パソコン/インターネット Relationship

 

Android 2.2を紹介、キャリアやメーカーが語るスマートフォン


講演会場はほぼ満席で、立見の来場者も出るほどの盛況だった
Google Developer AdvocateのChris Pruett氏。日本市場でのAndroidの技術担当を務めており、講演も流暢な日本語で行った

 日本Andoirdの会は26日、半年に一度行っているコミュニティイベント「Android Bazaar and Conference 2010 Spring」を東京大学駒場キャンパスで開催した。2009年6月、11月に続き今回で3回目。Android関連ベンダーによる講演や、製品・技術に関する展示などが行われた。

 2008年秋に米国で初のAndroid携帯電話「T-Mobile G1」が登場してから1年半あまりが経過し、世界で発売されたAndroid端末は60種類、採用キャリアは59社に上っているという。日本でも今年前半に3大キャリアからAndroid端末が相次いで発売されるなど、この1年でAndroidへの関心は急速な高まりを見せており、会場には多くの開発者やユーザーが詰めかけた。

 Android 2.2の最新機能をデモ

 ちょうど開催2日前に最新バージョン「Android 2.2」(開発コードネームFroyo)のソースコードがダウンロード可能になったということもあり、Android 2.2に対する開発者の関心は高い。この日はGoogleからDeveloper AdvocateのChris Pruett氏が招かれ、5月に米国で開催された開発者向けイベント「Google I/O」で発表されたAndroid 2.2の新機能が説明された。

 まず、現時点でのバージョン別のユーザーの割合だが、Androidマーケットにアカウント登録されている端末情報を元にしたデータによれば、Android 1.5(Cupcake)が25%、1.6(Donut)が25%、2.1(Eclair)が50%で、まだリリースから半年程度にもかかわらず2.1のユーザーが最も多くなっているという。このことから、端末ベンダーなどが既に発売されている端末についてもバージョンアップサービスを積極的に提供している様子が推測できる。


既に半数のユーザーが2.1搭載端末を使用している 30fps以下になると赤い警告表示が出るテストプログラム。画面上のキャラクターが数体のときは体感できる差がなかったが、数を増やして負荷をかけるとAndroid 2.1/2.2の間でパフォーマンスに顕著な違いが見られる


 Android 2.2での新機能は既に公開されているが、

・Dalvik VMへのJust-In-Time(JIT)コンパイラの搭載によりJavaコードの実行速度が2~5倍に 
・新API「Cloud to Device Messaging」で、クラウドサービス側からAndroid端末を呼び出すことが可能に 
・アプリのデータをクラウドで自動保存するApplication Backup API 
・アプリをSDカードに保存可能に 
・端末を無線LANルータ化するWi-Fi Hotspot機能 
・ブラウザにV8 JavaScript Engineを搭載、JavaScriptコードの実行速度が2~3倍に 
・Androidマーケットに自動アップデートと「すべて更新」の機能が追加

 といったものが紹介された。

 JITコンパイラは、アプリの実行時にJavaバイトコードを逐次解釈しながら動作させる従来方式とは異なり、アプリ起動時にネイティブコードへのコンパイルを行う。Pruett氏は、ゲーム画面上で多くのキャラクターを登場させたときのパフォーマンスの違いをデモンストレーションした。ゲーム上で動くキャラクターの数が少ないときは2.1と2.2の差はそれほど顕著ではないものの、キャラクターの数を増やしていくと、描画フレームレートに明らかな違いが生じ、2.1ではフレームレートが30fps以下に落ちてしまうような負荷をかけた際にも2.2ではスムーズな描画が行えていることを説明した。

 Cloud to Device Messagingは、GoogleのサーバーからAndroid端末にメッセージをプッシュ配信することで、クラウド側から端末をコントロールするための仕組み。例として、WebブラウザからAndroid端末をコントロールするデモが行われ、PCのGoogle ChromeでGoogleマップを開いているときに、Chromeの「Sending link to phone」ボタンを押すと、同じ場所の地図がAndroid端末のマップアプリで開かれる様子が披露された。クラウド側をトリガーとして端末に特定の処理をさせることができるようになると、さまざまな他のサービスや機器とAndroid端末を連動させることができる。


Google Chromeのアトレスバー右端にあるボタンを押すと、Android端末にURLがプッシュされる例。このChromeは新APIのテスト用で、まだ公開されていない


 Androidではアプリの標準実行環境としてDalvik VMを採用しているため、Androidマーケットで流通するアプリのOSバージョン間の互換性は高いといい、Pruett氏は「Googleのドキュメントに書かれているAPIだけを使って開発すれば、特に互換性に気をつけるというほどではなく、普通に開発しても(OSのバージョンが異なっても)動く」と話す。実際に同氏が制作したゲームアプリはAndroid 1.6をターゲットとして開発したが、1.5でも2.1でも動作し、約30機種の実機テストでも問題は見られなかったという。

 ドコモ山下氏「ライフスタイルも産業構造も“Smart”になる時代」

NTTドコモ スマートフォン事業推進室の山下哲也氏。同社でスマートフォン向けのサービスや戦略を担当する

 NTTドコモ スマートフォン事業推進室 アプリケーション企画担当部長の山下哲也氏は「未来を開く鍵:Smart & Application」と題し、モバイル市場でスマートフォンが盛り上がりを見せていることを通じ、今はあらゆるIT機器やサービスに構造的な変化が起こる時代であり、そのキーワードは「Smart」と「Application」であるとの趣旨で講演を行った。

 Smartという言葉をどう定義するかは論者や文脈によってさまざまだが、極限まで磨かれ、無駄がなく必要なものだけが美しく備わっており、製品に触ったユーザーが直感的に「すごい」と感じられるような製品はSmartなものであると山下氏は述べる。例えばAppleの製品はこの「極限まで磨く」という点に強い意識が注がれており、iPhoneに限らず、Mac miniのような製品を見ても不要なものをすべてそぎ落としたデザインで作り上げられている。しかも、一見シンプルでありながら、内部には複雑な回路が搭載されており、Smartな製品はそのような奥深さを備えていることも求められる。山下氏はこれを「(茶道では)型を崩すことが許されていない。崩そうかと考えてみたことはあるが、崩しようがなかった。無駄をすべて省いているので、崩そうとしたときに全部バラバラになってしまう」と自身でも経験のあるという茶道に例え、「それ以上変えようがないし、何かを足すと汚くなる」(山下氏)というところまで考え抜かれた製品こそが、Smartであると説明した。

 山下氏は、次に「Smart化」すると考えられる分野がテレビであると指摘する。現在のテレビは、リモコンひとつ見ても何十というボタンが搭載されており、しかもそれらのボタンをすべて使いこなしているユーザーはほとんどいない。ボタンを省き、シーンに応じて最適なユーザーインターフェイスを表示するスマートフォンのタッチスクリーンのほうが、コントローラーとしては優れている。また、「家電連携」などと呼ばれる試みはこれまでにも何度となく登場しているが、実際には同じメーカーの限定された機器間でしか連携が取れていない。そればかりか、対応製品の間であっても複雑な設定が必要となることが多い。「設定をしてくださいということ自体がナンセンス」(山下氏)であり、「繋がっているようで実は全部バラバラ」(同)なのが現状だという。


極限まで無駄をそぎ落とし、内部には奥深い機能が搭載されている「Smart」な機器の典型例として上げられたMac mini 「Smart化」はIT機器だけにとどまらず、社会全体の姿を変えていく


 先般、GoogleとソニーがAndroid搭載テレビを軸にした提携を発表したが、これは過去に実現できなかったあらゆる機器が共通の基盤でつながるという時代の幕開けであり、それを実現するのがAndroidであると山下氏は主張する。これまでも個別的には優れた製品があったが、他の幅広い機器と連携・協調した動作は難しく、アプリケーションも特定の環境下でしか動かなかった。例えば、テレビはWindowsを搭載していないし、組み込み系の情報機器ではメモリが少なかったり通信機能が限られていたりという制約があった。しかし、機器の性能が飛躍的に向上し、ネットワークのコストや性能が大きく改善された現在においては、あらゆる要素が連携し、相互に作用しあうことで、それら自身の進化も大幅に加速している。このような時代において、ITのみならず人々のライフスタイルや産業構造自体、ひいては社会そのものが大きく変わりつつある。「従来の7~8年分の進化が、ここ1年半ほどで起こっている。1日24時間は変わらないが、今までの感覚は世界の進化のスピードと合っていない可能性がある」(山下氏)

 例えば、日本のほとんどすべての携帯電話はテンキーパッドを備えているが、この状況に対して山下氏はあえて「『誰がテンキーでやれと言ったのか』と言いたい」と疑問を投げかける。テンキーは工場から出荷してしまうと絶対に変えられないので進化させることはできず、例えば地図のアプリを操作するのにメニューからコマンド操作をする必要がある。これは、キーボードとマウスに縛られたPCの世界でも同じことだ。タッチスクリーンと優れたユーザーインターフェイスの登場でIT機器の表現能力や操作性は劇的な改善を見せており、当たり前だと思っていたことをもう一度意識的に見直していく必要がある。

 そして、Smart化した機器に具体的な役割を持たせ、成果を出すためのカギを握っているのが「Application」である。成功するアプリの共通点として、山下氏は人やものから必要とされる「必要性」、長期にわたって継続的に利用される「継続性」、変化し続ける環境にも適応できる「成長性」の3点を挙げた。例として挙げられたのは「Evernote」で、記録という誰もが「必要」とする用途であり、いったん使い始めるとどの環境からでも「継続」して使わずにはいられなくなるサービスであり、iPadやiPhone 4といった新しい端末にも迅速に対応するなどアプリが「成長」していることで、多くのユーザーから指示を集めていると見ている。

 それに対して、人々が陥ってしまいやすいのが「個別最適化」であると山下氏は指摘。ユーザーはこういう環境でこういう使い方をする、といった前提・仮定の下に製品やサービスは開発されるが、その前提・仮定自体が急速に変化していることに気付かないことは多い。絶えず変化し続ける世の中で、個別ではなく全体にとって何が最適かを見極める視点が常に求められると強調した。

 「世界中のいろいろな要素が変化し続けるときに、過去の延長線上でいままでの仕事の進め方、考え方、コンセンサスの得方なども変えていかないと、実態に合わない。前の考え方と新しいことの間で、基本的な考え方に違いがあるので、一種の闘争になり、これは避けられない。戦っていかないといけないと痛感している」と話す山下氏だが、これまでの携帯電話が「Smart」の世界に入っていくときも同じような問題が発生する。特にドコモは莫大な数の既存ユーザーを抱えており、これまで慣れ親しんだものと違う新しい価値観はユーザーにもすぐには受け入れられない可能性がある。

 それを打開するひとつのカギが「多様性」である。ドコモでは、スマートフォン向けにアプリの情報提供や配信を行っていく「ドコモマーケット」を展開しているが、このサービスはAndroidマーケットと並立で存在している。ドコモが用意したポータルやゲートウェアを通じて外の世界へ出て行く従来のモデルとは違いが見られる。山下氏も「誤解されることも多いが、ドコモマーケットはドミナントなものではなく、単なる一ショップでしかない。ドコモのAndroid端末だけでも既にユーザーが数十万いて、スマートフォン全体ではすぐにも数百万、数千万という世界になる。そうなったときには、お店も専門店や、百貨店などいろいろあっていい」と話し、ドコモとしてもスマートフォン市場のさまざまな場所で競争原理が働くべきと考えていることを強調した。


成功しているアプリには必要性、持続性、成長性を兼ね備えているという共通項がある 新しい価値観が市場持ち込まれるときは「一種の闘争」が避けられないと山下氏は説明した


 会場に集まった製品やサービスの開発者に向けては「過去の因習を切って斬新な価値観を生み出してほしい。過去に素晴らしい価値観があったとしても、これからやろうとしているのは未来の創造。それが破壊的な、『えーっ』というようなものであってもそこに切り込んでいってほしい」「何か新しいものに挑むときに、『もうできない』と思ったらその瞬間で最後。最高の経験に向けて挑戦するという姿勢を持ち続けてほしい」と呼びかけ、「私たちも未来を信じて、新しいSmartな世界に取り組んでいきたい」と述べて講演を締めくくった。

 KDDIのAndroid戦略は国内用と海外モデルの2本柱

KDDI サービス・プロダクト企画本部の上月勝博氏。「IS01は最初メガネケースと言われてしまったが」と振り返りながらも、実機を触ればきっと良さが伝わると呼びかけた

 KDDI サービス・プロダクト企画本部 オープンプラットフォーム部の上月勝博氏は、Android端末「IS01」の発売を前に、同社のAndroidおよびスマートフォン戦略について説明した。

 スマートフォン端末に向けた取り組みが他社に比べ消極的と見られることもままあったKDDIだが、上月氏は同社がCDMA2000という他社とは異なる通信方式を利用していたことをその背景として挙げた。Android OS自体CDMA2000を正式にサポートしたのはバージョン1.6からであり、開発着手が必然的に遅くなってしまったほか、諸外国のCDMA2000ネットワークと比べ周波数割り当てが異なる同社では、海外の端末を日本語化しただけでは使えないという事情もあった。

 現在ではCDMA2000網を採用する海外キャリアからもAndroid端末が多く出され、新800MHz非対応端末の「巻き取り」が終了すれば周波数対応も行いやすくなる。また、同社がハードウェアのプラットフォームとして採用するQualcommもCDMA2000向けチップセットでAndroidを正式サポートするなど環境は整ってきており、今後は海外端末への対応も行いやすくなるという。また、スマートフォンについてはWAPゲートウェイを介さずau.NETのアクセスポイントを使用しているため、YouTubeの視聴などが比較的快適に行えるという。


AndroidがCDMA2000方式に対応したのは1.6からだった 最初の対応に時間がかかる分、その間に日本独自機能の検討・開発を行った


 このような背景があり、そもそもAndroid端末の開発には時間がかかることがわかっていたため、この時間を利用してワンセグなど日本市場向けの専用機能を開発した。今後もアップデートで「@ezweb.ne.jp」ドメインのメールやLISMO等のサービスを追加していくほか、次のAndroid端末では「1台目」として持てる製品を目指す。KDDIとしては、このような日本市場で定番となっている機能をサポートした端末と、最新のOSを搭載した海外端末の2本柱でAndroid端末のラインナップ充実を図っていくという。

 また、日本市場向けの専用端末を開発する際にも、Androidマーケット配信アプリとの互換性が保てるようGoogleの求める端末仕様には従うほか、機能追加もできる限りOSのレベルではなくアプリのレイヤーで対応していくことを基本方針としているという。


フォントは定評のあるモリサワ「新ゴ R」を採用した Androidマーケットに加え「au one Market」を用意。当初、アプリのダウンロードはAndroidマーケットへのリダイレクトで提供するが、8月からは自社サーバーからの配信を開始予定


 IS01の発表直後は市場からの反応も賛否両論であり、かなり厳しい見方をするユーザーもいる中でのAndroid進出だが、店頭サンプルに触れたユーザーからはかなり良い感触を得られているといい、家電量販店などからは発売前にもかかわらず追加発注を受けているという。写真で見るよりも実際はコンパクトで、実機を持ってみると手になじみ、突起物もないデザインはカバンに収納するにも便利という。フォントやユーザーインターフェイス、サウンドなども他のAndroid端末にはない使いやすさ、美しさを目指しており、未体験のユーザーは一度実機に触れてその良さを体感してほしいと上月氏は呼びかけた。

 端末メーカーからはシャープとソニー・エリクソンが登壇


シャープ 通信システム事業本部の白石奈緒樹氏。ZaurusシリーズのOSを手掛け、PDAユーザーにはよく知られる 同事業本部の重田大助氏。Linuxエンジニアで、Linux Zaurusの開発から参加している


 Android端末のメーカーでは、シャープとソニー・エリクソン・モバイルコミュニケーションズの2社が講演を行った。

 シャープ 通信システム事業本部の白石奈緒樹氏は、同社のPDA「Zaurus」シリーズのソフトウェアを長く手がけていたことで知られる、一種のカリスマエンジニアだ。Zaurusも当初は限られたパートナー企業だけにSDKを提供していたのが、一般のエンドユーザーによる開発を可能にし、そしてLinux採用機種を出すなど、オープン化の流れとともに成長してきたデバイスだった。Androidに関しては事業所の誰よりも早く注目し、検討を開始していたといい、「多くの人が知恵を出しあっており、端末・アプリ・サービスかすごく進化していくと感じた」とコメント。また、「IS01」「SH-10B」では、PDAで豊富な経験を持つシャープだからこそ分かる日本人のニーズに対応できたとアピールした。

 OS部分を担当した同社の重田大助氏は、Androidが標準サポートしていない960×480ドット画面への対応や、携帯電話という機器に合わせたLinuxカーネルの開発について解説。Androidの公開APIの挙動は変えずフルスクリーン利用のためのAPIを追加する、公開することを意識して開発する、どのアプリケーションからもフルスクリーンAPIは使用可能といったルールを策定してから開発を行ったという。また、万が一root権限を取得された場合にセキュリティ上の問題が発生しないよう、デバッグ用途の機能についてはLinuxカーネルから除外しているという。


IS01・SH-10BではオープンソースのAndroidを国内メーカーとして初採用したが、オープンソース化の流れにはこれまでのシャープPDAで既に与していた 開発にあたって4つの基本ルールを定め、このルールに則ってカスタマイズを行った


 ソニー・エリクソンからは営業本部 マーケティング部の小林弘明氏が登壇し、マーケティング担当者の観点からスマートフォンの市場構造について分析を行った。累計出荷台数ではやはりiPhoneが圧倒的で、キャリアと端末ベンダーの関係や、アプリのマーケットといった構造はAppleが築いたものであることを小林氏も認める。スマートフォンの分野においては、端末メーカー自体の力が生み出すのは端末そのものと専用のサービス、そして一部のプリインストールアプリや純正アクセサリ類に限られ、その外側にサードパーティ製のアプリや周辺機器など大きな市場があることを指摘し、そのような外側の力をどのようにしてうまく取り込めるかが成功のカギと見ているという。

 ソニーはこれまでAV機器を販売する際、家電量販店や特約店といった販売チャネルとの緊密な関係を通じてエンドユーザーに商品を届けていたが、スマートフォンのアプリ市場においては、開発者とエンドユーザーの間をつなぐのがソニー・エリクソンの役割だ。立ち位置は異なるが、第三者の力を得てマーケット自体を盛り上げていくというのは共通であり、Xperiaのマーケティング活動においては開発者コミュニティとの間のコミュニケーションを密にしていくことが重要と考えているという。また、特定のプレイヤーが市場の構造を支配する製品ではなく、Androidは自由な市場であることが大きなメリットであると認識しており、Androidの自由さとソニー・エリクソンのデザイン性を訴える大規模なキャンペーンを7月中旬より開始すると小林氏は予告した。


ソニー・エリクソン・モバイルコミュニケーションズ 営業本部の小林弘明氏。ソニーで長年世界各国のマーケティングを担当した後にソニー・エリクソンの国内マーケティング担当となった 同社が独自に産出したスマートフォンの売上台数シェア。XPERIAの発売月はiPhoneを上回ったと見ているが、iPhoneの勢いも衰えておらず、「まだお互いに食い合うような市場ではない」と分析
ソニーのAV機器の展開にあたっては、エンドユーザーの関係を築くために販売店との関係が重要だった。立ち位置は変わるが、スマートフォン市場においては開発者との関係が同様になる


 



(日高 彰) 


( ‘Θ‘)ψ Android 2.2

 

Android 2.2를 소개, 캐리어나 메이커가 말하는 스마트 폰


강연회장은 거의 만석으로, 입석의 내장자도 나올 정도의 성황이었다
Google Developer Advocate의 Chris Pruett씨.일본 시장에서의 Android의 기술 담당을 맡고 있어 강연도 유창한 일본어로 갔다

 일본 Andoird의 회는 26일, 반년에 한 번 가고 있는 커뮤니티 이벤트 「Android Bazaar and Conference 2010 Spring」를 도쿄대학 코마바 캠퍼스에서 개최했다.2009년 6월, 11월에 이어 이번에 3번째.Android 관련 벤더에 의한 강연이나, 제품·기술에 관한 전시등이 행해졌다.

 2008년 가을에 미국에서 첫 Android 휴대 전화 「T-Mobile G1」가 등장하고 나서 1년반 남짓이 경과해, 세계에서 발매된 Android 단말은 60 종류, 채용 캐리어는 59사에 달하고 있다고 한다.일본에서도 금년 전반에 3대캐리어로부터 Android 단말이 연달아 발매되는 등, 이 1년에 Android에의 관심은 급속한 고조를 보이고 있어 회장에는 많은 개발자나 유저가 몰려들었다.

 Android 2.2의 최신 기능을 데모

 정확히 개최 2일전에 최신 버젼 「Android 2.2」(개발 코드네임 Froyo)의 원시 코드가 다운로드 가능하게 되었다고 하기도 해, Android 2.2에 대한 개발자의 관심은 높다.이 날은 Google로부터 Developer Advocate의 Chris Pruett씨가 초대되어 5월에 미국에서 개최된 개발자를 위한 이벤트 「Google I/O」로 발표된 Android 2.2의 신기능이 설명되었다.

 우선, 현시점에서의 버젼별의 유저의 비율이지만, Android 마켓에 어카운트 등록되어 있는 단말 정보를 바탕으로 한 데이터에 의하면, Android 1.5(Cupcake)가 25%, 1.6(Donut)이 25%, 2.1(Eclair)이 50%으로, 아직 릴리스로부터 반년 정도에도 불구하고 2.1의 유저가 가장 많아지고 있다고 한다.이것으로부터, 단말 벤더등이 이미 발매되고 있는 단말에 대해서도 버전 업 서비스를 적극적으로 제공하고 있는 모습을 추측할 수 있다.


이미 반수의 유저가 2.1 탑재 단말을 사용하고 있다 30 fps 이하가 되면 붉은 경고 표시가 나오는 테스트 프로그램.화면상의 캐릭터가 수체 때는 체감 할 수 있는 차이가 없었지만, 수를 늘리고 부하를 걸치면 Android 2.1/2.2의 사이에 퍼포먼스에 현저한 차이를 볼 수 있다

 Android 2.2로의 신기능은 이미 공개되고 있지만,

·Dalvik VM에의 Just-In-Time(JIT) 컴파일러의 탑재에 의해 Java 코드의 실행 속도가2~5배에 
· 신API 「Cloud to Device Messaging」로, 곳간 땅두릅 서비스측으로부터 Android 단말을 호출하는 것이 가능하게 
·어플리의 데이터를 곳간 땅두릅으로 자동 보존하는 Application Backup API 
·어플리를 SD카드로 보존 가능하게 
·단말을 무선 LAN 라우터화하는 Wi-Fi Hotspot 기능 
·브라우저에 V8 JavaScript Engine를 탑재, JavaScript 코드의 실행 속도가2~3배에 
·Android 마켓에 자동 업데이트와 「모두 갱신」의 기능이 추가

 그렇다고 한 것이 소개되었다.

 JIT 컴파일러는, 어플리의 실행시에 Java 바이트 코드를 순서대로 해석하면서 동작시키는 종래 방식과는 달라, 어플리 기동시에 native code에의 컴파일을 실시한다.Pruett씨는, 게임 화면상에서 많은 캐릭터를 등장시켰을 때의 퍼포먼스의 차이를 데먼스트레이션 했다.게임상에서 움직이는 캐릭터의 수가 적을 때는 2.1으로 2.2의 차이는 그만큼 현저하지 않기는 하지만, 캐릭터의 수를 늘려 가면, 묘화 frame rate에 분명한 차이가 생겨 2.1에서는 frame rate가 30 fps 이하에 떨어져 버리는 부하를 걸쳤을 때에도 2.2에서는 부드러운 묘화를 실시할 수 있고 있는 것을 설명했다.

 Cloud to Device Messaging는, Google의 서버로부터 Android 단말에 메세지를 푸쉬 전달하는 것으로, 곳간 땅두릅측으로부터 단말을 컨트롤하기 위한 구조.예로서 Web 브라우저로부터 Android 단말을 컨트롤 하는 데모를 해 PC의 Google Chrome로 Google 맵을 열고 있을 때, Chrome의 「Sending link to phone」버튼을 누르면, 같은 장소의 지도가 Android 단말의 맵 어플리로 열리는 모습이 피로되었다.곳간 땅두릅측을 트리거로서 단말에 특정의 처리를 시킬 수 있게 되면, 다양한 다른 서비스나 기기와 Android 단말을 연동시킬 수 있다.


Google Chrome의 아트레스바 우단에 있는 버튼을 누르면, Android 단말에 URL가 푸쉬 되는 예.이 Chrome는 신API의 테스트용으로, 아직 공개되어 있지 않다

 Android에서는 어플리의 표준 실행 환경으로서 Dalvik VM를 채용하고 있기 위해, Android 마켓에서 유통하는 어플리의 OS버젼간의 호환성은 높으면 좋은, Pruett씨는 「Google의 문서에 쓰여져 있는 API만을 사용해 개발하면, 특히 호환성을 조심한다고 할 정도가 아니고, 보통으로 개발해도(OS의 버젼이 달라도) 움직인다」라고 이야기한다.실제로 동씨가 제작한 게임 어플리는 Android 1.6을 타겟으로서 개발했지만, 1.5에서도 2.1에서도 동작해, 약 30기종의 실기 테스트에서도 문제는 볼 수 없었다고 한다.

 도코모 야마시타씨 「라이프스타일도 산업구조도“Smart”가 되는 시대」

NTT 도코모 스마트 폰 사업 추진실의 야마시타 테츠야씨.동사에서 스마트 폰 전용의 서비스나 전략을 담당한다

 NTT 도코모 스마트 폰 사업 추진실 어플리케이션 기획 담당 부장 야마시타 테츠야씨는 「미래를 여는 열쇠:Smart & Application」라고 제목을 붙여, 모바일 시장에서 스마트 폰이 고조를 보이고 있는 것을 통해서 지금은 모든 IT기기나 서비스에 구조적인 변화가 일어나는 시대여, 그 키워드는 「Smart」과「Application」이다라는 취지로 강연을 실시했다.

 Smart라는 말을 어떻게 정의할까는 논자나 문맥에 의해서 다양하지만, 극한까지 닦아져 헛됨이 없고 필요한 것만이 아름답게 갖춰지고 있어 제품에 손댄 유저가 직감적으로 「대단해」라고 느껴지는 제품은 Smart인 물건이라고 야마시타씨는 말한다.예를 들면 Apple의 제품은 이 「극한까지 닦는다」라고 하는 점에 강한 의식이 따라지고 있어 iPhone에 한정하지 않고, Mac mini와 같은 제품을 봐도 불필요한 것을 모두 배제한 디자인으로 만들어낼 수 있고 있다.게다가, 일견 심플하면서, 내부에는 복잡한 회로가 탑재되고 있어 Smart인 제품은 그러한 깊숙함을 갖추고 있는 일도 요구된다.야마시타씨는 이것을 「(다도에서는) 형태를 무너뜨리는 것이 허락되지 않았다.무너뜨릴까하고 생각해 본 것은 있지만, 붕 방법이 없었다.헛됨을 모두 생략하고 있으므로, 무너뜨리려고 했을 때에 전부 뿔뿔이 흩어지게 되어 버린다」라고 자신이라도 경험이 있다고 하는 다도에 가령, 「그 이상 바꿀 방법이 없고, 무엇인가를 더하면 더러워진다」(야마시타씨)이라고 하는 곳(중)까지 깊이 생각해진 제품이, Smart이다고 설명했다.

 야마시타씨는, 다음에 「Smart화」한다고 생각되는 분야가 텔레비젼이다고 지적한다.현재의 텔레비젼은, 리모콘 하나 봐도 몇십이라고 하는 버튼이 탑재되고 있어 게다가 그러한 버튼을 모두 잘 다루고 있는 유저는 거의 없다.버튼을 생략해, 장면에 따라 최적인 유저 인터페이스를 표시하는 스마트 폰의 터치 스크린 쪽이, 콘트롤러로서는 우수하다.또, 「가전 제휴」등으로 불리는 시도는 지금까지도 여러번 등장하고 있지만, 실제로는 같은 메이커의 한정된 기기간에 밖에 제휴를 잡히지 않았다.그것뿐만 아니라, 대응 제품의 사이에서 만나도 복잡한 설정이 필요한 것이 많다.「설정을 해 주세요라고 하는 것 자체가 넌센스」(야마시타씨)이어, 「연결되고 있는 것 같고 실은 전부 뿔뿔이」( 동)인 것이 현상이라고 한다.


극한까지 헛됨을 배제해, 내부에는 깊숙한 기능이 탑재되고 있는 「Smart」인 기기의 전형예로서 거론된 Mac mini 「Smart화」는 IT기기에만 머물지 않고, 사회 전체의 모습을 바꾸어 간다

 지난번, Google와 소니가 Android 탑재 TV를 축으로 한 제휴를 발표했지만, 이것은 과거에 실현될 수 없었던 모든 기기가 공통의 기반으로 연결된다고 하는 시대의 개막이며, 그것을 실현하는 것이 Android이라고 야마시타씨는 주장한다.지금까지도 개별적으로는 뛰어난 제품이 있었지만, 다른 폭넓은 기기와 제휴·협조한 동작은 어렵고, 어플리케이션도 특정의 환경하에서 밖에 움직이지 않았다.예를 들면, 텔레비젼은 Windows를 탑재하고 있지 않고, 편입계의 정보 기기에서는 메모리가 적거나 통신 기능이 한정되어 있거나라고 하는 제약이 있었다.그러나, 기기의 성능이 비약적으로 향상해, 네트워크의 코스트나 성능이 크게 개선된 현재에 있어서는, 모든 요소가 제휴해, 서로 서로 작용하는 것으로 , 그것들 자신의 진화도 큰폭으로 가속하고 있다.이러한 시대에 있고, IT 뿐만 아니라 사람들의 라이프스타일이나 산업구조 자체, 나아가서는 사회 그 자체가 크게 바뀌고 있다.「종래의7~8년분의 진화가, 최근 1년반 정도로 일어나고 있다.1일 24시간은 변함없지만, 지금까지의 감각은 세계의 진화의 스피드로 맞지 않을 가능성이 있다」(야마시타씨)

 예를 들면, 일본의 거의 모든 휴대 전화는 숫자 패드 패드를 갖추고 있지만, 이 상황에 대해서 야마시타씨는 굳이 「 「누가 숫자 패드로 했는가」라고 말하고 싶다」라고 의문을 던진다.숫자 패드는 공장으로부터 출하해 버리면 절대로 바꿀 수 없기 때문에 진화시키지 못하고, 예를 들면 지도의 어플리를 조작하는데 메뉴로부터 커멘드 조작을 할 필요가 있다.이것은, 키보드와 마우스에 묶인 PC의 세계에서도 같은 것이다.터치 스크린과 뛰어난 유저 인터페이스의 등장에서 IT기기의 표현 능력이나 조작성은 극적인 개선을 보이고 있어 당연하다고 생각한 것을 한번 더 의식적으로 재검토해 갈 필요가 있다.

 그리고, Smart화한 기기에 구체적인 역할을 갖게하고 성과를 내기 위한 열쇠를 잡고 있는 것이 「Application」이다.성공하는 어플리의 공통점으로서 야마시타씨는 사람이나 물건으로부터 필요하게 되는 「필요성」, 장기에 걸쳐 계속적으로 이용되는 「계속성」, 계속 변화하는 환경에도 적응할 수 있는 「성장성」의 3점을 올렸다.예로서 들고 있던 것은 「Evernote」로, 기록이라고 하는 누구나가 「필요」라고 하는 용도이며, 일단 사용하기 시작하면 어느 환경으로부터에서도 「계속」해 사용하지 않고서는 견딜 수 없게 되는 서비스이며, iPad나 iPhone 4라고 한 새로운 단말에도 신속히 대응하는 등 어플리가 「성장」하고 있는 것으로, 많은 유저로부터 지시를 모으고 있다고 보고 있다.

 그에 대하고, 사람들이 빠져 수납하기 쉬운 것이 「개별 최적화」이라고 야마시타씨는 지적.유저는 이런 환경에서 이런 사용법을 한다, 라고 하는 전제·가정아래에 제품이나 서비스는 개발되지만, 그 전제·가정 자체가 급속히 변화하고 있는 것에 깨닫지 않는 것은 많다.계속 끊임 없이 변화하는 세상에서, 개별은 아니고 전체에 있어서 무엇이 최적인가를 판별하는 시점이 항상 요구된다고 강조했다.

 「온 세상의 여러가지 요소가 계속 변화할 때 , 과거의 연장선상에서 지금까지의 일의 진행방식, 생각, 의견 일치의 얻는 방법 등도 바꾸어 가지 않으면 실태에 맞지 않는다.전의 생각과 새로운 일의 사이로, 기본적인 생각에 차이가 있으므로, 일종의 투쟁이 되어, 이것은 피할 수 없다.싸워 가지 않으면 안 되면 통감하고 있다」라고 이야기하는 야마시타씨이지만, 지금까지의 휴대 전화가 「Smart」의 세계에 들어갈 때도 같은 문제가 발생한다.특히 도코모는 막대한 수의 기존 유저를 안고 있어, 지금까지 익숙해진 것과 다른 새로운 가치관은 유저에게도 빨리는 받아 들여지지 않을 가능성이 있다.

 그것을 타개하는 하나의 열쇠가 「다양성」이다.도코모에서는, 스마트 폰 전용으로 어플리의 정보 제공이나 전달을 실시해 가는 「도코모 마켓」을 전개하고 있지만, 이 서비스는 Android 마켓과 병립으로 존재하고 있다.도코모가 준비한 포털이나 게이트 웨어를 통해서 밖의 세계에 나가는 종래의 모델이란 차이를 볼 수 있다.야마시타씨도 「오해 받는 것도 많지만, 도코모 마켓은 도미넌트인 물건이 아니고, 단순한 1 숍에 지나지 않는다.도코모의 Android 단말만으로도 이미 유저가 수십만 있고, 스마트 폰 전체에서는 곧바로도 수백만, 수천만이라고 하는 세계가 된다.그렇게 되었을 때에는, 가게도 전문점이나, 백화점등 여러 가지 있어 좋다」라고 이야기해, 도코모라고 해도 스마트 폰 시장의 다양한 장소에서 경쟁 원리가 일해야 하는 것이라고 생각하고 있는 것을 강조했다.


성공하고 있는 어플리에는 필요성, 지속성, 성장성을 겸비하고 있다고 하는 공통항이 있다 새로운 가치관이 시장 반입될 때는 「일종의 투쟁」을 피할 수 없으면 야마시타씨는 설명했다

 회장에 모인 제품이나 서비스의 개발자에게 향해 「과거의 인습을 잘라 참신한 가치관을 낳으면 좋겠다.과거에 훌륭한 가치관이 있었다고 해도, 지금부터 하려 하고 있는 것은 미래의 창조.그것이 파괴적인, 「네-」라고 하는 물건이어도 거기에 돌진해 가면 좋겠다」 「무엇인가 새로운 것에 도전할 때, 「더이상 할 수 없다」라고 생각하면 그 순간에 최후.최고의 경험을 향해서 도전한다고 하는 자세를 계속 가지면 좋겠다」라고 호소해 「우리도 미래를 믿고, 새로운 Smart인 세계에 임해 가고 싶다」라고 말하고 강연을 매듭지었다.

 KDDI의 Android 전략은 국내용과 해외 모델의 2 홈바시라

KDDI 서비스·프로덕트 기획 본부의 코우즈키 카츠히로씨.「IS01는 최초 안경 케이스라고 말해져 버렸지만」이라고 되돌아 보면서도, 실기를 손대면 반드시 좋은 점이 전해진다고 호소했다

 KDDI 서비스·프로덕트 기획 본부 오픈 플랫폼부의 코우즈키 카츠히로씨는, Android 단말 「IS01」의 발매를 앞두고, 동사의 Android 및 스마트 폰 전략에 대해 설명했다.

 스마트 폰 단말을 향한 대처가 타사에 비해 소극적과 견개와도 있던 KDDI이지만, 코우즈키씨는 동사가 CDMA2000라고 하는 것 외 회사와는 다른 통신 방식을 이용하고 있던 것을 그 배경으로서 들었다.Android OS자체 CDMA2000를 정식으로 서포트한 것은 버젼 1.6으로부터여, 개발 착수가 필연적으로 늦어져 버린 것 외, 여러 나라의 CDMA2000 네트워크와 비교해 주파수 할당이 다른 동사에서는, 해외의 단말을 일본어화한 것 만으로는 사용할 수 없다고 하는 사정도 있었다.

 현재는 CDMA2000망을 채용하는 해외 캐리어로부터도 Android 단말이 많이 나와 신800 MHz비대응 단말의 「두루마리」가 종료되면 주파수 대응도 실시하기 쉬워진다.또, 동사가 하드웨어의 플랫폼으로서 채용하는 Qualcomm도 CDMA2000를 위한 칩 세트로 Android를 정식 서포트하는 등 환경은 갖추어져 오고 있어 향후는 해외 단말에의 대응도 실시하기 쉬워진다고 한다.또, 스마트 폰에 대해서는 WAP 게이트웨이를 개좌도 au.NET의 액세스 포인트를 사용하고 있기 위해, YouTube의 시청등이 비교적 쾌적하게 실시할 수 있다고 한다.


Android가 CDMA2000 방식으로 대응한 것은 1.6으로부터였다 최초의 대응에 시간이 걸리는 분 , 그 사이에 일본 독자 기능의 검토·카이하츠를 실시했다

 이러한 배경이 있어, 원래 Android 단말의 개발에는 시간이 걸리는 것을 알 수 있고 있었기 때문에, 이 시간을 이용해 원세그 등 일본 시장용의 전용 기능을 개발했다.향후도 업데이트로 「@ ezweb.ne.jp」도메인의 메일이나 LISMO등의 서비스를 추가해 나가는 것 외에 다음의 Android 단말에서는 「1대째」로서 가질 수 있는 제품을 목표로 한다.KDDI로서는, 이러한 일본 시장에서 정평이 되고 있는 기능을 서포트한 단말과 최신의 OS를 탑재한 해외 단말의 2 홈바시라로 Android 단말의 라인 업 충실을 도모해 간다고 한다.

 또, 일본 시장용의 전용 단말을 개발할 때에도, Android 마켓 전달 어플리와의 호환성을 유지할 수 있도록 Google가 요구하는 단말 사양에는 따르는 것 외에 기능 추가도 가능한 한 OS의 레벨은 아니고 어플리의 층으로 대응해 나가는 것을 기본방침으로 하고 있다고 한다.


폰트는 정평이 있는 모리사와 「 신고 R」를 채용했다 Android 마켓에 가세해 「au one Market」를 준비.당초, 어플리의 다운로드는 Android 마켓에의 리디렉트로 제공하지만, 8월부터는 자사 서버로부터의 전달을 개시 예정

 IS01의 발표 직후는 시장으로부터의 반응도 찬반양론이며, 꽤 엄격한 견해를 하는 유저도 있는 가운데의 Android 진출이지만, 매장 샘플에 접한 유저에게서는 꽤 좋은 감촉을 얻을 수 있고 있으면 좋은, 가전 양판점등에서는 발매전에도 불구하고 추가 발주를 받고 있다고 한다.사진으로 보는 것보다도 실제는 컴팩트하고, 실기를 가져 보면 손에 친숙해져, 돌기물도 없는 디자인은 가방에 수납하기에도 편리라고 한다.폰트나 유저 인터페이스, 사운드등도 다른 Android 단말에는 없는 편리한 사용, 아름다움을 목표로 하고 있어 미체험의 유저는 한 번 실기에 접해 그 좋은 점을 체감 해 주었으면 하면 코우즈키씨는 호소했다.

 단말 메이커에서는 샤프와 소니·에릭슨이 등단


샤프 통신 시스템 사업 본부의 시라이시 나오 이츠키씨.Zaurus 시리즈의 OS를 다루어 PDA 유저에게는 잘 알려진다 동사업 본부의 시게타 오스케씨.Linux 엔지니어로, Linux Zaurus의 개발로부터 참가하고 있다

 Android 단말의 메이커에서는, 샤프와 소니·에릭슨·모바일 커뮤니케이션의 2사가 강연을 실시했다.

 샤프 통신 시스템 사업 본부의 시라이시 나오 이츠키씨는, 동사의 PDA 「Zaurus」시리즈의 소프트웨어를 길게 다루고 있던 것으로 알려진, 일종의 카리스마 엔지니어다.Zaurus도 당초는 한정된 파트너 기업인 만큼 SDK를 제공하고 있었던 것이, 일반의 최종 사용자에 의한 개발을 가능하게 해, 그리고 Linux 채용 기종을 내는 등, 오픈화가 흐른것과 동시에 성장해 온 디바이스였다.Android에 관해서는 사업소의 누구보다 빨리 주목해, 검토를 개시하고 있었다고 해, 「많은 사람이 지혜를 서로 내고 단말·어플리·서비스인가 몹시 진화해 나간다고 느꼈다」라고 코멘트.또, 「IS01」 「SH-10 B」에서는, PDA로 풍부한 경험을 가지는 샤프하기 때문에야말로 아는 일본인의 요구에 대응할 수 있었다고 어필 했다.

 OS부분을 담당한 동사의 시게타 오스케씨는, Android가 표준 서포트하고 있지 않는960𴦸닷 화면에의 대응이나, 휴대 전화라고 하는 기기에 맞춘 Linux 커넬의 카이하츠에 도착해 해설.Android의 공개 API의 거동은 바꾸지 않고 풀 스크린 이용을 위한 API를 추가하는, 공개하는 것을 의식해 개발하는, 어느 어플리케이션으로부터도 풀 스크린 API는 사용 가능이라고 하는 룰을 책정하고 나서 카이하츠를 실시했다고 한다.또, 만일 root 권한이 취득되었을 경우에 시큐러티상의 문제가 발생하지 않게, 디버그 용도의 기능에 대해서는 Linux 커넬로부터 제외하고 있다고 한다.


IS01·SH-10 B에서는 오픈 소스의 Android를 국내 메이커로서 처음 채용했지만, 오픈 소스화의 흐름에는 지금까지의 샤프 PDA로 이미 여 하고 있었다 개발에 해당해 4개의 기본 룰을 정해 이 룰에 준거하고 커스터마이즈를 실시했다

 소니·에릭슨에서는 영업본부 마케팅부의 코바야시 히로아키씨가 등단 해, 마케팅 담당자의 관점으로부터 스마트 폰의 시장 구조에 대하고 분석을 실시했다.누계 출하 대수에서는 역시 iPhone가 압도적이고, 캐리어와 단말 벤더의 관계나, 어플리의 마켓이라고 하는 구조는 Apple가 쌓아 올린 것인 것을 코바야시씨도 인정한다.스마트 폰의 분야에 있어서는, 단말 메이커 자체의 힘이 낳는 것은 단말 그 자체와 전용의 서비스, 그리고 일부의 프리 인스톨 어플리나 순정 악세사리류에 한정되어 그 외 측에 써드파티제의 어플리나 주변기기 등 큰 시장이 있는 것을 지적해, 그러한 외측의 힘을 어떻게 해 잘 수중에 넣을 수 있을지가 성공의 열쇠라고 보고 있다고 한다.

 소니는 지금까지 AV기기를 판매할 때, 가전 양판점이나 특약점이라고 하는 판매 채널과의 긴밀한 관계를 통해서 최종 사용자에 상품을 보내고 있었지만, 스마트 폰의 어플리 시장에 있어서는, 개발자와 최종 사용자의 사이를 잇는 것이 소니·에릭슨의 역할이다.서 위치는 다르지만, 제삼자가 힘을 얻어 마켓 자체를 북돋워 간다는 것은 공통이며, Xperia의 마케팅 활동에 대해 개발자 커뮤니티와의 사이의 커뮤니케이션을 조밀하게 해 나가는 것이 중요라고 생각하고 있다고 한다.또, 특정의 플레이어가 시장의 구조를 지배하는 제품이 아니고, Android는 자유로운 시장인 것이 큰 메리트이다고 인식하고 있어, Android의 자유로움과 소니·에릭슨의 디자인성을 호소하는 대규모 캠페인을 7월 중순부터 개시하면 코바야시씨는 예고했다.


소니·에릭슨·모바일 커뮤니케이션 영업본부의 코바야시 히로아키씨.소니에서 오랜 세월 세계 각국의 마케팅을 담당한 후에 소니·에릭슨의 국내 마케팅 담당이 되었다 동사가 독자적으로 낳은 스마트 폰의 매상 대수 쉐어.XPERIA의 발매월은 iPhone를 웃돌았다고 보고 있지만, iPhone의 기세도 쇠약해지지 않고, 「 아직 서로 서로 먹는 시장은 아니다」라고 분석
소니의 AV기기의 전개에 해당해서는, 최종 사용자의 관계를 쌓아 올리기 위해서 판매점과의 관계가 중요했다.서 위치는 바뀌지만, 스마트 폰 시장에 있어 개발자와의 관계가와 같이 된다

 



(히다카 아키라) 



TOTAL: 3175

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