ななもこ氏の日本の祭り-流鏑馬神事-日本各地スレに便乗
古代西洋における戦術で、代々左翼は重要な位置を占めてきました。
というのも、相手陣の弱点である右翼をいち早く突き崩す事が求められていたからです。
で、何故陣の弱点が右翼なのかと言うと…というお話です。
西洋の歩兵戦術の変遷を見ていきますと、武装こそ時代によって変わっていきますが盾を装備した歩兵集団で方陣を組み、防御を固め相手を突き崩す方向で進歩していきます。
騎兵とそれら歩兵陣を組み合わせた槌と鉱床と呼ばれる戦術にしても、ギリシャのファランクス、ローマのレギオンetc.etc.…
それらの兵士の装備としては左手に盾を、右手に武装を装備する事で成り立ちます。
武装は上でも述べましたが、時代によってはスリングであったり、剣であったり、槍であったり、投槍であったりとするわけです。
兵士にしてみれば、自身の左半身は盾で守られているわけですが、陣全体で見れば一応右側の兵士の持つ盾で守られてることにはなるものの、武器を持つ右半身は防御力の面では無防備だった訳です。
自陣の右を相手に取られてしまうのは、兵士にとっては無防備な側面を取られたことに等しいのです。
同じ側面を取られるのでも、左と右では全然違うわけです。
ゆえに陣の右翼は陣の要でとなるのです。
また、自分の右側の兵士が打ち倒されると、自身の身を守るためにそのさらに右側の兵士の方へ移動しようとするのだそうです。
ゆえに陣を直進させようとしても、どうしても陣としては斜め右へ進んでしまうのだとか。
以上の理由により、西洋の戦術では反時計回りが基本となる訳です。
これを突き崩すために、斜線陣という陣形が考案されたりと西洋の戦術の変遷には面白いものがあるわけですが…
ミリ板で古代戦術スレを立てようかとも思っていましたが、興味のある人も少なそうなので、こちらで立ててみました。
없는도 개씨의일본의 축제-말을 달리며 활을 쏘아 과녁 맞