読み切れなかったようである。

 こちらの2番手は私と電話で話した豪州人。「このような銅像は、国の反差別法に抵触し、そもそも市のモニュメントポリシーに明確に違反している」ことを指摘した。市のモニュメントポリシーには「いかなるモニュメントも市に直接関連したものでなくてはならない」と明記してあるのだ。

 中韓の3番手は、特別ゲストである。インドネシアで発生したスマラン事件の被害者であり、本も出版しているオヘルネ氏が豪州人と結婚してアデレードに住んでいるとは知らなかった。その娘が代理でスピーチするのだ。英語がネイティブなので、やっと理解できてほっとした。《日本人はあんなにひどいことをして、なぜ謝らないのか、豪州政府もラッド首相(労働党政権当時)がアボリジニーに“Sorry”と謝罪したではないか》という論調。なぜ日本政府が謝罪していないという前提に立つのだろう、よく理解できない。

 こちらの3番手は米国人男性。ストラスフィールドに22年も住み、チャリティー事業で地元に貢献してきた。夫人は市のWoman of the Yearに選ばれたことがあるという。その彼にしてみれば、慰安婦像はコミュニティを分断し、夫婦して行政と共に築いてきた地域の融和を破壊してしまうもので、看過できない。また、昔のことより現在の豪州社会が直面している、性犯罪を含む深刻な課題にこそ集中すべきだ、と述べた。

 そして相手の最終話者。先ほど外で見かけた、お地蔵さんが3つ並んだ絵を描いた画用紙を掲げている。「私達は日系住民を責めているのではありません。これは韓国人、中国人、豪州人の慰安婦三姉妹です。この銅像を駅前に建てれば、観光名所となることでしょう」と訴える。お地蔵さんかと思ったら、慰安婦三姉妹だったとは。むりやりオーストラリア人を入れれば反発をかわせると判断したのか。

 そして公聴会最後のスピーカー、私の番となった。

 相手のスピーチは聞き取れない部分も多かったが、言いたいことはほぼわかった。

 私は原稿の代わりに日系無料情報誌を手にした。掲載されている中韓団体の取材記事が、問題の本質を顕かにしている。私は可能な限り穏やかに話し始めた。

 「歴史の学び方はいろいろありますが、こんなやり方は感心しません。私たちはいつでも、中韓コミュニティの方々と歴史について語り合う用意があります。しかし、慰安婦像を建てる真の目的は何でしょう。この新聞のインタビュー記事にはっきりと書いてあるようです。慰安婦像推進団体の代表の方が、明言していますね。

 慰安婦像を建てる目的は、日本が昔も今もどんなにひどい国か、世間に知らしめるためだと。その目的のために、全豪に10基の慰安婦像を建てるのが目標だと。この内容に間違いがないことを会長さんが承認しているとあります


 「アメリカでは慰安婦像が原因で日系の子供達に対して差別やイジメが発生しているのですが、それについては(日本人特有の嘘だ)と言い切っています。こんなことがまかり通るのなら、私は決して自分の子供をストラスフィールドの学校には行かせないでしょう

 「これは明らかに政治的な反日キャンペーンであり、慰安婦像はその象徴に過ぎないということです。慰安婦三姉妹と言っていますが、女性の人権をとりあげるならば、他の国の女性も含めなければ差別にあたるのではないのですか?

 「これまでのところ、ストラスフィールドは、多文化主義が最も成功した町です。その評判を維持しなくてはなりません。慰安婦像によって分断された町として記憶されてはいけません。市議会の皆さんもきっとそう思うのではないでしょうか!」と言った途端、まるで測ったように時間終了のベルが鳴った。これは偶然である。

 日本人応援団の拍手を背に一礼して、私は席に戻った。これでスピーチ合戦は終わりだ。市議たちが協議のために別室に移った。

 内容はこちらが凌駕していたと確信した。相手をけなしたり、攻撃したりするのではなく、淡々と終始一貫、理を説いたのだ。我々は感情に支配されることなく、しかし、情感を持ってコミュニティの融和の大切さを訴え続けた。

 ざわめく会場で45分が経過した。市議たちがやっと戻って来た。市長が静かに話し始めた。「この問題は市で判断できる問題ではないので州や連邦の大臣に意見を求めます

 一瞬意味がわからなかったので、近くに座るオーストラリア人に尋ねると、彼は腕を組みながら答えた。「自分たちで判断せず、州や連邦に投げて、棚上げにするという意味さ

 却下しなかったのはおおいに不満である。しかし、とりあえず強行突破はされずに済んだ。9回裏10対0から同点に追いついたのだ。市議会は明らかに我々のスピーチに軍配を上げたのだと思う。しかし、中韓団体のゴリ押しの政治力を考慮して、即時却下はできなかったのだろう。

 中韓応援団は皆、ポカンとしている。やがて事情が呑み込めると、「信じられない」「こいつらは何者だ」という目でこちらを見つめてきた。日本側が毅然とした態度で反論した。そんなことは筋書きにはなかった、と顔に書いてある。

 一方、こちらは見知らぬ人々から握手を求められた。親日派韓国人から握手を求められた仲間もいたらしい。

 公聴会ではなんとか防戦したが、これからが本格的な戦いになるのは明らかだ。我々は依然としてお互いをよく知らぬまま、健闘を称え合って帰路についた。

 今回、像設置に動いた反日団体「日本の戦争犯罪を糾弾する中韓連合」(以下、中韓連合)はあくまでも慰安婦像設置に向けて活動を継続しようとしていることから、我々もその週末、公聴会参加のメンバーが集合し、既存の日本人会とは別に、慰安婦像阻止活動のためのグループを結成することになった。JCN(Japan Community Network)の誕生だった。

 集まったメンバーは、地元の母親たち、スピーチに立ってくれたオーストラリア人、引退した日系企業の元駐在員など、こんなことでもなければ知り合うこともない様々な背景の顔ぶれだ。

国家とローカルコミュニティの「防衛二元論」

 日米豪の一夜漬け混成チームで臨んだ公聴会でのスピーチは、切り口は様々ながら、全体を貫く一本の芯があった。嫌韓、嫌中という言葉があるが、我々はそこに雪崩れ込むことはしないよう心掛けた。なぜならば、地元の母親たちは地域に溶け込んでおり、子供たちは中国人や韓国人の友達とも遊んでいるからだ。

 守るべきは、この地域共同体の融和と平和な生活であり、特定の政治的イデオロギーとは一線を画すよう努力した。

 日本人の母親たちは、韓国系から攻撃されている被害者の立場なのに、地域社会では波風を立てないように常に気を遣っている。そこまで気を遣う必要はないと思うものの、彼女たちの意向は最大限尊重されるべきだ。彼女たちが勇気を持って立ち上がらなければ、JCNが発足することもなく、慰安婦像設置はあっさり可決されていただろう。

 公聴会のスピーチを組み立て、アンカーに立った私が、成り行きでこのJCNの代表となった。最初の作業が「活動理念」を明確にすることだった。というのも、慰安婦像設置に反対する我々の意見に地元の市議会が賛同してくれるよう、活動のスタイルと理念を明確に定義して言語化し、皆の連帯を維持しなくてはならないからである。

 最初に提示した理念は、「非敵対的合理主義」である。

 我々は公聴会でも、敵対的な言動は慎み、感情的にならず、ひたすら論理的合理的な反論に終始した。簡単に言えば、ヘイトスピーチで敵を作らない、ということだ。これがJCNの基本理念であり、その後の参加希望者もこの姿勢を貫ける方に限ることにした。

 英語ではnon-confrontational rationalismと訳しつつ、欧米人メンバーと共有する。これは、中韓反日団体の挑発に乗らず、常に、より高次元の議論に徹する、という決意表明でもある。

 次に、JCNの戦略の基盤となるのが、「防衛二元論」である。

 国家レベルの防衛と、コミュニティレベルの防衛は、当然戦略が異なる。

 国家レベルの防衛は、汚名を払拭して、名誉を取り戻すことが目的だ。沈黙もしくは「謝罪済み」と言って逃げるのは、国際社会では最悪の、不適切な対応である。この間違った対処を長年続けた結果、歪曲した歴史が既成事実化してしまっているが、それを解消しなければならない。

 慰安婦問題に関して言えば、これまで少なくとも30年は放置してこの事態に至ったのだから、目的を達成するのに30年かかってもおかしくない。強力に、かつ地道に対外発信を続けるしかない。それが国家レベルの防衛だ。

 一方、我々民間による、コミュニティレベルの防衛は、あくまでも目の前の慰安婦像設置を阻止し、地域の融和的共存を守ることが目的である。国家レベルとは目指すものが異なる。それをまず認識すべきだ。

 公聴会での我々のスピーチは、切り口を変えながらも、全員がそこにぴったりと照準を合わせていた。我々の相手は常に日本を残虐非道と非難してくるから、「捏造だ!」と反論したくなるが、そもそも話し合ってわかり合える相手ではない。反論しても泥仕合となり、相手は事実の検証など無視して、「無反省の歴史修正主義」などと声を荒らげるだろう。いわゆる慰安婦問題に関する歴史戦に深入りして、被告席から反論するような不利な状況をつくってはならない。

 もちろん歴史戦を戦う準備と覚悟は常にできていなければならないから継続的な勉強は必須ではあるが、基本は別次元で優位の議論を展開すべきだ。これが防衛二元論の骨子である。

 具体的に言えば、我々は当初、オーストラリアの国是である「多文化主義の尊重」を掲げて論陣を張った。慰安婦問題をことさらにクローズアップし、特定の国家を非難するような活動は、オーストラリアの国是である「多文化主義の尊重」に反する、と批判したのだ。これは、我々が希求する嘘偽りのない主張である。他の民族とも連携できる永遠のテーマだ。

女性の人権とは無関係!慰安婦像建立の本当の目的

 だが我々は中韓連合の攻撃の中に、さらなるヒントを見出した。

 彼らは派手なパフォーマンスが好きだ。4月1日の公聴会で、我々は「慰安婦像の建立は、人道問題や人権問題ではなく、日本を非難するための政治活動だ」と指摘したのに、9月になって再度わざわざ韓国系メディアに以下の活動方針をぶち上げている。

    1.我々は、日本政府の安倍首相及び政治家が靖国神社に参拝したことに強く抗議し、韓国と中国に謝罪することを要求する。

    2.我々は、日本の軍国主義復活、歴史修正主義、慰安婦や南京大虐殺のような戦争犯罪を豪州人、および豪州在住の韓国系中国系の第2世代に伝えるため、展示会、フォーラム、セミナーなどを行う。

    3.我々は、日本軍が朝鮮人、中国人、その他のアジアの若い女性を拉致して性奴隷にしたことを広く知らしめるために「3姉妹」の像を豪州に複数建立する。

    4.我々は、世論を興し、日本政府に圧力をかけ、物言わぬ良心的日本人を目覚めさせ、日本が嘘の歴史を次世代に伝えることを阻止する。

    5.我々は、アボット豪首相に、第二次大戦中、日本が侵略し、女性の基本的人権を蹂躙したことを認めるよう、日本がアジアの中で最良の友人だという認識を変えるよう、要求する。

    6.我々は、豪州政府に、日本を同盟国とみなすのをやめ、韓国と中国を日本と同等に待遇するよう、現在の日本重視の外交政策を変更することを要求する。

    7.我々は米国政府に、日本に騙されずに、安倍の狡猾な悪魔のような本音を直視し、日本が再び軍国主義に戻るのを阻止し、日本を韓国や中国より尊重する外交政策の転換を求める。

    8.我々は、韓国と中国両国の利益のため、両国人民が共闘し、以上の目的が達成されるまで活動を続けることをここに宣言する。



米カリフォルニア州グレンデール市内に設置された慰安婦像


 実に正直な人たちである。これなら誰が読んでも、彼らの真の目的は、反日、反安倍であり、慰安婦像はその政治的道具に過ぎないことがはっきりわかる。

 当初は「慰安婦像は女性の人権の象徴で、敵対的なものではない」などと言っていたのに、ここでは「日本軍の残虐性を広く知らしめるのが目的だ」と明記している。これだけでも十分、慰安婦像がローカルコミュニティにふさわしくない代物だとわかる。ここまでは我々もすでに4月1日の公聴会の時点で指摘した。

 その上、この9月の記事は、はっきりと、アボット豪首相に、日本をアジアにおける最良の友人とみなすことをやめさせる、と書いてある。それは日豪関係の分断ということだ。

 記事はさらに日米関係の分断にまで言及し、米国政府に、安倍の狡猾な悪魔のような本音を直視するよう求めるとしている。なぜ活動方針に、米国まで出てくるのか?

 この反日団体の目的は、韓国人の慰安婦センチメントを利用し、「日豪・日米を分断し、日本を孤立させる」という中国共産党のアジェンダを遂行することだと自ら明かしているのである。

 韓国政府は、慰安婦問題で対日批判を繰り広げているが、中国共産党の噛ませ犬として利用されていることに満足なのだろうか。中国及び北朝鮮と対峙して日米と同盟を結んでいることを韓国はすっかり忘れているようだ。

 中国共産党の世界戦略に沿って世界中の大学に設置されている孔子学院という組織が、文化交流の皮をかぶったプロパガンダ組織に過ぎないことがわかって、米国やカナダの大学で孔子学院を閉鎖する動きが出ている。日本ではどうだろう。

 最近では米国国防総省も、中国共産党によるサイバー攻撃だけではなく、対米宣伝工作の横行にも危機感を持ち始めているとも聞く。

 オーストラリアでも最近、中国人留学生を使ったスパイネットワークが構築されていることがわかり、衝撃が走った。中国人の講師がオーストラリアの大学で民主主義について論じると、いつの間にか本国政府がそのことを知り、中国に帰国した際、何度も当局の尋問を受けたという。教え子の中国人留学生が密告していたのだ。

 どうみても慰安婦像は、女性の人権の尊重とは無関係で、却ってオーストラリアの移民社会に分断と対立をもたらすとしか考えようがない。そればかりか、日豪関係や日米関係を分断破壊する目的の国際的謀略行為の道具と言っても過言ではない。

 中韓連合の活動方針の最後には明確に「中韓の国家利益のために共闘する」と書いてあり、オーストラリアのためとは一言も言及していない。コミュニティの調和を破壊するだけでなく、これではオーストラリアの国益を損ねることは自明の理である。

 従って、これからの戦略として、中韓の仕掛けるこうした工作を、オーストラリアや米国で広く周知させ、米豪の国益に反すると認識させる活動を慰安婦像対策の中心的戦略とすべきである。

 すなわち慰安婦像の建立問題は、韓国や中国共産党の国際的謀略活動にどう対処すべきか、という日米豪共通の問題である。日米豪3カ国が共闘することを視野に入れたパラダイムを作ることが最も合理的な対応である。

外務省は邦人保護任務に傾注すべき

 JCN第3の理念が「邦人保護優先論」である。

 外務省は従来「この問題を政治外交の問題とはしない」と発言してきた。これはどういう意味なのか? こちらがどう考えようと、相手は執拗に政治外交の問題にしているように見えるのだが。そう言い続けていれば中韓は慰安婦問題攻撃の矛を収めるのだろうか?

 我々は、地元の日本人の母親と子供たちを護るために立ち上がった。豪州人の副代表も「僕らの目的は、純粋に母親と子供を護ることなんだ」と言っている。すなわち、慰安婦像問題には、根本的に国内外の邦人保護の要素があると理解すべきだ。いうまでもなく、在外邦人保護こそ外務省の最重要任務のひとつであり、存在理由と言ってもよいだろう。

 5月に中丸啓衆議院議員(次世代の党)にお会いした際にこの観点をお話ししたら、早速、国会質疑で取り上げてくださった。その模様もネット上で動画として公開された、JCNメンバーは「ようやく日本の国会議員が、オーストラリアに在住する自分達の安全を考えてくれた」と感激した。

 第4の理念が「小異を捨てて大同につく」である。JCNは前述したように、多種多様な人々の集まりである。意見が違うのは当たり前だ。欧米人メンバーの間でさえ、意見の食い違いがよくある。しかし、共有する理念と大義があれば、共に戦える。高次の目的の為に、小さな差異を乗り越えて、一致団結することが極めて重要だ。

 以上は、南半球で戦う我々JCNの理念と戦略のご紹介である。

 我々は平凡な母親と父親の集団であるが、静かに、しかし合理的に戦っている。この慰安婦像の問題をどのように論ずるにせよ、本来、右も左もない、日本全体の問題であり、だからこそ、多種多様な人々が手を携えて取り組めるはずだ。

 だが日本国内では、この日本全体の問題が、リベラル左翼対保守という対立構造の中で論じられ、慰安婦像に反対すると、右だとレッテルを貼る風潮がある。それは日本社会の病理だ。日本人全体がイデオロギーを超え、一丸となって日本の名誉のために戦わずして、どうやって海外で慰安婦像建立を阻止できるのか?

 日本国内での戦いも大変だが、海外では普通の母親やサラリーマンが日々、反日謀略組織の攻撃にさらされている実態がある

 海外各国での民間の戦いを組織化し、体系的で統一的な戦略を全世界で展開していくことができれば、我々の戦いは飛躍的に発展するだろう。そのためにも、我々JCNが、ひとつの参考モデルを提示できれば、まことに幸甚である。


山岡鉄秀氏(やまおか・てっしゅう)
 Japan Community Network(JCN)代表。シドニー在住豪州ストラスフィールド市における中韓反日団体による慰安婦像設置推進運動に遭遇し、地元の母親を率いてJCNを結成。地域社会融和の大切さを訴えて市議会に設置可決を見送らせた。




오스트레일리아에서 상식적 판단.


2015.8.11 20:27갱신
【역사전 】

위안부상설치안을 전회 일치로 부결
 
시드니 교외의 시의회에서 호주 첫 판단 「반일 운동으로 지역 분단」염려도


  【시드니=요시무라영휘】오스트레일리아 최대 도시 시드니 교외의 파업 라스 필드시에서, 한국계와 중국계 시민들이 공공의 장소에「위안부상」를 설치하도록(듯이) 탄원 하고 있던 문제로, 동시는 11일, 특별 의회를 열어, 전회 일치로 설치를 인정하지 않는 것을 결정했다.중한계 시민들은 「구일본군이 소녀등에 매춘을 강요하고 있던」라고 주장해, 호주내에서 위안부상을 10개소 설치하는 등과 표명해 왔지만, 자치체에 의한 첫 판단이 나타나 향후, 실현은 곤란하게 되었다.

 특별 의회에서, 어느A 여성 시의회 의원은 「위안부는 우리의 문제는 아닌」라고 지적.시장도, 사무국으로부터 이번 달,전쟁의 영웅등을 현창하는 시의 기념비 설치 기준의「어느 것에도 해당하지 않는」와 전송 권고를 받았다
로 해,시장을 포함한 시의회 의원 6명 전원이 설치에 반대했다.설치를 주창하고 있던 한국계 시의회 의원은, 관계자라고 하는 이유로 첫머리에서 퇴석했다.

 이 날의 채결에 앞서는 공청회에서는, 일반의 찬성파와 반대의 시민 각 4명이 의견을 표명.탄원 운동을 실시한 중국인 남성은 「20만명의 여성이 구일본군의 희생이 된」라고 말해인권 의식 향상을 위해설치를 요구했다.

 한편, 동시에 사는 오스트레일리아사람 남성은, 찬성파 단체가 시청 앞에서 일본어로 「아베는 일본의 수치다」 등이라고 쓰여진 플래카드를 내걸고 있던 것을 밝혀 「위안부상설치의 본질은 반일 운동으로, 지역사회의 분단으로 연결되는」라고 호소했다.

 이번 문제로 동시 의회는 작년 4월, 판단을 연방이나 주 정부에 맡기면 결의했지만 환송해지고 있었다.

http://www.sankei.com/world/news/150811/wor1508110035-n1.html

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호주의 위안부상은 이렇게 저지했다

『월간 정론 』 2015년 2월호
야마오카철수(JCN 대표)


 나는 한국인이 몹시 놀라 경탄 하고 있는 광경을 몇 번인가 본 적이 있다.예상하지 않는 사태에 조우하고, 마음 속 놀랐다는 얼굴이다.

 그것은,그들이 일본인에 당당히 반론되었을 때다.

 일본인은 반론하지 않는, 역사 문제로 꾸짖으면 입다물고 아래를 향하는――.한국인이나 중국인은 그렇게 생각하고.그러니까 일본인이 냉정하게, 논리적으로 반론해 오면, 그것은 하늘이 놀라고 땅이 움직임의 사태다.

 그런 체험 중 하나를, 소개하자.

위안부상설치 저지에 일·미호주 혼성 팀을 결성


 미국 각지에서, 한국계 단체등의 움직임에 의해 위안부상이 건립되고 있지만, 그 움직임이 오스트레일리아에도 비화하고 있다.

 2014년 4월 1일, 시드니 교외의 파업 라스 필드 시의회에 있어 위안부상설치에 관한 공청회가 개최되었다.내가 공청회 개최의 움직임을 안 것은 그 전날의 일이었다.

 3월 31일.업무중, PC에「패랭이 꽃 액션」로부터의 확산 메일이 도착했다.시드니 교외의 마을 파업 라스 필드시에 사는, 익명의 일본인 여성으로부터의 메세지였다.

 「일본인의 여러분, 내일 오후 6시, 시청사에 모여 주세요! 공청회가 열립니다!

 일순간, 때가 멈춘 것처럼 느껴졌다.「드디어 왔는지」――처음으로 보는「패랭이 꽃 액션」의 홈 페이지로 날아, 메세지를 보냈다.「이 여성에게 나의 전화 번호를 전하고, 곧바로 연락을 주도록 부탁해 주세요 」.「패랭이 꽃 액션」는,위안부 문제로 일본을 깍아 내리는 세력과 싸우는 일본의 여성들의 그룹이었다.

 공청회에서 누가 스피치 한다는 것인가? 준비는 되어 있는지?

 잠시 후, 메세지의 주의 친구라고 하는 오스트레일리아사람 남성으로부터 나의 휴대폰에 전화가 왔다.

 나「내일, 공청회에서 스피치 할 필요가 있다고? 준비는?」

 호주「되어 있지 않다.무엇인가 의견은 있을까?」

 나는 지론을 말했다.「상대는 언제나 대로 역사 문제로 일본을 규탄해 올 것이다.그러나, 상대의 씨름판을 타 반론해서는 안된다.사실 관계가 어떻게든, 그런 문제를 로컬 커뮤니티에 반입하면 안된다고 하는 원칙론을 일관해서 주장해야 한다.너와 같은 현지의 오스트레일리아사람이 발언해 주면 설득력이 있지만 」

 호주「동감이다.그런 것을 주장하는데 최적인 친구가 있다.미국인이지만, 부부로 자선에 열심인 크리스챤이다 」

 거기서 그의 소리가, 조금 불안 신경이 쓰였다.

 「에서도, 공청회는 내일이다.어떻게 하면 좋다고 생각해?」

 나는 유익등?`□쿠에 말했다.

 「오늘 밤군의 친구를 모두 모아 줘.모친들도 모두, 가능한 한의 인원수를 」

 그 밤, 보지 않고 모르는 일본인, 오스트레일리아사람, 미국인이 10명 미만 모였다.

 자기 소개의 짬도 없었다.수시간에 스피치의 준비를 하지 않으면 안 되는 것이다.현지의 일본인 남성의 말은 충격적이었다.

 「내일 나가도, 어떤 것도 할 수 없습니다.어쨌든, 이 지구에 사는일본인은, 아이까지 포함해 70명 정도, 중한은 합계로 1만명 이상있기 때문에 」

 70명 대 1만명의 차이는 확실히 크다.하지만 나는 순간에 「minority이니까 진다고는 할 수 없어요.minority에는 minority의 싸우는 방법이 있을 것입니다」와 자기 자신을 고무 하도록(듯이) 대답했다.

4대 4의 스피치 대결의 결과 …

 토끼에도 모퉁이에도 스피치의 차례와 구성을 순조롭게 진행한다.선두 타자는 오스트레일리아에서 태어나 자란 일본인 대학생.2번째는 나에게 전화를 준 오스트레일리아사람 남성, 3번째에 자선 활동에 열심인 미국인 남성, 그리고 만약, 4범위 안목이 있으면, 내가 스스로 선다.그렇게 결정했다.

 보지 않고 모르는 사람들과 작업한다.기묘하게 충실한 수시간이 지난다.자기 소개할 여유는 없었다.

 아침이 되어 4월 1일.나는 평정을 가장해 언제나 대로 일을 해, 정시의 오후 5시 딱에 회사를 나오면 차에 뛰어 올라탔다.

 파업 라스 필드.인구 4만명미만.쳐,중국 한국계 주민이 약 30%를 차지한다.

 황혼에 흰 벽이 떠오르는 시청사.무엇인가 락 끊임없는 축제 소란의 일단이 있었다.중노년의 중국인・한국인 남성의 무리다.벌써 전승 무드로 환담 하고 있다.3명의 지장씨와 같은 동상의 그림을 내걸어 기념 촬영에 흥미를 느끼고 있는 그룹도 있다.평상시는 접할리가 없는 타입의 사람들로, 70~80명은 있는 것 같다.

 일본측도 메일의 확산이 효과가 있었는지, 주로 여성이 30명 정도 모여 있다.

 나의 머릿속은, 공청회가 시작되기 전에 얼마나 재빠르게 멤버의 원고를 체크하는지, 그리고 가득했다.시청사의 밖에 선 채로, 중한 단체의 소란을 키에 각자의 원고에 대충 훑어본다.모두 잘 쓸 수 있고 있다.협의 대로다.생각해 보면, 나 이외의 3명은 서양 사회에서 교육을 받고 있다.스피치는 자신있을 것이다.영어도 네이티브다.

 이윽고 공회당의 문이 열렸다.청중용의 파이프 의자가 줄서, 정면에는 시장을 중심으로 좌우에 3명씩 시의회 의원이 앉아, 서로 마주 보는 위치에는, 발언자용의 마이크가 한 개 놓여져 있다.일본과는 달라, 시장은 시의회 의원중에서 호선으로 선택되는 구조로, 실은 시의회 의원이기도 하다.

 시의 사무방진`E원이 오고, 발언 예정자의 이름을 쓰도록(듯이) 말한다.4범위 있다라는 것.그렇다면 마지막으로, 상대의 주장을 근거로 하고, 내가 정리의 반론을 하자.중한 단체는 북미에서의 활동 조직과 제휴하고 있을 것이다.무엇인가 변화구를 던져 올 것임에 틀림없다.



 스피치 전투가 시작되었다.한국인의 중년남성이 톱 배터(타자).엑센트가 너무 강해서 무슨 말을 하고 있는지 모른다.어쨌든 《일본은 심한, 아베는 나쁜 놈이다》와 뿌리고 세우고 있는 것 같다.제한 시간의 벨이 울려도, 끝나는 기색이 없다.시장이 손짓으로「이야기를 정리해 줘」와 신호한다.이것은 최초부터 나쁜 상태인가.

 일본측의 1번째는 대학생.일본에서 말하는 곳의 예술 대학생이다.상쾌한 청년이다.이 위안부상문제가 발발하고 나서,그의 친구가 학교에서 중한계의 동급생이나 강사로부터 차별되게 되었다라고 한다.이런 일로는, 정말 좋아하는호주가 자랑하는 다문화 주의가 붕괴해 버리는것은 아닌지, 라고 염려를 표명했다.

 상대측의 2번째는 중국인같다.그의 스피치도 간접적 전문 취하기 어렵다.수중의 긴 원고를 읽어 내리고 있지만, 「일본은 심한 나라이니까, 위안부상이 벌써 복수 세우는 북미와 같이 세우게 해 줘
」와 애원조다.아무래도 시간내에 원고를 끝까지 읽을 수 없었던 것 같다.

 이쪽의 2번째는 나와 전화로 이야기한 호주인.「이러한 동상은, 나라의 반차별법에 저촉해, 원래시의 모뉴먼트 폴리시에 명확하게 위반하고 있는」일을 지적했다.시의 모뉴먼트 폴리시에는 「어떠한 모뉴먼트도 시에 직접 관련한 것이 아니면 안 되는」라고 명기되어 있다.

 중한의 3번째는, 특별 게스트이다.인도네시아에서 발생한 스마란 사건의 피해자이며, 책도 출판하고 있는 오헤르네씨가 호주인과 결혼하고 애덜레이드에 살고 있다고는 몰랐다.그 딸(아가씨)가 대리로 스피치 한다.영어가 네이티브이므로, 겨우 이해할 수 있고 안심했다.《일본인은 그렇게 심한 일을 하고, 왜 사과하지 않는 것인지, 호주 정부도 랏드 수상(노동당 정권 당시 )이 원주민에게“Sorry”와 사죄한이 아닌가》라고 하는 논조.왜 일본 정부가 사죄하고 있지 않다고 하는 전제에 설 것이다, 잘 이해할 수 없다.

 이쪽의 3번째는 미국인 남성.파업 라스 필드에 22년이나 살아, 자선 사업으로 현지에 공헌해 왔다.부인은 시의 Woman of the Year로 선택되었던 적이 있다고 한다.그 그로 해 보면,위안부상은 커뮤니티를 분단 해, 부부 하고 행정과 함께 쌓아 올려 온 지역의 융화를 파괴해 버리는 것으로, 간과할 수 없다.또, 옛 일보다 현재의 호주 사회가 직면하고 있는, 성범죄를 포함한 심각한 과제에야말로 집중해야 한다, 라고 말했다.

 그리고 상대의 최종 말하는 사람.방금전 밖에서 보인, 지장씨가 3개 줄선 그림을 그린 도화지를 내걸고 있다.「저희들은 일본계 주민을 탓하고 있는 것은 아닙니다.이것은 한국인, 중국인, 호주인의 위안부3 자매입니다.이 동상을 역전에 지으면, 관광 명소가 되겠지요」라고 호소한다.지장씨일까하고 생각하면, 위안부3 자매였다고는.억지로오스트레일리아사람을 넣으면 반발을인가 원 다투는이라고 판단했는가.

 그리고 공청회 마지막 스피커, 나의 차례가 되었다.

 상대의 스피치는 알아 들을 수 없는 부분도 많았지만, 말하고 싶은 것은 거의 알았다.

 나는 원고 대신에 일본계 무료 정보지를 손에 넣었다.게재되고 있는 중한 단체의 취재 기사가, 문제의 본질을 현게 하고 있다.나는 가능한 한 온화하게 이야기를 시작했다.

 「역사의 배우는 방법은 여러 가지 있습니다만, 이런 방식은 감탄하지 않습니다.우리는 언제라도, 중한 커뮤니티의 분들과 역사에 대해 이야기를 주고 받을 뜻이 있습니다.그러나, 위안부상을 세우는 진정한 목적은 무엇일까요.이 신문의 인터뷰 기사에는 송곳이라고 써 있는 것 같습니다.위안부상추진 단체의 대표가, 명언하고 있군요.

 위안부상을 세우는 목적은,일본이 옛날도 지금도 아무리 심한 나라인가, 세상에 알리게 하기 위해라면.그 목적을 위해서, 전호에 10기의 위안부상을 세우는 것이 목표라면.이 내용에 실수가 없는 것을 회장씨가 승인하고 있으면 있는


 「미국에서는 위안부상이 원인으로 일본계의 아이들에 대해서 차별이나 이지메가 발생하고 있습니다만, 그것에 대해서는(일본인 특유의 거짓말이다)이라고 단언하고 있습니다.이런 일두꺼비 빌려 통과한다면, 나는 결코 자신의 아이를 파업 라스 필드의 학교에는 가게 한 없을 것입니다」

 「이것은 분명하게 정치적인 반일 캠페인이며, 위안부상은 그 상징에 지나지 않는다고 하는 것입니다.위안부3 자매라고 말합니다만 , 여성의 인권을 취한다면, 다른 나라의 여성도 포함하지 않으면 차별에 해당하는 것은 아닙니까?

 「지금까지 , 파업 라스 필드는, 다문화 주의가 가장 성공한 마을입니다.그 평판을 유지하지 않으면 안됩니다.위안부상에 의해서 분단 된 마을로서 기억되어서는 안됩니다.시의회의 여러분도 반드시 그렇게 생각하는 것은 아닐까요!」라고 한 순간, 마치 측정한 것처럼 시간 종료의 벨이 울렸다.이것은 우연히이다.

 일본인 응원단의 박수를 키에 일례 하고, 나는 자리로 돌아왔다.이것으로 스피치 전투는 마지막이다.시의회 의원들이 협의를 위해서 별실로 옮겼다.

 내용은 이쪽이 능가하고 있었다고 확신했다.상대를 깍아내리거나 공격하거나 하는 것이 아니라, 담담하게 시종 일관, 리를 말했던 것이다.우리는 감정에 지배되는 일 없이, 그러나, 정감을 가져 커뮤니티의 융화의 중요함을 계속 호소했다.

 웅성거리는 회장에서 45분이 경과했다.시의회 의원들이 겨우 돌아왔다.시장이 조용하게 이야기를 시작했다.「이 문제는 시에서 판단할 수 있는 문제는 아니기 때문에 주나 연방의 대신에 의견을 요구하는」

 일순간 의미를 몰랐기 때문에, 근처에 앉는 오스트레일리아사람에게 물으면, 그는 팔장을 끼면서 대답했다.「스스로 판단하지 않고, 주나 연방에 던지고, 보류로 한다고 하는 의미함

 각하 하지 않았던 것은 많이 불만이다.그러나 우선 강행 돌파는 되지 않고 끝났다.9회말 10 대 0으로부터 동점을 따라 잡았던 것이다.시의회는 분명하게 우리의 스피치에 손을 들었던 것이라고 생각한다.그러나,중한 단체의 고리 밀기의 정치력을 고려하고, 즉시 각하는 할 수 없었다것일 것이다.

 중한 응원단은 모두, 멍해지고 있다.이윽고 사정이 감추어 담으면, 「믿을 수 없는」「진한 개등은 누구다」라고 하는 눈으로 이쪽을 응시해 왔다.일본측이 의연히 한 태도로 반론했다.그런 일은 줄거리에는 없었다, 라고 얼굴에 써 있다.

 한편, 이쪽은 낯선 사람들로부터 악수가 구할 수 있었다.친일파 한국인으로부터 악수가 구할 수 있던 동료도 있던 것 같다.

 공청회에서는 어떻게든 방어전했지만, 지금부터가 본격적인 싸움이 되는 것은 분명하다.우리는 여전히 서로를 잘 알지 못한 채, 건투를 서로 칭하고 귀로에 도착했다.

 이번, 상설치에 움직인 반일 단체 「일본의 전쟁 범죄를 규탄하는 중한 연합」(이하, 중한 연합)는 어디까지나 위안부상설치를 향해서 활동을 계속하려고 하고 있는 것부터, 우리도 그 주말, 공청회 참가의 멤버가 집합해, 기존의 일본인회와는 별도로, 위안부상저지 활동을 위한 그룹을 결성하게 되었다.JCN(Japan Community Network)의 탄생이었다.

 모인 멤버는, 현지의 모친 서, 스피치에 서 준 오스트레일리아사람, 은퇴한 일본계 기업의 원주재원 등, 이런 일도 아니면 알게 될 것도 없는 여러가지 배경의 멤버다.

국가와 로컬 커뮤니티의「방위 이원론 」

 일·미호주의 벼락치기 혼성 팀에서 임한 공청회에서의 스피치는, 단면은 여러가지 무늬, 전체를 관철하는 한 개의 심이 있었다.혐한, 혐중라는 말이 있지만, 우리는 거기에 눈사태 붐비지는 않게 유의했다.왜냐하면, 현지의 모친들은 지역에 용해하고 있어 아이들은 중국인이나 한국인 친구와도 놀고 있기 때문이다.

 지켜야 하는 것은, 이 지역 공동체의 융화와 평화로운 생활이며, 특정의 정치적 이데올로기와는 구별을 분명히 하도록 노력했다.

 일본인의 모친들은, 한국계로부터 공격받고 있는 피해자의 입장인데, 지역사회에서는 풍파를 일으키지 않게 항상 배려를 하고 있다.거기까지 배려를 할 필요는 없다고 생각하지만, 그녀들의 의향은 최대한 존중되어야 한다.그녀들이 용기를 가지고 일어서지 않으면, JCN가 발족할 것도 없고, 위안부상설치는 시원시럽게 가결되고 있었을 것이다.

 공청회의 스피치를 구성하고 엥커에 선 내가, 형편으로 이 JCN의 대표가 되었다.최초의 작업이「활동 이념」를 명확하게 하는 것이었다.그렇다고 하는 것도,위안부상설치에 반대하는 우리의 의견에 현지의 시의회가 찬동 해 주도록, 활동의 스타일과 이념을 명확하게 정의해 언어화해, 모두의 연대를 유지하지 않으면 안 되는으로부터이다.

 최초로 제시한 이념은, 「비적대적 합리주의」이다.

 우리는 공청회에서도, 적대적인 언동은 조심해, 감정적으로 되지 않고, 오로지 논리적 합리적인 반론으로 시종 했다.간단하게 말하면, 헤이트 스피치로 적을 만들지 않는, 이라고 하는 것이다.이것이 JCN의 기본이념이며, 그 후의 참가 희망자도 이 자세를 관철할 수 있는 것에 한정하기로 했다.

 영어에서는 non-confrontationalrationalism라고 번역하면서, 구미인 멤버와 공유한다.이것은, 중한 반일 단체의 도발을 타지 않고, 항상, 보다 고차원의 논의에 철저하다, 라고 하는 결의 표명이기도 하다.

 다음에, JCN의 전략의 기반이 되는 것이, 「방위 이원론」이다.

 국가 레벨의 방위와 커뮤니티 레벨의 방위는, 당연히 전략이 다르다.

 국가 레벨의 방위는, 오명을 불식하고, 명예를 되찾는 것이 목적이다.침묵 혹은「사죄가 끝난 상태」라고 말해 도망치는 것은, 국제사회에서는 최악의, 부적절한 대응이다.이전 다른 대처를 오랜 세월 계속한 결과, 왜곡한 역사가 기성 사실화해 버리고 있지만, 그것을 해소해야 한다.

 위안부 문제에 관해서 말하면, 지금까지 적어도 30년은 방치해 이 사태에 이르렀으니까, 목적을 달성하는데 30년 걸려도 이상하지 않다.강력하게, 한편 착실하게 대외 발신을 계속할 수 밖에 없다.그것이 국가 레벨의 방위다.

 한편, 우리 민간에 의한, 커뮤니티 레벨의 방위는, 어디까지나 눈앞의 위안부상설치를 저지해, 지역의 융화적 공존을 지키는 것이 목적이다.국가 레벨과는 목표로 하는 것이 다르다.그것을 우선 인식해야 한다.

 공탐`회로의 우리의 스피치는, 단면을 바꾸면서도, 전원이 거기에 딱 조준을 맞추고 있었다.우리의 상대는 항상일본을 잔학 비도와 비난 하고 오기 때문에, 「날조다!」와 반론하고 싶어지지만,원래 서로 이야기하고 서로 아는 상대는 아니다.반론해도 추잡한 싸움이 되어, 상대는 사실의 검증 등 무시하고, 「무반성의 역사 수정주의」 등과 소리를 거칠게 할 것이다.이른바 위안부 문제에 관한 역사전에 관계 하고, 피고석으로부터 반론하는 불리한 상황을 만들어서는 안 된다.

 물론 역사전을 싸울 준비와 각오는 항상 되어 있지 않으면 안 되기 때문에 계속적인 공부는 필수이지만, 기본은 별차원에서 우위의 논의를 전개해야 한다.이것이 방위 이원론의 골자이다.

 구체적으로 말하면, 우리는 당초, 오스트레일리아의 국시인 「다문화 주의의 존중」를 내걸고 논진을 쳤다.위안부 문제를 일부러 클로즈 업 해,특정의 국가를 비난 하는 활동은, 오스트레일리아의 국시인「다문화 주의의 존중」에 반한다, 라고 비판했던 것이다.이것은, 우리가 희구하는 거짓말 거짓이 없는 주장이다.다른 민족과도 제휴할 수 있는 영원의 테마다.

여성의 인권과는 무관계!위안부상건립의 진짜 목적

 하지만 우리는 중한 연합의 공격안에, 새로운 힌트를 찾아냈다.

 그들은 화려한 퍼포먼스를 좋아한다.4월 1일의 공청회에서, 우리는 「위안부상의 건립은, 인도문제나 인권문제가 아니고, 일본을 비난하기 위한 정치 활동이다」라고 지적했는데, 9월이 되어 재차 일부러 한국계 미디어에 이하의 활동 방침올리고 있다.

    1.우리는, 일본 정부의 아베 수상 및 정치가가 야스쿠니 신사에 참배했던 것에 강하게 항의해, 한국과 중국에 사죄하는 것을 요구한다.

   2.우리는, 일본의 군국주의 부활, 역사 수정주의, 위안부나 난징대학살과 같은 전쟁 범죄를 호주인, 및 호주 거주의 한국계 중국계의 제2세대에게 전하기 위해, 전시회, 포럼, 세미나등을 실시한다.

    3.우리는, 일본군이 한국인, 중국인, 그 외의 아시아의 젊은 여성을 납치해 성 노예로 한 것을 넓게 알리게 하기 위해서「3 자매」의 상을 호주에 복수 건립한다.

    4.우리는, 여론을 일으켜, 일본 정부에 압력을 가해 말하지 않는 양심적 일본인을 눈을 뜨게 해 일본이 거짓말의 역사를 차세대에게 전하는 것을 저지한다.

    5.우리는, Abbott고 수상에, 제2차 대전중, 일본이 침략해, 여성의 기본적 인권을 유린한 것을 인정하도록, 일본이 아시아안에서 최선의 친구라고 하는 인식을 바꾸도록, 요구한다.

    6.우리는, 호주 정부에, 일본을 동맹국으로 간주하는 것을 그만두어 한국과 중국을 일본과 동등하게 대우하도록, 현재의 일본 중시의 외교 정책을 변경하는 것을 요구한다.

   7.우리는 미국 정부에, 일본에 속지 않고 , 아베의 교활한 악마와 같은 본심을 직시 해, 일본이 다시 군국주의로 돌아오는 것을 저지해, 일본을 한국이나 중국에서 존중하는 외교 정책의 전환을 요구한다.

    8.우리는, 한국과 중국 양국의 이익 때문에, 양국 인민이 공투 해, 이상의 목적을 달성될 때까지 활동을 계속하는 것을 여기에 선언한다.



미국 캘리포니아주 그렌데이르 시내에 설치된 위안부상


 실로 정직한 사람들이다.이것이라면 누가 읽어도,그들의 진정한 목적은, 반일, 반아베이며, 위안부상은 그 정치적 도구에 지나지 않는것을 분명히 안다.

 당초는 「위안부상은 여성의 인권의 상징으로, 적대적인 것은 아닌」 등이라고 말했는데 , 여기에서는 「일본군의 잔학성을 넓게 알리게 하는 것이 목적이다」라고 명기해 있다.이만큼에서도 충분히,위안부상이 로컬 커뮤니티에 어울리지 않는 대용품이라고 안다.여기까지는 우리도 벌써 4월 1일의 공청회의 시점에서 지적했다.

 게다가, 이 9월의 기사는, 분명히, Abbott고 수상에, 일본을 아시아에 있어서의 최선의 친구로 간주하는 것을 그만두게 한다, 라고 써 있다.그것은일호 관계의 분단
이라고 하는 것이다.

 기사는 한층 더일·미 관계의 분단에까지 언급해, 미국 정부에,아베의 교활한 악마와 같은 본심을 직시 하도록 요구한다고 하고 있다.왜 활동 방침으로, 미국까지 나오는지?

 이 반일 단체의 목적은,한국인의 위안부 센티멘트를 이용해, 「일호・일·미를 분단 해, 일본을 고립시키는」라고 하는 중국 공산당의 어젠더를 수행하는 것이라면 스스로 밝히고 있는 것이다.

 한국 정부는, 위안부 문제로 대일 비판을 펼치고 있지만,중국 공산당이 씹게 한 개로서 이용되고 있는일로 만족스러운의일까.중국 및 북한과 대치해 일·미와 동맹을 맺고 있는 것을 한국은 완전히 잊고 있는 것같다.

 중국 공산당의 세계 전략에 따라서 온 세상의 대학에 설치되어 있는 공자 학원이라고 하는 조직이, 문화 교류의 가죽을 쓴 선전 조직에 지나지 않는 것을 알 수 있고, 미국이나 캐나다의 대학에서 공자 학원을 폐쇄하는 움직임이 나와 있다.일본에서는 어떨까.

 최근에는미국 국방총성도, 중국 공산당에 의한 사이버 공격 만이 아니고, 대미 선전 공작의 횡행에도 위기감을 가지기 시작하고 있는이라고도 (듣)묻는다.

 오스트레일리아에서도 최근,중국인 유학생을 사용한 스파이 네트워크가 구축되고 있는것을 알아, 충격이 달렸다.중국인의 강사가 오스트레일리아의 대학에서 민주주의에 대해 논하면, 어느새인가 본국 정부가 그것을 알아, 중국에 귀국했을 때, 몇번이나 당국의 심문을 받았다고 한다.제자의 중국인 유학생이 밀고하고 있었던 것이다.

 어떻게 봐도 위안부상은, 여성의 인권의 존중과는 무관계하고, 오히려 오스트레일리아의 이민 사회에 분단과 대립을 가져온다고 밖에 생각할 방법이 없다.그것뿐만 아니라, 일호 관계나 일·미 관계를 분단 파괴하는 목적의국제적 모략 행위의 도구라고 해도 과언은 아니다.

 중한 연합의 활동 방침의 마지막에는 명확하게 「중한의 국가 이익을 위해서 공투 하는」라고 써 있어,오스트레일리아이기 때문에와는 한마디도 언급하고 있지 않다.커뮤니티의 조화를 파괴할 뿐만 아니라, 이것으로는오스트레일리아의 국익을 해치는 것은 자명한 이치이다.

 따라서, 앞으로의 전략으로서중한이 거는 이러한 공작을, 오스트레일리아나 미국에서 넓게 주지시켜,미 호주의 국익에 반한다고 인식시키는 활동을 위안부상대책의 중심적 전략으로 해야 할이다.

 즉위안부상의 건립 문제는, 한국이나 중국 공산당의 국제적 모략 활동에 어떻게 대처해야할 것인가, 라고 하는 일·미호주 공통의 문제이다.일·미호주 3개국이 공투 하는 것을 시야에 넣은 패러다임(paradigm)를 만드는 것이 가장 합리적인 대응이다.

외무성은 해외주재 일본인 보호 임무에 경주 해야 할

 JCN 제 3의 이념이「해외주재 일본인 보호 우선론」이다.

 외무성은 종래「이 문제를 정치 외교의 문제와는 하지 않는」라고 발언해 왔다.이것은 어떤 의미인가? 이쪽이 어떻게 생각하려고, 상대는 집요하게 정치 외교가 문제삼고 있는 것같게 보이지만.계속 그렇게 말하고 있으면 중한은 위안부 문제 공격의 창을 거두는 것일까?

 우리는,현지의 일본인의 모친과 아이들을 지키기 위해에 일어섰다.호주인의 부대표도 「우리들의 목적은, 순수하게 모친과 아이를 지키는 것이야」라고 말한다.즉, 위안부상문제에는, 근본적으로 국내외의 해외주재 일본인 보호의 요소가 있다고 이해해야 한다.말할 필요도 없이, 재외교포 보호야말로 외무성의 최대중요 임무의 하나이며, 존재 이유라고 말해도 괜찮을 것이다.

 5월에 나카마루계중의원 의원(차세대의 당)에 만났을 때에 이 관점을 이야기하면, 조속히, 국회 질의로 채택해 주셨다.그 모양도 넷상에서 동영상으로서 공개된, JCN 멤버는 「간신히 일본의 국회 의원이, 오스트레일리아에 거주하는 자신들의 안전을 생각해 준」와 감격했다.

 제4의 이념이「소이를 버리고 대동에 붙는」이다.JCN는 전술한 것처럼, 다종 다양한 사람들의 모임이다.의견이 다른 것은 당연하다.구미인 멤버의 사이조차, 의견의 불일치가 자주 있다.그러나, 공유하는 이념과 대의가 있으면, 모두 싸울 수 있다.고차의 목적을 위해, 작은 차이를 넘고, 일치단결하는 것이 지극히 중요하다.

 이상은, 남반구에서 싸우는 우리 JCN의 이념과 전략의 소개이다.

 우리는 평범한 모친과 부친의 집단이지만, 조용하게, 그러나 합리적으로 싸우고 있다.이 위안부상의 문제를 어떻게 논한다고 해도, 본래, 오른쪽이나 왼쪽도 없는, 일본 전체의 문제이며, 그러니까, 다종 다양한 사람들이 손을 잡아 임할 수 있을 것이다.

 하지만 일본내에서는, 이 일본 전체의 문제가, 리버럴 좌익대 보수라고 하는 대립 구조 중(안)에서 논해져위안부상에 반대하면, 오른쪽이다와 평가를 받는 풍조가 있다.그것은 일본 사회의 병리다.일본인 전체가 이데올로기를 넘어 하나가 되어 일본의 명예를 위해서 싸우지 않고 하고, 어떻게 해외에서 위안부상건립을 저지할 수 있는지?

 일본내에서의 싸움도 큰 일이지만,해외에서는 보통 모친이나 샐러리맨이 날마다, 반일 모략 조직의 공격에 노출되어 있는 실태가 있다.

 해외 각국에서의 민간의 싸움을 조직화해, 체계적으로 통일적인 전략을 전세계에서 전개해 갈 수 있으면, 우리의 싸움은 비약적으로 발전할 것이다.그 때문에(위해)도, 우리 JCN가, 하나의 참고 모델을 제시할 수 있으면, 정말로 다행이다.


야마오카철수씨(산언덕・라고 사람들)
 Japan Community Network(JCN) 대표.시드니 거주 호주 파업 라스 필드시에 있어서의 중한 반일 단체에 의한 위안부상설치 추진 운동에 조우해, 현지의 모친을 인솔해 JCN를 결성.지역사회 융화의 중요함을 호소해 시의회에 설치 가결을 보류하게 했다.


http://ironna.jp/article/961



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