古本屋で、数年前に話題になった田麗玉の「悲しい日本人」
を買って読みました。
数年前の反日vs嫌韓・厭韓の嵐の時期に発売になった本と
はいえ、その内容には呆れてしまった。
たかだか2年と数ヶ月、日本に住んだ経験があるからとい
って、日本・日本人を理解したような顔をして、あそこまで
書いてしまう恥知らずさ加減には、心の底から呆れてしまい
ました。あれは、ただのアジ本じゃないか。
確かに、日本・日本人として、反省すべき点もあるでしょ
うが、偏狭な愛国心で書きまくった駄文も、あそこまで行く
と、みっともない事、この上無い。
日本・日本人を批判する事でしか、自らのprideを満たせ
ない屈折したイジケ虫根性か、薄っぺらい知識・経験を基に
反日本を書いて、小遣い銭稼いで、名前を売りたかったのか
は、想像の域を出ないが、どこの国のマスコミ人にも、あの
手の人種はいるものだと痛感しました。
ある韓国在住の日本人(百瀬さんじゃありません)が、日
韓両国で発売した本の中で、痛烈な皮肉を書いていましたが、
全くその通りだと思う。
それに、従軍慰安婦の件についても、呉善花氏の事等につ
いても、綿密な資料の考察・事実確認の根拠が全く無い。
勉強不足である事は否定出来ません。
それに、こんな本に提灯文書いた当時の北海道新聞の社会
部長の見識を疑う。日本語を読めなくても、新聞社の社会部
長が勤まるものなんでしょうか。
こんな無責任な言説がまかり通るような時代には、二度と
戻って欲しくないものです。
情けない。
古本屋で、