鉄道話

 

どらく DORAKU クリックディープ旅

Vol.3 タイからラオスへ。ゆるい国際列車

 

タイ国鉄東北線北線

タイのバンコクからラオスのビエンチャン近郊のターナレーンまで線路がつながっている。僕らはバンコクを出発する昼間の鈍行に乗って、途中のナコーンラーチャシーマーで1泊。翌朝の鈍行でノンカイ、そしてターナレーンに向かった。時間がなければ、バンコクを夕方から夜にかけて出発し、翌朝にノンカイに着く夜行の急行がある。ノンカイからラオスのターナレーン駅までは2009年に開通した路線。メコン川に架かる橋を渡ってビエンチャン近郊に着く。

(バンコク~ナコーンラーチャシーマー)

 

タイのバンコクからラオスのビエンチャンへ。のんびり走る鈍行列車に乗り込んだ。

季節は5月。このエリアが1年でいちばん暑くなる時期。エアコンはなく、窓から吹き込む風だけが頼りの列車旅である。

バンコクを出発した列車は、かなり混み合っていた。タイの国鉄も、運賃の安い鈍行列車の運行を減らしているのだ。勢い庶民はこの列車を利用することになる。

それにしても暑い。室温は軽く40度を超えているはずだ。支えは、元気なタイ人だけ?

1回目はバンコクからイサーンと呼ばれる東北タイのナコーンラーチャシーマーまで。穀倉地帯を走り、やや標高の高いイサーンの入口の街を目指す。

メコン川を列車で渡る国境越えは次回で。

 

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始発はフアラムポーンと呼ばれるバンコク中央駅。そこにいた勝手なタイ人その1。写真左のおじさんです。隣にかわいいタイ人女性が来ても眠り呆けるおじさん。酔っているわけではありません。理由は駅の待合室は冷房が効いてちょっと涼しいから。こうして寝苦しかった昨夜の睡眠不足を補っています。

 

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バンコク中央駅の待合室。勝手なタイ人その2。椅子もあるのに、あえて人が歩く床に寝転ぶ若者たち。理由は涼しいから。床は石づくりで、ひんやりするのです。こうして地面でたむろする若者は珍しくありません。が、理由が涼しいから。やはりタイです。

 

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列車は11時40分発のスリン行き。今日は途中のナコーンラーチャシーマーまで、5時間30分ほどの列車旅。運賃は50バーツ、約130円。JRの初乗り運賃並み。切符を見ながら、こんなに安くていいんだろうか……と考え込んでしまった。

 

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バンコク中央駅を発車した列車は、市街地を走る。線路ぎりぎりまで、不法占拠っぽい家が迫る。なかには出入口が線路側につくられている家もある。洗濯物を干すのも当然、線路側。すべてディーゼル車のタイ。洗濯物は汚れると思うんですが。

 

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タイの客車には僧侶の専用席がある。普通は2~3人なのだが、これだけ乗り込むと、ちょっと迫力。車内の気温は40度を超え、さすがの僧侶もげんなり顔が目立つ。僧衣は涼しいと聞いたことがあるが、この熱気。上半身をはだける気持ち、わかります。

 

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タイの暑季は、果物が最もおいしく、木々も色鮮やかな花をつける。熱気で弛緩した脳に届く色彩にうっとりしてしまう。列車はアユタヤを過ぎた。小さな駅、ひとつ、ひとつに停まっていく。待ち合わせ停車も多い。

 

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列車は7両編成だった。イサーンと呼ばれる東北タイ行きの列車は、1日17本あったが、そのなかで、ナコーンラーチャシーマーまでの鈍行列車は、この1本だけしかない。あとは急行や特急。どれも必ず遅れる。僕らが乗ったこの列車は、この時点で30分遅れ。

 

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鈍行列車は混み合っていた。1日1本しかないのだから無理もない。座席はほぼ満席。皆、席を譲り合っていた。いい加減な人たちだが、こういう面だけはしっかりしている。狭さも、暑さもさして気にもしない。ちょっと尊敬してしまう。

 

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タイの列車は沿線に住む人が料理をつくり、勝手に乗り込んで物売りになる。焼鳥、もち米、約15円のアイスクリーム、50円ほどの弁当……。サラブリ駅からは果物売りも多くなる。これは車内売りソムタム(青パパイヤサラダ)。しっかり辛く、30円ほど。

 

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タイ人には珍しく、もの思いにふける少年。しかし彼が見とれるほど濃い緑が沿線に広がっていた。タイの穀倉地帯を、列車は北上していく。やがて山が見えはじめ、東北タイ地方に近づいていくことを教えられる。タイはコメの国だと改めて納得する。

 

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今度はどんな食べ物を売りに来たのか……とのぞくとメガネだった。「この暑い車内で、メガネまで売るかっ」とあきれていると、このおばさんが老眼鏡を買った。普通、列車でメガネを買うだろうか。タイ人はやはりわからない人たちだ。

 

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暑い車内ではもう寝るしかない。というか、熱風に吹かれていると、しだいに意識が眠りへと向かっていってしまう。皆、本当によく寝る。僧侶も子供も女性も、気がつくと寝入っている。もちろん僕らもしっかりと……。

 

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日が西に傾いてきた。日差しが弱くなってきたのか、車内に吹き込む風の温度も低くなってきた。水田が減り、野菜が植えられた畑が目立ちはじめる。ナコーンラーチャシーマーが近いことを風景が教えてくれる。

 

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ナコーンラーチャシーマーに着いた。しっかり1時間遅れていた。終点のスリンは翌朝の到着だが、いったいどれだけ遅れるのだろう。ここから乗る人はあきらめ顔? しかし1時間遅れなど定刻に近いことを、翌日、そしてその翌日、知らされることになる。そのへんは次回で。

 

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ナコーンラーチャシーマーは屋外食堂が多い。路上に勝手にテーブルを出す地方都市風情。ラープ、内臓のスープにもち米。イサーン料理が並ぶ。途中で白熱灯を消してもらった。暑いうえに、大型の蛾やカナブンのような虫が次々に寄ってきて……。

 

動画を見るときの環境づくり:まず部屋の冷房を止めて窓を開けてください。気温と湿気が十分に高くなったところで、扇風機を強風に。その状態で見ると、タイの鈍行列車の車内環境に近づいてきます。

※2012年5月13日に行った取材をもとにしています
※各国の現在の情勢については、外務省の海外安全ホームページなどでご確認ください

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Vol.4 タイからラオスへ。ゆるい国際列車

 


(ナコーンラーチャシーマー~ターナレーン)

 

タイのバンコクから鈍行列車に揺られて国境を越え、ラオスのターナレーンを目指す旅。前回はバンコクから途中のナコーンラーチャシーマーまでの列車旅だった。そして翌朝、ナコーンラーチャシーマーから再び鈍行列車に乗り込んだ。

しかしここからトラブルの連続だった。ナコーンラーチャシーマーからノンカイに向かう列車は大幅に遅れて、途中でストップ。バスに振り替えてくれたものの、ノンカイ駅では、ターナレーン行きの列車を逃してしまうという失態。

ノンカイで1泊したのだが、翌朝、ターナレーン行きの列車は、予定時刻を2時間過ぎても発車しなかった。動く気配すらなく、駅のホームに停車している。

あまりにゆるいタイの列車。一応、国際列車なのだが、こんなことでいいのか……と何回となくつぶやくことになる。

果たして僕らはターナレーンまでたどりつくことができるのだろうか。

 

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ナコーンラーチャシーマー駅でノンカイ行きの列車を待つ。朝、6時20分発。ここが始発駅だ。列車は通勤、通学客でそこそこの混み具合だった。イサーンというタイの東北地方を走る列車は、しっかりと役割を果たしていた。

 

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タイの列車は、一応、車体に行き先プレートが掲げられる。しかし、しばしば駅員がつけ忘れる。ときにプレートをはめる部分が壊れていることもある。違った行き先を掲げることもある。乗る前に駅員に行き先を確認する──これはタイの列車の基本です。

 

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列車の運行はいい加減だが、駅はきちんと整備されているのがタイ。木々が植えられ、花壇もつくられている。鈍行列車はそんな駅を丁寧に停まっていく。朝日を浴びた駅はうっとりするほどだ。

 

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ドアを開けたまま列車は走り続ける。危なくない? タイ人はそれより涼しさを優先してしまう。車内の温度は日中、40度を超えるが、朝はしのぎやすい。ドアから吹き込む風からは草の香りがする。列車はイサンの農村地帯を北へ、北へと進んでいく。

 

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英語の勉強をしていた女性客。タイにもときどき、勤勉な人がいる。8時を過ぎ、通勤・通学客も降り、車内もすいてきた。とことこ走る列車は、まさにローカル列車。車内の温度もしだいに上がっていく。暑さに耐える時間帯に突入していく。

 

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車両は日本製だった。日本から譲渡された列車なのだろう。線路の幅が日本とタイでは違うので、車輪や車軸を付け替えてタイの田舎を走っている。鉄道ファンだったら、「キハ」とか「12系」といった単語が飛び交う世界。老兵といっていいような車両だが、タイでけなげに働いている。

 

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昼頃、列車が牛を轢(ひ)いてしまった。さしてスピードを出してはいなかったのだが。運転手は暑さでボーッとしていたのだろうか。列車はこの場に10分ほど停車。そしてなにごともなかったかのように発車した。こんなに簡単にことがすんでいいんだろうか。

 

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各駅では必ずタブレットの交換をしていた。タブレットというのは、これをもった列車だけがその区間を走ることができるという安全システム。以前、日本の列車でも行われていた。「どらく」世代には懐かしい風景?

 

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1時間半遅れでウドンターニーに到着した。すると車内放送が流れた。「ここから先はバスになります」。おそらくこの列車はナコーンラーチャシーマーに折り返すのだろう。乗客は、「毎度のことさ」といった顔つきで、バスに乗り込んでいく。こんなことでいいんだろうか。

 

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ノンカイ駅に着いた。ラオスのターナレーン行きの列車を待つ。しかし発車時刻をすぎても列車はやってこない。駅員に聞くと、「もう発車したよ」。ホームの端に停車していた列車がそうだったのだ。しかし案内放送もなかった。列車を逃した乗客数人。こんなことでいいんだろうか。

 

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今晩はノンカイに泊まるしかない。悔しいので、ターナレーンから戻ってくる列車を見に、メコン川に架かる橋の上に行ってみた。車道の中央につくられた線路を、列車が走ってきた。「これに乗っていたら、いま頃ラオス……」。案内放送を忘れた駅員のとぼけた顔を思い出した。

 

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夕暮れのメコン川を眺めていた。対岸がラオスだ。灯は少ない。列車を逃さなかったら、いま頃、ビエンチャンの街で、ビアラオというラオスのビールを飲んでいたんだろうなぁ……。ゆっくりと流れるメコン川を眺めながらつぶやいていた。

 

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翌朝、9時発のターナレーン行きを待つ。午前と午後の2本。今度は案内放送が流れた。が、「接続列車が遅れているので、発車が遅れます」。結局、発車は3時間半遅れ。そのため僕らの乗る午前便は走るが、午後便は運休。こんなことでいいんだろうか。しかしやっと乗ることができた。列車が橋を渡る間は、車を止める。なんだか面倒な国際列車だ。

 

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国境の橋を列車で渡る。ようやくこの車窓風景に出合うことができた。しかしその時間は短い。ほんの1、2分で橋を渡りきってしまった。あっという間の越境だった。渡った先には田園地帯が広がる。列車はとことことターナレーン駅に向かって進んでいった。

 

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ターナレーン駅から先にもう線路はない。ラオス北部から南下する鉄道を中国が建設している。いつの日か、このターナレーン駅で、タイから伸びる線路と中国から続く線路がつながる。しかし両国の線路は幅が違う。ラオスを舞台に早くもタイと中国のつばぜり合いが起きているという。

 

ナコーンラーチャシーマーからノンカイに向かう列車に乗っている気分に浸ってください。列車は遅く、駅にひとつ、ひとつ停まっていきます。動画を見るときの環境は、前回の動画の説明を参照してください。

※2012年5月14日~15日に行った取材をもとにしています
※各国の現在の情勢については、外務省の海外安全ホームページなどでご確認ください

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物価が安いってのは良いなぁ。

暑いのは嫌だけど。

(;´-ω-)

 

~ 以上 ~


타이의 철도.

 

등구 DORAKU 클릭

Vol.3 타이에서 라오스에.느슨한 국제 열차

 

태국철토호쿠선북선

타이의 방콕에서 라오스의 Vientiane 근교의 타나레인까지 선로가 연결되어 있다.우리들은 방콕을 출발하는 낮의 완행을 타고, 도중의 나콘라체시마로 1박.이튿날 아침의 완행으로 논카이, 그리고 타나레인으로 향했다.시간이 없으면, 방콕을 저녁부터 밤에 걸쳐 출발해, 이튿날 아침에 논카이에 도착하는 야행의 급행이 있다.논카이로부터 라오스의 타나레인역까지는 2009년에 개통한 노선.메콩강에 가설되는 다리를 건너 Vientiane 근교에 도착한다.

(방콕~나콘라체시마)

 

타이의 방콕에서 라오스의 Vientiane에.한가로이 달리는 완행 열차에 탑승했다.

계절은 5월.이 에리어가 1년에 가장 더워지는 시기.에어콘은 없고, 창으로부터 불어오는 바람만이 의지의 열차여행이다.

방콕을 출발한 열차는, 꽤 붐비고 있었다.타이의 국철도, 운임의 싼 완행 열차의 운행을 줄이고 있다.기세 서민은 이 열차를 이용하게 된다.

그렇다 치더라도 덥다.실온은 가볍고 40도를 넘고 있을 것이다.버팀목은, 건강한 타이인만?

1회째는 방콕으로부터 이서로 불리는 토호쿠 타이의 나콘라체시마까지.곡창지대를 달려, 약간 표고의 높은 이서의 입구의 거리를 목표로 한다.

메콩강을 열차로 건너는 국경 넘어는 다음 번에.

 

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시발은 후아람폰으로 불리는 방콕 츄우오역.거기에 있던 제멋대로인 타이인 그 1.사진왼쪽의 아저씨입니다.근처에 귀여운 타이인 여성이 와도 잠보 차는 아저씨.취하고 있는 것은 아닙니다.이유는 역의 대합실은 냉방이 효과가 있어 조금 시원하니까.이렇게 해 잘 수 없었던 어젯밤의 수면 부족을 보충하고 있습니다.

 

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방콕 츄우오역의 대합실.제멋대로인 타이인 그 2.의자도 있는데, 굳이 사람이 걷는 마루에 드러눕는 젊은이들.이유는 시원하니까.마루는 돌만들기로, 서늘합니다.이렇게 하고 지면에서 모이는 젊은이는 드물지는 않습니다.하지만, 이유가 시원하니까.역시 타이입니다.

 

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열차는 11시 40분 발의 스린행.오늘은 도중의 나콘라체시마까지, 5시간 30분 정도의 열차여행.운임은 50 바트, 약 130엔.JR의 최초구간 운임 같은 수준.표를 보면서, 이렇게 싸고 좋을까……와 골똘히 생각해 버렸다.

 

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방콕 츄우오역을 발차한 열차는, 시가지를 달린다.선로 직전까지, 불법 점거 같은 집이 다가온다.(안)중에는 출입구가 선로 측에 만들어지고 있는 집도 있다.세탁물을 말리는 것도 당연, 선로측.모두 디젤차의 타이.세탁물은 더러워진다고 생각합니다만.

 

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타이의 객차에는 승려의 전용석이 있다.보통은2~3사람이지만, 이만큼 타면, 조금 박력.차내의 기온은 40도를 넘어 과연 승려도 무기력 얼굴이 눈에 띈다.승복은 시원하다고 들었던 적이 있지만, 이 열기.상반신을 피부 차는 기분, 압니다.

 

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타이의 서계는, 과일이 가장 맛있고, 나무들도 선명한 꽃을 붙인다.열기로 이완 한 뇌에 닿는 색채에 황홀해진다.열차는 아유타야를 지났다.작은 역, 하나, 하나에 멈추어 간다.약속 정차도 많다.

 

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열차는 7 양편성이었다.이서로 불리는 토호쿠 타이행의 열차는, 1일 17개 있었지만, 그 안에서, 나콘라체시마까지의 완행 열차는, 이 1개 밖에 없다.그리고는 급행이나 특급.모두 반드시 늦는다.우리들이 탄 이 열차는, 이 시점에서 30분 지연.

 

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완행 열차는 붐비고 있었다.1일 1개 밖에 없으니까 무리도 없다.좌석은 거의 만석.모두, 서로 자리를 양보하고 있었다.적당사람들이지만, 이런 면만 젓가락빌려 하고 있다.좁음도, 더위도 별로 신경도 쓰지 않는다.조금 존경해 버린다.

 

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타이의 열차는 연선에 사는 사람이 요리를 만들어, 마음대로 타 행상이 된다.새 꼬치구이, 찹쌀, 약 15엔의 아이스크림, 50엔 정도의 도시락…….사라 방어역에서는 과일 매도도 많아진다.이것은 차내 매도 솜탐(파랑 파파야 사라다).확실히 괴롭고, 30엔 정도.

 

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타이인에는 드물고, 것 생각에 빠지는 소년.그러나 그가 정신없이 볼 만큼 진한 초록이 연선에 퍼지고 있었다.타이의 곡창지대를, 열차는 북상해 나간다.이윽고 전망이 서기 시작해 토호쿠 타이 지방에 다가가는 것을 가르칠 수 있다.타이는 쌀의 나라라고 재차 납득한다.

 

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이번은 어떤 음식을 팔러 왔는지……라는 역도 안경이었다.「이 더운 차내에서, 안경까지 판다 」(이)라고 질리고 있으면, 이 아줌마가 돋보기를 샀다.보통, 열차로 안경을 살까.타이인은 역시 모르는 사람들이다.

 

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더운 차내에서는 더이상 잘 수 밖에 없다.이라고 할까, 열풍에 불어지고 있으면, 차츰 의식이 잠으로 향해 가 버린다.모두, 정말로 잘 잔다.승려도 아이나 여성도, 깨달으면 잠들고 있다.물론 우리들도 제대로…….

 

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날이 서쪽으로 기울어 왔다.햇볕이 약해졌는지, 차내에 불어오는 바람의 온도도 낮아졌다.논이 줄어 들어, 야채가 심어진 밭이 눈에 띄기 시작한다.나콘라체시마가 가까운 것을 풍경이 가르쳐 준다.

 

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나콘라체시마에 도착했다.확실히 1시간 늦었다.종점의 스린은 이튿날 아침의 도착이지만, 도대체 얼마나 늦는 것일까.여기로부터 타는 사람은 체념얼굴? 그러나 1시간 지연 등 정각에 가까운 것을, 다음날, 그리고 그 다음날, 알게 되게 된다.그 근처는 다음 번에.

 

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나콘라체시마는 옥외 식당이 많다.노상에 마음대로 테이블을 내는 지방도시 풍치.라프, 내장의 스프에 찹쌀.이서 요리가 줄선다.도중에 백열등을 지워 주었다.더운 데다가, 대형의 나방이나 풍이와 같은 벌레가 차례차례로 모여 와…….

 

동영상을 볼 때의 환경 만들기:우선 방의 냉방을 세우고 창을 열어 주세요.기온과 습기가 충분히 높아졌더니, 선풍기를 강풍에.그 상태로 보면, 타이의 완행 열차의 차내 환경에 가까워져 옵니다.

※2012년 5월 13일에 간 취재를 기초로 하고 있습니다
※각국의 현재의 정세에 대해서는, 외무성의 해외하락전홈 페이지등에서 확인해 주십시오

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Vol.4 타이에서 라오스에.느슨한 국제 열차

 


(나콘라체시마~타나레인)

 

타이의 방콕으로부터 완행 열차에 흔들어지고 국경을 넘어 라오스의 타나레인을 목표로 하는 여행.전회는 방콕으로부터 도중의 나콘라체시마까지의 열차여행이었다.그리고 이튿날 아침, 나콘라체시마로부터 다시 완행 열차에 탑승했다.

그러나 여기로부터 트러블의 연속이었다.나콘라체시마로부터 논카이로 향하는 열차는 큰폭으로 늦고, 도중에 스톱.버스에 대체해 주었지만, 논카이역에서는, 타나레인행의 열차를 놓쳐 버린다고 하는 실태.

논카이로 1박 했지만, 이튿날 아침, 타나레인행의 열차는, 예정 시각을 2시간 지나도 발차하지 않았다.움직이는 기색조차 없고, 역의 홈에 정차하고 있다.

너무나 느슨한 타이의 열차.일단, 국제 열차지만, 이런 일로 좋은 것인지……와 몇회와 없게 중얼거리게 된다.

과연 우리들은 타나레인까지 간신히 도착할 수 있는 것일까.

 

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나콘라체시마역에서 논카이행의 열차를 기다린다.아침, 6시 20분 발.여기가 시발역이다.열차는 통근, 통학객으로 적당히의 혼잡 상태였다.이서라고 하는 타이의 동북지방을 달리는 열차는, 제대로 역할을 이루어 있었다.

 

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타이의 열차는, 일단, 차체에 행선지 플레이트를 내걸 수 있다.그러나, 자주 역무원이 붙여 잊는다.때에 플레이트를 끼는 부분이 망가져 있기도 한다.다른 행선지를 내걸기도 한다.타기 전에 역무원에 행선지를 확인하는──이것은 타이의 열차의 기본입니다.

 

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열차의 운행은 적당이지만, 역은 제대로 정비되고 있는 것이 타이.나무들이 심어지고 화단도 만들어지고 있다.완행 열차는 그런 역을 정중하게 멈추어 간다.아침해를 받은 역은 †œ을 잃을 정도다.

 

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도어를 연 채로 열차는 계속 달린다.위험하지 않다? 타이인은 그것보다 시원함을 우선해 버린다.차내의 온도는 일중, 40도를 넘지만, 아침은 견디기 쉽다.도어로부터 불어오는 바람에서는 풀이 향기가 난다.열차는 이산의 농촌 지대를 북쪽에, 북쪽으로 나간다.

 

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영어 공부를 하고 있던 여성 손님.타이에도 가끔, 근면한 사람이 있다.8시를 지나 통근·통학객도 내려 차내있었다.곳과 개 달리는 열차는, 확실히 로컬 열차.차내의 온도도 차츰 올라 간다.더위에 참는 시간대에 돌입해 나간다.

 

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차량은 일본제였다.일본으로부터 양도된 열차일 것이다.선로의 폭이 일본과 타이에서는 다르므로, 차바퀴나 차축을 바꿔 붙여 타이의 시골을 달리고 있다.철도 팬이라면,「키하」이라고「12 계」라는 단어가 난무하는 세계.노병이라고 해도 좋은 것 같은 차량이지만, 타이에서 씩씩하게 일하고 있다.

 

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오후, 열차가 소를 력(히) 있어 버렸다.별로 스피드를 내지는 않았지만.운전기사는 더위로 멍해져 있 것일까.열차는 이 장소에 10분 정도 정차.그리고 뭐 마다도 없었는지와 같이 발차했다.이렇게 간단하게 일이 살아도 좋을까.

 

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각 역에서는 반드시 타블렛의 교환을 하고 있었다.타블렛이라고 하는 것은, 이것을 가진 열차만이 그 구간을 달릴 수 있다고 하는 안전 시스템.이전, 일본의 열차로도 행해지고 있었다.「등구」세대에는 그리운 풍경?

 

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1 시간 반 늦게 우돈타니에 도착했다.그러자(면) 차내 방송이 흘렀다.「여기에서 앞은 버스가 됩니다」.아마 이 열차는 나콘라체시마에 되풀이하는 것일까.승객은, 「매번」(이)라는 얼굴로, 버스에 탑승해 간다.이런 일로 좋을까.

 

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논카이역에 도착했다.라오스의 타나레인행의 열차를 기다린다.그러나 발차 시각을 지나도 열차는 오지 않는다.역무원에 (들)물으면, 「벌써 발차했어」.홈의 구석에 정차하고 있던 열차가 그랬던 것이다.그러나 안내 방송도 없었다.열차를 놓친 승객 몇사람.이런 일로 좋을까.

 

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오늘 밤은 논카이에 묵을 수 밖에 없다.분하기 때문에, 타나레인으로부터 돌아오는 열차를 봐에, 메콩강에 가설되는 다리 위에 가 보았다.차도의 중앙에 만들어진 선로를, 열차가 달려 왔다.「이것을 타고 있으면, 지금 무렵 라오스……」.안내 방송을 잊은 역무원이 시치미를 뗀 얼굴을 생각해 냈다.

 

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황혼의 메콩강을 바라보고 있었다.대안이 라오스다.등불은 적다.열차를 놓치지 않았으면, 지금 무렵, Vientiane의 거리에서, 맥주 설대라고 하는 라오스의 맥주음 그리고 손상되었지…….천천히 흐르는 메콩강을 바라보면서 중얼거리고 있었다.

 

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이튿날 아침, 9시 발의 타나레인행을 기다린다.오전과 오후의 2개.이번은 안내 방송이 흘렀다.하지만, 「접속 열차가 늦으므로 , 발차가 늦습니다」.결국, 발차는 3 시간 반 지연.그 때문에 우리들이 타는 오전편은 달리지만, 오후편은 운휴.이런 일로 좋을까.그러나 겨우 탈 수 있었다.열차가 다리를 건너는 동안은, 차를 세운다.어쩐지 귀찮은 국제 열차다.

 

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국경의 다리를 열차로 건넌다.간신히 이 차창 풍경에 만날 수 있었다.그러나 그 시간은 짧다.그저 1, 2분에 다리를 다 건너 버렸다.순식간의 월경이었다.건넌 먼저는 전원 지대가 퍼진다.열차는 종종걸음으로 타나레인역을 향해 나아가고 갔다.

 

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타나레인역으로부터 먼저 더이상 선로는 없다.라오스 북부에서 남하하는 철도를 중국이 건설하고 있다.언제의 날인가, 이 타나레인역에서, 타이에서 성장하는 선로와 중국에서 계속 되는 선로가 연결된다.그러나 양국의 선로는 폭이 다르다.라오스를 무대에 이미 타이와 중국의 격렬한 승부가 일어나고 있다고 한다.

 

나콘라체시마로부터 논카이로 향하는 열차를 타고 있는 기분에 잠겨 주세요.열차는 늦고, 역에 하나, 하나 멈추어서 갑니다.동영상을 볼 때의 환경은, 전회의 동영상의 설명을 참조해 주세요.

※2012년 5월 14일~15일에 간 취재를 기초로 하고 있습니다
※각국의 현재의 정세에 대해서는, 외무성의 해외하락전홈 페이지등에서 확인해 주십시오

http://doraku.asahi.com/earth/clickdeep/120914.html

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물가가 싸다고 것은 좋다.

더운 것은 싫지만.

(;′-ω-)

 

~ 이상 ~



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